- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニングの挨拶。
今回のニュースラインナップを伝えた。
ソウルで深夜の自動運転バスの運行が始まった。ただ急ブレーキをかける瞬間も。シートベルトの着用も義務付けられる。平日深夜、10kmほどを自動走行するバスは当面、無料で乗れる。
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- ソウル(韓国)
移牧が無形文化遺産に登録されることとなった。ウシなどを牧草地へ。夏の終わりには戻す伝統行事で100万頭の当ぶつたちが移牧を繰り返している。
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- ユネスコ無形文化遺産
アメリカの運輸保安局のカレンダーは勤勉なワンちゃん。
先月30日から開かれているCOP28。COP28では世界全体の気候変動対策の進捗を評価するグローバル・ストックテイクを初めて実施。焦点の一つになっている化石燃料の削減。欧米の先進国や島諸国では化石燃料を段階的な廃止にしているのに対し、サウジアラビアやインドなどは廃止の表現に反対し各国の意見に大きな隔たりがあるとみられる。
脱炭素をどう実現するか、自然そのものをどう守るか今企業の責任が問われている。どのように責任を果たそうとしているのか取材した。
パリではチョコレーの見本市のサロン・デュ・ショコラが開かれた。その一角ではチョコレートと森林破壊について議論がかわされていた。その背景にあるのは、今年EUで新たな設けられた規則。森林破壊防止の規則はEUで販売・輸出される商品が森林破壊に加担しているのではと確認するよう企業に義務付け、来年の年末から施行され、違反すると売上の4%以上の罰金が課される可能性も。成立を後押ししたのは森林保護を求める市民や環境団体の声。イタリアの紙製品メーカーでは商品のラベルなどに使う紙など様々なものを製造している。こうした紙の材料になるのは伐採した木材からつくるパルプ。使用する木材は年間50万トンに。有名ブランドとの取引を続ける上ですでに環境の配慮が欠かせなくなっているという。木材の伐採にあたり、森林破壊とならにように原生林には手を付けないと答えた。木材の仕入先が森林破壊をしていないかどう確かめるか?コンサルタントのアドバイスをうけながら検討を続けている。また企業が注目しているのは人工衛星での森林の監視。リアルタイムで仕入先の森林を確認できるという。
投資家からも企業へ自然保護の責任を問う声があり、今年9月に国連や投資家の主導で始まった新たな枠組みのTNDFは企業に森林や生物多様性など自然への配慮に情報開示を求めるものだという。世界1300以上の企業と組織が参画している。こうした中日本の企業の中でも投資形に自然に配慮した事業を示そうと、生産現場を直接見てもらう取り組みが行なわれている。耕作放棄地を使用しぶどう畑を作った大手飲料メーカーの畑は多くの昆虫などのすみかになり、生態系が復活したという。
有馬嘉男は企業と自然環境についてはどんな取引先とどんな取引をしているのかサプライチェーンを遡って自分でチェックし情報開示することになるという。自然環境をしていないと証明する必要があると答えた。また情報開示をすることにより消費者や投資家が商品などの比較がしやすくなり売上や投資の呼び込みに響く可能性があるという。途上国側は明日から対応してくれというのは無理なのでルールがゆるい国の企業に乗り換える可能性もでてくると答え、先進国が途上国に歩み寄り支援をすることが重要だと答えた。
太平洋戦争の発端となった旧日本軍の真珠湾攻撃から82年となり、ハワイの真珠湾に面した記念公園で犠牲者を追悼する式典が開かれた。
アメリカ・ハワイ唯一の日系人向けの日刊新聞で、1941年の真珠湾攻撃も伝えたハワイ報知が、今月7日付の新聞で廃刊した。
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為替・原油の値動きを伝えた。
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- 原油
次回の「国際報道2023」の放送内容を予告した。
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- バングラデシュ
エンディングの挨拶をした。