- 出演者
- 一柳亜矢子 坂下恵理 豊田晴萌
オープニング映像。
京都祇園で恒例の「八朔のあいさつ回り」が行われている。京都の花街などでは、毎年8月1日に芸妓や舞妓が芸事の師匠など日頃お世話になっている人に感謝を伝えようとあいさつ回りをする習慣がある。今日の京都市は午前中から気温が35度を超える猛暑日となったが、芸妓や舞妓たちは正装にあたる黒紋付の衣装を身にまとって街中を歩いていた。このあいさつ回りは新型コロナの影響などのため、例年通りの正装での実施は4年ぶり。
佐賀県内は高気圧に覆われてきょうも朝から強い日差しが照りつけ、午前中から気温が上がっている。午前11時半までの最高気温は佐賀市で34.7℃、嬉野市で34.2℃、白石町で33.7℃、唐津市で33.5℃などとすでに各地で30℃を超える真夏日となっている。このあと気温はさらに上る見通しで日中の最高気温は佐賀市と伊万里市で37℃と予想されている。気象台と環境省は熱中症の危険性が極めて高くなるとして「熱中症警戒アラート」を発表している。水分をこまめに補給する、我慢せず冷房を適切に使用する、屋外で会話が少ない場面ではマスクを外すなど対策をとって。また気象台によると暖かい空気の流れ込みでこの厳しい暑さは今後しばらく続く見込みで、厳重な警戒が必要。
夏休みの投稿日にあたるきょうは高校の体育館で野球部の壮行会が開かれ、選手たちが入場すると全校生徒や教員など約700人が迎えた。壮行会で原恒久校長は甲子園で佐賀県勢は平成25年の有田工業以来負けが続いている、体調を万全に初戦に臨み鳥栖工生らしい野球で勝利を掴んで欲しいと激励した。また選手を代表してキャプテンの高陽章選手が抱負を語った。鳥栖工業の野球部はきょう夕方、甲子園に向けて出発する。
佐賀市の佐賀城本丸歴史館は佐賀城の本丸御殿の一部を復元した施設で平成16年に開館し幕末維新期の佐賀藩を紹介する資料などが展示されている。会館19周年を迎えたきょうは記念のイベントが開かれ、復元された大砲「カノン砲」が5発、祝砲として発射された。長さが3mほどあるカノン砲は幕末の佐賀藩が日本で初めて鋳造に成功した大砲を復元したもの。祝砲の間にはカノン砲にまつわるクイズも出題され、砲弾の重さが10kgあることや飛距離は2.5kmにも及ぶことなどが紹介された。
山口県・宇部市の琴崎八幡宮では夏の間、約3000個の風鈴が飾られる。参拝客に涼を感じて欲しいと6年前から続く。風鈴の短冊には参拝客の願いが書かれている。琴崎八幡宮の松永さんは「年々お参りの人が増えるとともに風鈴の数も増えてきた。ひとりでも多くの方々に足を運んでいただき涼やかな風鈴の音色を聞いていただき、身も心も清らかな気持ちになっていただきたい。」と話す。9月3日まで。
中国電力は、原子力発電所で使い終わった核燃料を一時保存する中間貯蔵施設を、山口・上関町に建設できるか、調査に乗り出すという。使用済み核燃料をめぐっては、搬出先となる青森県の再処理工場が完成せず、現在全国の燃料プールに貯まり続けている状況で、今年3月時点で、全国で77%、中国電力で67%が埋まっている。関係者によると、中国電力は、上関原発の建設計画を進める上関町の土地の一部に、中間貯蔵施設を建設することができるか、調査を行う方針を固めた。中間貯蔵施設は、原発の燃料プールに貯まり続ける使用済み核燃料を、原発構外に一時的に保管する専用施設で、調査では地盤や地質などを調べる見通しとなる。中国電力は、明日にも上関町を訪れ、調査する方針を町に説明するという。使用済み核燃料の貯蔵場所確保は、全国で課題となっており、このうち関西電力は82%がすでに埋まっている中、原発が立地する福井県から県外搬出を求められており、今年6月、一部をフランスで再処理する計画を明らかにしていた。こうした中、大手電力で作る電気事業連合会は、各社の連携を強化し、使用済み核燃料の貯蔵能力を拡大する考えを示している。
広島原爆の日を前に、原爆が投下されたあと、今も行方がわかっていない家族や親族を探している人のために、犠牲者や怪我をした人を記録した名簿などの公開が始まった。公開が始まったのは、原爆が投下された後に警察が作成した検視調書や、広島市周辺などの町村が記録した罹災者の収容名簿など計83点となる。名簿には、原爆で亡くなったり、怪我をしたり人など計2万3039人分の名前や当時の住所、年齢などが記載されている。広島市では、今も行方がわかっていない家族や親族を探している人のために、毎年原爆の日を前に会場を設けて名簿を公開している。広島市によると、去年51人が名簿の閲覧に訪れ、16人が家族や親族の手がかりを得られたという。名簿は今月6日まで、広島国際会場で、午前9時から午後5時まで公開されている。また、会場に来られない場合も、広島市の担当部署082-242-7831が電話での対応に応じるという。
昨夜、広島市の平和公園にある「平和の灯」からとった火でロウソクを灯し、原爆犠牲者を追悼する集会が開かれた。平和の灯は、原爆犠牲者を慰めるとともに、核兵器廃絶への願いを込め、昭和39年に設置され、火は今も平和の象徴として燃え続けている。集会は、広島市の市民団体が、8月6日の広島原爆の日を前に開いており、昨夜は平和公園に約150人が集まった。
高知県立のいち動物公園に、スナドリネコが仲間入りし、一般公開された。スナドリネコは、インドや東南アジアなどの水辺の近くに生息するネコ科の動物で、前足の指の間に水かきのような膜があり、魚や貝をとる「漁り」の意味からその名前がつけられたという。先月18日、1歳の雄のムーンが、三重県の鳥羽水族館からのいち動物公園に移され、今日から一般に公開されている。のいち動物公園によると、スナドリネコの国内飼育は4例目で、四国や中国地方では初のことになるという。
高知の夏の風物詩であるよさこい祭りで、今回初めて各会場に定点カメラが設置され、有料ライブ配信がスタートすることになった。今年のよさこい祭りは70回の節目を迎え、4年ぶりの通常開催となる。祭りを主催する振興会は、大手通信会社と協力し、10会場に定点カメラを設置し、チームが踊っている様子をスマートフォンでリアルタイムで見られるようにするという。会場となる高知市中心部の商店街は、高齢化などでスタッフの人手不足が大きな課題となっており、現在は各会場を出入りするチームの状況をスタッフが直接確認しているが、定点カメラの導入により、将来的に作業を省力化出来ると期待しているという。
鳥取県内はきょうも高気圧に覆われ広い範囲で晴れ、午前11時までの最高気温は鳥取市で36.6度、米子市で35.2度とすでに猛烈な暑さとなっている他、倉吉市で34.9度、境港市で34.4度などとなっている。この後さらに気温が上がり日中の最高気温は鳥取市で38度など危険な暑さが見込まれている他、米子市で36度と予想されており、熱中症に厳重な警戒が必要。また、あす以降も県内では広く晴れ、鳥取市では猛暑日が続くと予想されている。気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを発表し、熱中症に対する一層の対応を求めており、外出はなるべく避ける他、室内をエアコンなどで涼しくするとともにこまめな休憩や水分補給を心がけるよう呼びかけている。
電動キックボードを貸し出す実証実験を行うのは鳥取市に本社を置く「Workplays」で、鳥取砂丘東側の土産物店に電動キックボード6台が用意された。利用できるのは原付バイクの免許がある人で、電動キックボードのハンドル部分にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取り、クレジットカードなどの情報を登録すれば1時間1,000円で乗ることができる。実証実験は「鳥取砂丘周辺で観光客にどの程度利用されるか」や、「安全上の課題」などを確かめるためにきょう~今月20日にかけて行われ、夏休みの時期は周辺道路が渋滞するため手軽に利用できる電動キックボードの貸し出しが砂丘周辺の観光振興につながるのか注目されている。
鳥取県琴浦町は25戸の農家が約5.2ヘクタールの農業用ハウスで鳥取県特産の二十世紀梨を栽培しており、ハウス栽培では県内最大の産地。県内の選果場には梨農家やJAの担当者などが集まって出荷式が開かれ、トラックの運転手らに二十世紀梨が入った箱が手渡された後、京阪神の市場に向けて出発した。JA鳥取中央によると、今年は春先から気温が高く晴れた日が多かったことから、1つ1つの実が大きく例年並みの糖度に仕上がっているとのことで、去年とほぼ同じ量の170トン(1億3,600万円)の出荷を目指すという。琴浦町のハウス栽培の二十世紀梨は主に京阪神・中国・四国地方に向けて出荷される他、台湾や香港などにも輸出されるという。
全国で唯一りんごの取り引きだけを行う板柳町の「津軽りんご市場」には今朝、生産者や仲買人など約520人が集まった。きょうセリにかけられたのは極早生という収穫時期が早い青りんごの「夏緑」や赤いリンゴの「花祝」など4種類の合計940箱あまり・約19トンで、競り人の威勢のよい掛け声に合わせて仲買人が次々競り落としていった。きょうはお盆の供え物として人気が高い「花祝」に1箱20キロあたり約1万8,000円の値がつくなど活発な取引が行われた。今年は春先の高温で開花が早く、その後雨が適度に降ったことなどから生育は順調だという。
去年8月の記録的大雨からまもなく1年となる中、新たな災害に備えようと五所川原市の企業が普段は宿泊施設として運用され、災害時には仮設住宅などとしても活用できる移動式の住宅をつくった。住宅は広さ約8平方メートルで、中にはベッドの他、ユニットバスや簡易キッチンが備わっており2人まで住むことが可能。そして災害時には台車に積んで乗用車などで牽引することで被災地に移動し、半日ほどで設置できるという。この企業では住宅を合計3戸作る予定だが、自治体などからニーズがあればさらに住宅の数を増やしたいとしている。災害時に仮設住宅などとして活用できる移動式の住宅を巡っては、青森県もおととし、移動式の住宅などを保有する民間団体と災害時に住宅を供給する協定を結ぶなど全国的にニーズが広がっている。
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- 五所川原市(青森)
「きょうののキニナル」は青森の「りんご」、鳥取からは「梨」。一柳さんは「早いですね」と言うと坂下さんは「赤く色づいていて美味しそうですね。8月になったばかりで、りんごってどっちかっていうと秋からのイメージですよね」などと話した。
伊予鉄グループと今治タオル工業組合が企画した「今治タオル電車」は今日から松山市内で特別な路面電車として運行を開始した。車体や前後のヘッドマークに今治タオルのブランドマークがラッピングされている。車内のつり革にもブランドマークがあしらわれ、今治タオルの特徴や製造工程を記したポスターが掲示されている。サプライズを楽しんでもらうため、時刻や路線は公表していない。今治タオル工業組合の正岡理事長は「足を伸ばして今治市にも観光に訪れてもらえたら」などと話した。伊予鉄では砥部焼や県産の木材などをPRする特別な路面電車を運行していて、今回の「今治タオル電車」で5両目の運行となる。
大洲高校と内子高校の美術部の生徒が大洲警察署の依頼で特殊詐欺への注意を呼びかけるうちわを作った。大津警察署管内では80代の女性が約1300万円だまし取られる被害にあっていて、高校生たちは地域の夏の風物詩“鵜飼い”のイラストで「鵜呑みにしないで」と注意を促すものなど9組900枚のうちわを夏祭りなどで配って注意を呼びかけることにしている。