- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 豊島実季
オープニング映像。
池田伸子らの挨拶。本日は17時20分まで。
日本製鉄によるUSスチールの買収計画について買収の合意から1年。国家の安全保障上のリスクについて米国政府のCFIUS(対米外国投資委員会)が審査を進めてきたが、日本製鉄は委員会から審査の期限とされていた23日までに全会一致に至らず、買収を認めるかどうかの判断がバイデン大統領に委ねられたと報告を受けたと明らかにした。USスチールの買収計画は大統領選挙を控えていた米国で、政治的な論争の的となってきた。共和党の候補者だったトランプ氏は買収を認めない考えを明らかに。民主党・バイデン大統領も買収に否定的な考えを強調してきた。こうした考えの背景には民主党の支持基盤である鉄鋼業界の労働組合が買収に反対の意向を示していたことがあったとみられている。現職の大統領が政府の委員会の審査中に態度を表明するのは異例。日本製鉄は買収への懸念を払拭するため、地元に配慮する姿勢を示してきた。買収による雇用の削減や施設の閉鎖などは行わないとしたほか、買収が実現した場合にはUSスチールの取締役の過半数を米国国籍とする方針も発表。一貫して買収の実現を目指してきた。今回の審査結果を受けてバイデン大統領は取り引きについて禁止もしくは停止する権限が与えられ、15日以内に判断を公表することになっている。取り引きの禁止が命じられれば日本企業による取り引きとしては初めてとみられる。日本製鉄は「大統領が熟慮されることを強く要望する。買収のメリットを公正に評価してもらえれば承認してもらえると強く信じている」とコメントしている。
日本製鉄によるUSスチールの買収について解説。CFIUS(対米外国投資委員会)は外国企業による投資などについて安全保障上のリスクがないか審査する。リスクなしと判断されれば買収を承認。意見が割れた場合は大統領に判断を委ねるルールになっている。ワシントン・ポストによると買収された場合、アメリカ国内の鉄鋼の生産量が減少する可能性があるのでは?、また日本製鉄側の対応が十分かどうかでわれたと報道。CFIUSの報告から15日以内にバイデン大統領が判断しないといけない。過去に阻止したケースは8例ある。1990年ブッシュ大統領の中国の航空会社など。いずれも中国が関わっているものがおおい。ソフトバンクによるスプリント・ネクステルの買収。東芝によるウェスチングハウスの買収は承認された。
政策活動費の廃止などが明記された政治改革の3つの関連法は参議院本会議で与党に加え、立憲民主党など野党も賛成して可決、成立した。
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健康志向の高まりなどを背景にノンアルコール飲料の市場が拡大していて、大手メーカー各社は、開発を強化している。サントリーはきょう、都内で会見を開き、ノンアルコール飲料の商品開発やマーケティングなどを横断的に行う部署を来月設立すると明らかにした。国内のノンアルコール市場は健康志向の高まりなどを背景に拡大していて、会社の試算ではことし販売金額ベースで前の年に比べて10%増える見通し。これまで会社はビールやワインといったカテゴリーごとにノンアルコール飲料の開発担当者を配置していたが、新たな部署に集約することで商品のラインナップを大幅に拡充するなどして売り上げを前の年に比べて14%拡大させる計画。アサヒビールが主な酒類に占めるノンアルコールや低アルコール飲料の販売量の比率を来年までに20%に引き上げる目標を設定していて、各社の間で開発を強化する動きが活発になっている。
政府は来年度予算案に先端半導体の分野への支援としておよそ3300億円を計上する方針を固めた。この中には先端半導体の国産化を目指すラピダスへの出資金も含まれていて出資が実現すれば国がラピダスの実質的な株主になることになる。ラピダスに対しては政府はこれまでに最大9000億円余りの支援を決めているが、出資によって政府の関与が一段と深まることになる。
視聴者から届いた質問や感想を紹介。「我が家は26日にクリスマスパーティーと母親の誕生日パーティーを一緒にやっている。24日は恒例の餅つきをした」など。