- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像。
パナマ運河船舶の運航に支障などラインナップを伝えた。
スポーツイベントにあわせバイデン大統領がTik tokを開始した。若い世代の支持獲得が狙いがみられるが、TikTokは中国企業が運営しているため情報漏洩の観点から批判の声が出ている。
全米50州のうち30以上が州政府端末でのTikTok使用を禁止している。アメリカでのTikTok利用者は1億5000万人で若者の使用が急増している。18~29歳は32%がTikTokからニュースを得ている。TikTokを全面禁止にしない理由について商務長官が「人々の表現の自由を守る」と話した。
パナマ運河は1914年に開通し全長80kmに及ぶ。しかし、湖の水量が減少した。原因の一つが気候変動で、エルニーニョ現象の影響などで平年より30%雨が少なく深刻な干ばつになった。船1隻通航するたび約1億9000万リットルを使用する。再利用を進めるも水が足りない状況が続いている。以前は1日36隻運航できたが今は24隻。パナマ運河を避けるルートは輸送日数が増え追加で燃料費や人件費がかかる。パナマでは運河の通航料が政府収入全体の20%を占める。今年は最大7億ドル減の可能性がある。そのため政府は新たなダムや貯水池の建設を始める計画を立てた。しかし、63の村が水の底になり約2000人がふるさとを奪われる。
2008年2月13日、オーストラリアで多くの国民が注目した演説が行われた。当時の首相がかつて先住民の人々に対し行われていた差別的政策について初めて謝罪した。アボリジニの人々は1970年代までの約100年間、多くの子どもが親元から離されるなど差別的な政策の元、苦難の歴史を歩んできた。今はそうした政策も終わり、地位向上に向けた動きは進んでいる。しかし、賃金や教育の水準は低く、格差が残っている。こうした中、今月3日、都内の映画祭で上演されたのが「家畜追いの妻 モリー・ジョンソンの伝説」。オーストラリアに伝わる古典小説をもとに原作には登場しない先住民のルーツをもつ主人公の葛藤を描いている。この映画の監督と主演を務めたリア・パーセル氏に今のオーストラリア社会をどう見つめ、映画作りに取り組んでいるのかインタビューした。
リア・パーセル氏はアボリジニの母をもち、先住民の文化や歴史をテーマ作品を作ってきた。3年前に公開したの映画では舞台は19世紀末のオーストラリア。リアさん演じる人里離れた奥地に暮らす主人公モリーのもとに先住民の脱走犯が現れる。映画では先住民の苦境とともにアボリジニにつながる自らのルーツに向き合う主人公の葛藤が描かれている。リア氏は原作にはあまり登場しない先住民を意図的に登場させたという。そこで先住民の視点を通してオーストラリアの歴史の別の側面を描くことが重要だと考えたという。リアさんの祖母は5歳で強制的に両親から引き離され、母も貧しさに苦しみながらリアさんたちきょうだいを育てたという。そうした現実を間近で見てきたからこそ、作品を通して先住民の歴史を自ら語ることが大切だと考えてきたという。この映画で特に思いを込めて演じたのが映画終盤、モリーが良き理解者となった白人の女性に自らの過去やルーツを打ち明けるシーン。このシーンに自らの家族の歴史を重ね合わせアドリブでセリフを語ったという。映画はオーストラリアで大きな反響をよんだ。しかし、去年先住民の権利拡大を目指す憲法改正は国民投票で6割が反対し否決されるという残念な出来事があった。それでもリアさんは作品づくりを続けていきたいという。逆風の中でも活動が続けられるのは強い使命感があるからこそではないかとキャスターは語った。現在も先住民を主人公にした新作映画を制作中とのこと。
UAEで行われたラクダのビューティーコンテスト。出場資格は去年生まれのラクダラクダの育成の伝統を守り、産業としての持続を目指すのが狙い。
- キーワード
- オーストラリア放送協会
カナダ東部のニューファンドランド島のビーチにミステリアスなシルエットが浮かび上がった。それは19世紀のものとみられる船。一昨年の暴風雨で海底の砂が巻き上がり浮かび上がった可能性がある。調査のために派遣された専門家によると形からフランスかイギリスで作られたものではないかと言っている。
- キーワード
- France 2
春節を迎えている中国では各地で伝統芸能が披露されているが、SNSなどで注目されるのが広東省の一部地域に伝わる「英歌」と呼ばれる伝統舞踊。広東省普寧にある人口2万人ほどの村では300年以上にわたり英歌が伝えられている。水滸伝をもとに発展し、腐敗した政治に立ち向かう英雄たちの活躍を表現している。悪事を追い払うとの願いを込め、春節や祝い事に合わせて披露されてきた。先月、春節を前に20代を中心とす村の若者が練習に集まってきた。数十人が息を合わせる基本動作を何度も繰り返す。中心メンバーの張資傑さんは建設関係の仕事をしながら妻と幼い子どもを養っている。15歳で英歌を始め、身体が強くなったと話す。1歳の息子にも将来英歌を受け継いでほしいと考えている。春節の夜中3時から準備は始まった。化粧をほどこし役になりきる。1年の邪悪を追い払い、人々が幸せに暮らせるように願いを込める。張さんはこの日、10時間にわたり英歌を踊りきった。
太平洋・島サミットの準備会合がフィジーで開かれルールに基づく国際秩序を堅持することの重要性などを確認した。南太平洋の島嶼国では中国が巨額の援助を通じて影響力を高め日本政府は共通の課題について協力を進めることで連携を強化したい考え。
- キーワード
- 太平洋・島サミット
アメリカの消費者物価指数が発表され前の年の同じ月と比べ3.1%の上昇となった。上昇率は2ヶ月ぶりに前の月を下回ったが市場予想を僅かに上回った。市場ではFRBが次回3月か5月の会合で利下げを始める見方もあり物価や雇用などの経済指標への注目が高まりそう。
- キーワード
- 連邦準備制度理事会
為替と株の値動きを伝えた。
「国際報道」の次回予告。「インドネシア 問われる”ジョコ大統領”」。
- キーワード
- ジョコ・ウィドド
エンディング映像。