- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子
今回のテーマはひざの痛み。痛みタイプ別のセルフチェックと改善法を紹介する。
オープニング映像。
坂下千里子さんと石丸幹二さんが登場。改善の鍵は筋肉にあり!ひざ痛3つのタイプ別改善法。登坂さんは引退したら膝痛はなくなるかと思っていたが、いまもひざ痛が出るという。原因はいろいろあるという。怪我か病気か。リウマチ、変形性ひざ関節症も多い。変形性ひざ関節症の患者数は自覚症状がない人も合わせると3000万人だといわれる。加齢などによりひざの軟骨がすり減る。歩けなくなる可能性もある病だとのこと。変形性ひざ関節症は筋肉との関係があるという。運動不足や加齢などによって筋力が弱くなり、下半身のバランスが崩れる。ひざ関節にとっては一番の負担になるという。トレーニングによって痛みは改善できるとのこと。
今回ひざ痛のタイプを、1階段を上る時、2階段を下りる時、3しばらく歩いた時のを3つに分類し、タイプ別に改善法を紹介する。階段を上る時に痛むタイプは内側広筋が弱っている。椅子に座りかかとを見せるように足をのばすと見える。このタイプは椅子から立ち上げるときや正座をする時に痛む場合もある。改善法は「かかとキック」。椅子に浅く腰掛けて姿勢よく座り、かかとを見せつけるように足を伸ばす。
- キーワード
- 内側広筋
階段を降りる時に痛い人は体重が足にかかるタイミングでその足が痛くなる場合が多い。
階段を降りる時にひざが痛い人は骨盤を支えて身体全体のバランスを取る中臀筋が衰えている場合が多く、階段を降りる際にバランスがぐらついて骨がこすれて痛みを感じるという。他にも玄関の段差や坂道などで痛みを感じる場合、中臀筋が衰えている可能性がある。今回は中臀筋を鍛えるゴロ寝膝上げを紹介した。
3つ目はしばらく歩くと痛いタイプの人で、歩き出して5~10分程度経つと痛みが出るという。
しばらく歩いた時に痛い人は足の指の筋肉が衰えている可能性があり、足の指で地面をしっかり掴む力の衰えにも繋がって足元のバランスが悪くなり、膝の間接がぐらついて軟骨がこすれて痛みが出る場合がある。他にも立ち仕事などで痛みを感じる場合には、足の指の筋肉が衰えている可能性がある。今回は足の指の筋肉を鍛える足ゆび壁ドンなどを紹介した。
変形性ひざ関節症の症状が悪化した場合には手術も選択肢の一つで、主に骨切り術と人口膝かんせつの2種類がある。骨切り術は膝の骨を矯正ながら骨を切って整える手術で、自分の骨を利用するため治療後もスポーツなどができる一方で、変形が強すぎたり松葉杖が使えない高齢者は適用外となる。人口膝かんせつの場合は耐用年数が20年のため、場合によっては再手術が必要になる。一方2年前から保険適用となった画期的な日帰り手術方法もある。
変形性ひざ関節症の日帰り手術が末梢神経ラジオ波焼灼術で、電極ばりを膝の神経に刺してラジオ波で熱を加えて鈍らせることで膝の痛みを改善できる。手術は局所麻酔のため患者と会話をしながらでき、30分程度で終わる。効果は術後すぐに現れ、治療の効果は1~2年のためこの間に筋肉を鍛えるなど根本治療を行う。費用は保険適用で5万円程度
次回予告を行った。
エンディングの挨拶。
がっちりマンデー!!の番組宣伝を行った。
