- 出演者
- 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、酒井美帆キャスターらが挨拶した。栗原キャスターは取材のため、今週は酒井キャスターと油井キャスターの2人でお届け。
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- 栗原望
「ミャンマー 特殊詐欺 犯罪拠点の実態は」ほか。
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- ミャンマー
ウクライナ情勢。ロシアによる軍事侵攻から3年を迎えた24日、国連総会ではウクライナやEUが提出したロシア軍の撤退などを求める決議案にアメリカが反対した。アメリカとヨーロッパの立場の隔たりが改めて浮き彫りとなっている。決議は日本など93か国が賛成し採択されるもアメリカやロシアなど18か国が反対。65か国が棄権した。G7によるオンラインで開かれた首脳会議ではウクライナのゼレンスキー大統領が参加。トランプ大統領に支援を続けるよう直接訴えかけた。アメリカ・シェイ国連臨時代理大使のコメント。
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- Group of Sevenウルズラ・フォン・デア・ライエンエマニュエル・マクロンオラフ・ショルツキーウ(ウクライナ)ジャスティン・トルドージョルジャ・メローニドロシー・シェイニューヨーク(アメリカ)フィンランド国際連合安全保障理事会国際連合総会欧州連合
フランスのマクロン大統領がアメリアのトランプ大統領と会談。停戦について記者から問われると「数週間以内に終わらせられる。我々が賢明であれば」とトランプ氏。さらにヨーロッパの平和維持部隊をプーチン大統領は受け入れるかと問われると、「受け入れるだろう。私は彼にその質問をしたことがある。彼は気にしない、問題ないと言っていた」と述べた。会談後共同記者会見でマクロン大統領は“アメリカの連帯と協力が不可欠”と訴えた。一方トランプ大統領がウクライナへの支援の見返りとして求めたウクライナ国内の鉱物資源の権益について記者から問われると「最終的な合意に非常に近づいている」とトランプ氏。
アメリカとウクライナとの交渉段階が最終段階に入ったウクライナの鉱物資源をめぐる協議。焦点となるのが「見返りの負担」と「安全の保証」。ゼレンスキー大統領は何世代ものウクライナ国民が返済に追われる合意文書には署名しないとしていてトランプ政権が求める主張にどこまで納得しているかは不透明。
ドイツで23日に行われた連邦議会の選挙について。暫定の開票結果は中道右派「キリスト教民主社会同盟」が208議席。極右だとされる右派の「ドイツのための選択肢」が152議席。ショルツ首相率いる与党・中道左派「社会民主党」は120議席と大きく議席を減らした。今後は新政権に向けた連立協議の行方が焦点となる。第2党に躍進した「ドイツのための選択肢」、ワイデル共同党首は政権入りを求めた。「キリスト教民主社会同盟」のメルツ氏は「社会民主党」と連立協議を行う意向で右派政党の躍進に警戒感を示している。
ベルリンから中継で取材にあたった田村氏が解説する。極右だとされる右派政党の躍進について、現地では衝撃が広がっている。「ドイツのための選択肢」が社会民主党にとって変わる形で旧東ドイツで支持を伸ばした。旧東ドイツは今も経済格差が残り、労働者層や若者層の中では移民難民問題やウクライナ支援への不満がくすぶっている。ドイツのための選択肢がこうした不満の受け皿となった形。
ベルリンから中継で田村氏がドイツの政治について解説する。キリスト教民主社会同盟と社会民主党の大連立となる可能性が高まっている。ウクライナ支援についてメルツ氏はショルツ氏が躊躇していた射程の長いミサイル「タウルス」をウクライナに供与することに前向きな姿勢を示しており、大きく変わることはないとみられている。ただ「ドイツのための選択肢」が大きく躍進したことはウクライナ支援に国民が不満を持っていることへの表れであり今後こうした声にどう向き合っていくのか、また、トランプ大統領との関係をどう築くかが焦点となる。
中国・北京支局から解説。ミャンマーで詐欺を手動する中国系組織は、産業団地のような拠点を築いてあたかも企業のように組織立って犯罪を行っているとみられている。
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- 北京(中国)
タイ・メーソートから解説。犯罪組織を取り締まる有効な手立てとして、タイは犯罪拠点があるとみられるミャンマー側地域への電力供給を止めている。しかし、建物は自家発電で稼働していて、燃料の一部はタイから持ち込まれているという指摘もある。
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- メーソート(タイ)
インド北東部アッサム州で8000人がダンス。踊っているのは茶園で働く若者たち、紅茶産業200周年を祝った。モディ首相も参加。
インド出身の14歳のアーリャ・シュクラさんの得意技は「暗算」。5桁の数字50こを頭の中でたし算。見事ギネス世界記録を更新した。
インドを訪れたイギリスの歌手・エドシーランさんが街角でサプライズ演奏。居合わせた人はラッキー!!ところがそこに警察官がやってきて待ったをかけた。
30年前の阪神淡路大震災で亡くなった中国人の女性・衛紅さん。日本と中国の架け橋になりたいと願っていた彼女の思い、そしてそれを受け継ごうとする人達を取材。衛紅さんの母・陳美琳さん。衛紅さんは中学生から学んだ日本語を生かし上海市の日本との交流事業を行う部署で働いていた。日本でビジネスの知識を高めたいと大阪大学へ留学。通訳などをしながら兵庫県西宮市で暮らし始めた。震災の数日前には実家に連絡し父親の誕生日である1月19日までには帰省すると話していた。しかし1995年1月17日、震災で住んでいた家が倒壊し亡くなった。28歳だった。かつて衛紅さんの同僚だった荒木田百合さんは“日中のかけ橋になりたい”という思いを強く感じていた。震災後家族は日本から贈られた弔慰金をすべて衛紅さんの母校に寄付。「衛紅奨励基金」として国際的な活躍を目指す生徒たちの教育支援に充てられてきた。
政府効率化省を率いるイーロンマスク氏がすべての連邦政府職員に前の週の成果を返信するよう求めるメールを送ったことについて。トランプ大統領は全面的に支持する考えを示した。マスク氏はできなければ辞職と受け止めるとしている。
独裁的な政権が崩壊したシリアで今後の国のあり方を話し合うため、暫定政権が国内の異なる民族や宗派の代表などを集めて国民対話の会議を開いた。
「国際報道2025 」の次回予告。「ロシア 謎の“影の船団”を追う」。
油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
土曜ドラマ「水平線のうた」の番組宣伝。