- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 デーブ・スペクター 斎藤康貴 林美桜 中野信子 水越祐一 仁科健吾
2003年9月、政界の壊し屋・小沢一郎氏率いる自由党と、当時の最大野党・民主党が一つになった(民由合併)。2009年の歴史的な政権交代へ、歯車が大きく動き始めた瞬間だった。
2000年代初頭、国民人気に支えられた小泉政権。2003年7月、突破口を見いだしたい野党は、後に政権交代を成し遂げる野党首脳らが、非自民党の勢力結集を急いでいた。2003年9月、当時の最大野党・民主党が自由党を吸収する形で合併。いわゆる「民由合併」が実現した。衆議院議員は137人、参議院議員は67人、合計204人。一方、同じ月に自民党総裁選で再選を果たした小泉純一郎総理大臣(当時)は、その勢いを借りて解散総選挙を決断した。与野党は早くも真っ向からぶつかり合う局面に突入した。結果は、民主党が40議席を積み増しして177議席に、比例では第一党へと躍り出た。与党は過半数を維持したが、自民党は10議席減らして237議席になった。共産党、社民党は大敗を喫した。この時を境に自民党と民主党、2党の占める議席が8割を優に超える時代に突入。民主党が世に問い続けた二大政党制の実現を、大きく手繰り寄せた。
立憲民主党・野田佳彦元総理は先月29日の代表選出馬表明会見で、次期衆院選の目標は「自民党を単独過半数割れに追い込むこと」とした。そのためには「自民に失望した自民支持層の心をつかむ」、「立憲だけで届かなければ、野党連携が必要になる」と述べた。総選挙に向けた野党連携の基本戦略について。野田元総理によると、現状立憲民主党は実際よりもリベラルに近いとのイメージを持たれていて、まずそれを崩さないことには政権は取れないという。中道路線を掲げる野田元総理は、リベラルの中でも中道寄りの層の支持を得るため、国民民主党と連携したい考え。穏健な保守層へのアプローチも考えていて、日本維新の会との連携も視野に入れている。そのためにはまず対話できる関係となり、連携につなげたい考え。共産党とは対話できる関係は必要としながらも、一緒に政権は担えないとして、連立政権の可能性を否定している。
若者層の取り込みについて。7月の東京都知事選挙では、自民党や公明党、国民民主党が支援した現職・小池百合子が約292万票を獲得し、三選を果たした。どこの政党の支援も受けなかった石丸伸二が、2位と大健闘。SNSの活用などのネット戦略で、若者層の支持を集めたとの分析もある。立憲民主党と共産党が支援し、当初は小池百合子との事実上の一騎打ちとみられた蓮舫元参院議員は3位に終わり、惨敗とまでいわれた。立憲民主党・野田佳彦元総理は「チームとして若い人たちも入ってきているので、若い力も借りながら、SNSをもっと上手く活用した戦略戦術は大事だと思う」と話した。
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