- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 石原良純 入山法子
オープニング映像。
今回は皇居の目の前「竹橋」に初出没。山田五郎は「この街だけはやってほしくない。都心最後の穴場」と語った。超老舗が作る個性派スパゲッティ、商社マンが愛する極上の担々麺、普段は非公開の秘密の場所などを紹介する。
竹橋の第20位は「江戸城 本丸跡」。竹橋駅の名前の由来となったのが皇居のお濠にかかる「竹橋」。現在はコンクリートだが、江戸時代は竹で編んだ橋だったのが名前の由来(諸説あり)だという。竹橋駅の目の前にある皇居東御苑は入園無料。江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部だった場所。本丸だった場所には芝生が広がる。浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけた松の廊下の跡地には石碑が建っている。
竹橋の第18位は「神田ポートビル」。印刷会社だった建物をリノベーションして2021年オープン。地下1階はサウナラボ神田。バルト三国ではポピュラーだという「ウィスキング」(要予約)を受けられる。濡れた白樺の葉を使った施術でリラックス効果を得られるという。2・3階は糸井重里が運営する動画配信サービス「ほぼ日の學校」の撮影スタジオ。各界の著名人がトークショーをしてアプリでも配信。施設を手がけたのは1階で「あかるい写真館」を営む写真家・池田晶紀さん。神田っ子のポートレートをまとめた写真集を出版し、神田の街づくりに携わってきた。道路に畳を敷いて行う不定期イベント「なんだかんだ」も行っている。
竹橋 BEST20の17位は、パレスサイドビル レストラン街。パレスサイドビルは1966年に竣工されたオフィスビルには多くの企業が入っている。B1がレストラン街で、くいものやじゃぽん 本店の名物は銀鮭の切り身を焼いた銀鮭の岩塩焼き定食。ひときわ長い行列を作っているのがとんかつ まるや竹橋店。特ロースかつ定食が1100円。
竹橋の第16位は「阿曽理容店」。こちらに惚れ込んだ一人が鈴木善幸元総理。店のスタッフは全員が70代。
竹橋の第15位は「天守台」。江戸城の天守閣は1657年、明暦の大火で消失。保科正之が江戸の街の復興に金を使うべしとして、天守台が再建された時点で江戸城再建の計画は中止になった。
パレスサイドビルの中でも人気の一軒は 赤坂飯店。昭和31年に赤坂で創業し軽井沢にあった赤坂飯店は別荘族に愛された店だった。竹橋にはビルが完成した1966年に出店。得に大手総合商社の社員たちに愛されてきた日本貿易会の月報にはこの店が紹介されているが担々麺が特集されていた。自家製醤油にラー油ダレ、ゴマペーストをたっぷり加えて特注の太麺をあわせる。
廣瀬與兵衛商店は2023年にオープンしたが竹橋界隈で働く人に人気。この店を作ったのは明治13年に炭問屋として創業したが料理には炭を分だんに使用している。ランチの名物は「炭」バーグ。さらにレストランの隣には良質な炭を集めたショールームもある。展示、販売している。最高峰は15キロで2万円の姥目上小丸の炭。また炭でBBQなどが楽しめる。
武蔵野書院は神田錦町の路地裏にある出版社。日本古典文学や日本語研究の専門出版社。後の文学界に多大な影響を与えた梶井基次郎の檸檬も出版した。
パレスサイドビルにある店のタカサゴはランチ時には熱烈なファンが行列を作る洋食屋。人気メニューは炒めたスパゲティとカツの上にミートソースをかけたカツスパゲティー。創業は1650年。創業の地は内神田1丁目で今で言う定食屋の1膳飯屋だった。明治大正を通し大衆食堂となり、パレスサイドビルに移転したのは昭和46年。ヒラメは大ぶりにカットした身を揚げて自家製のタルタルソースをそれた一品。
出没!アド街ック天国の番組宣伝。
KKRホテル東京にあるカレーステーションリラはセルフサービスでホテル自慢のカレーを食べることができ名物のブラックビーフカレーなどの3種が楽しめる。如水会館の中にあるマーキュリーでは豪華なビーフステーキカレーが食べることができる。また昭和55年に開店したボルツは元は40店舗近くを展開する人気のカレー店。甘口や中からという表現を数字で選べるように。また具材を好みで組みあわせることのできるシステムも画期的。具はお任せの町内カレーは常連限定のマイルドでその日のおまかせメニュー。
竹橋 BEST20の9位は、平川門。平川橋は江戸城への入り口の一つ。皇居東御苑ガイドリーダーは、大手門は御玄関口、平川門は御勝手口、多くの方たちも出入りしていたなどと説明した。江戸時代は門限厳守。ある日うっかりと遅れてしまったのが大奥のトップの家光の乳母の春日局。春日局は門を開けるように門番に言うが、門番は規則は規則と絶対に開けなかったという。
竹橋 BEST20の8位は、共立女子学園。鳩山由紀夫の曽祖母の鳩山春子らが、明治19年、共立女子職業学校を設立したのが始まり。共立で特に知られるのが共立講堂。アリスやかぐや姫などが伝説を作ったフォークの聖地と呼ばれた場所。入山法子はフォークの聖地だったのを知らなくてもっとありがたく式に出ればよかったと話した。
竹橋 BEST20の7位は、科学技術館。 こちらには楽しみながら科学を学べる仕掛けが満載。最近人気なのがサウンドという展示室。スタッフのイチオシは、レーザー・ダンスという、2つの点を指で動かすと音量と周波数が変わり音が変化するもの。
竹橋 BEST20の6位は、宮内庁楽部。皇居東御苑にあり、庁舎の中には楽師の練習部屋と高舞台がある。雅楽は重要無形文化財に指定されている。春と秋に雅楽演奏会が開催される。今回上がらせてもらったのは2階の中央。演奏会当日はここで天皇陛下がご鑑賞される。
竹橋 BEST20の5位は、国立公文書館。1階にある常設展示室は誰でも無料で見学可能。令和、平成の書の精密な複製も見られる。売店ではクリアファイル令和も販売されている。今回、普段は入れない地下特別書庫への入室を許された。店には琉球国(沖縄島)など重要文化財になっている貴重な史料が保管されている。さらに日本国憲法の原本もある。天皇の署名と印鑑、御名御璽が記されている。