- 出演者
- 島本真衣 大下容子 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 増田ユリヤ 田中道昭
現在、台風22号は小笠原村に接近していて、父島では最大瞬間風速26.1mと今年最大の強い風を観測。午後も強風や高波、激しい雷雨に注意が必要。あす以降、台風22号は小笠原諸島からゆっくりと離れるが、発達しながら北上し、今週後半には関東など本州にも暴風域を伴い近づく恐れがある。
6日付の労働新聞によると、金正恩総書記は「チェヒョン号」に試乗し、最新の武器や装備などを視察。そのうえで、「朝鮮労働党の創建80年を迎える歴史的な年に完成したとても強力な軍艦で、武装力の強化と発展を明確に示している」と話した。さらに「敵の挑発を徹底的に抑止し対抗できるよう使われなければならない」と期待を示した。北朝鮮は10日に朝鮮労働党創建80年にあわせた大規模な軍事パレードを実施するとみられ、ミサイルの発射実験が警戒されている。
イラン・アラグチ外相は5日、テヘラン駐在の外交団との会合で核問題について「交渉での核問題解決を求めてきたが、西側諸国は過度な要求を続けてきた」と非難。そのうえで先月、IAEAと交わした査察再開の合意について「もはや効力はない」と述べ、今後IAEAに新たな対応方針を示す考えを明らかにした。国連による制裁が再び発動されたことに失望感を示しつつも、アラグチ外相は「イランは建設的で公平な提案を行う」とも述べ、依然IAEAに協力する姿勢も示している。
おととい行われた自民党総裁選で結党史上初となる女性総裁、高市早苗新総裁が誕生した。その流れを作ったのは麻生最高顧問だという。両氏はきのう党本部で会談し人事について協議したとみられている。高市新総裁は「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて参ります」などと述べた。物価高対策に日米首脳会談など喫緊の課題が山積みの自民党。
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おととい、初めて総裁のイスに腰を下ろした高市早苗氏。3度目の総裁選でトップの座を掴んだ。高市氏は1993年、衆議院選挙に無所属で出馬し初当選。3年後には自民党に入党し、女性初となる政調会長や総務大臣など要職を歴任した。趣味も多彩でバイク、スキューバダイビング、音楽に傾倒し学生時代にはヘビーメタルバンドでドラムを叩いていた。高市氏は党内きっての保守派としても知られる。政治評論家・有馬晴海氏は「こんなに右寄りだったというのは最近気づいた」、同期として長年行動を共にしてきた安倍晋三元総理の影響について「後の考え方を引き継ぐのは私だという思いがあられるのかなという感じがいたします」などと指摘した。高市氏はきのう、自民党本部で麻生太郎最高顧問と会談を行った。高市氏の側近からは「麻生氏らが新体制の中枢を担うだろう」という声が上がっている。
女性初総理にも選出の見通し、自民・高市早苗新総裁が向き合う課題。深掘りポイント(1)「“下馬評”覆した舞台裏党。閣僚人事にも麻生氏の影?」、(2)「公明党連立離脱の懸念も野党との連携はどうなる?」。
自民党70年の歴史で初の女性総裁誕生となった。第29代自民党総裁の高市早苗氏の当選同期に安倍元総理がいる。1996年に自民党に入党し、総務大臣、政調会長、経済安保担当大臣などを歴任している。党内きっての保守派として知られていて、安倍元総理に思想信条が近く「遺志を継ぐ」と公言している。総裁選出馬は3度目。高市新総裁誕生に大きく影響したのが決選投票の議員票の動き。決選投票で高市氏が1回目投票から85も上積みして逆転勝利した。総理経験者では菅氏、岸田氏、石破氏は小泉氏を支持、麻生氏が高市氏を支持した。麻生氏はおとといの投票直前、麻生派所属議員に「(決選投票では)党員票が多い候補に入れるように」と指示した。高市氏は今回、全国の党員票の4割を獲得している。高市氏は一部外国人観光客が奈良公園のシカに暴行を加えていると主張、「古来の伝統を守るために体を張る」と外国人政策の厳格化を訴えた、地方議員から「あの発言は良い」と多数寄せられ、タカ派的言動が党員票獲得に功を奏したとみられる(朝日新聞)。朝日新聞コンテンツ政策担当補佐役の林尚行は「私も下馬評通り小泉さんが強いと思っていた」、「ベースとして保守の力をもう一回再結集しなければいけないという考え方のもとで共鳴するというのが議員心理の一番大きいところだと思う」などと指摘した。
増田は「結果を見るとやはり派閥の影響はすごく大きい党なんだとか、一般の人間からみると変わる気はあるのかと思う。今の時代にあった政党に変わってくれるのか」、田中は「こういう時こそ数字を使ってしっかり分析するべき。今回重要だったのは党員票」、「経済界としては高市総裁大歓迎となっている」などとコメントした。
国会記者会館から政治部官邸キャップ・千々岩が伝える。連立に関する最新情報。つい先程、麻生最高顧問の事務所に国民民主党・榛葉幹事長が入り面会をした。人事について高市新総裁は議員宿舎で側近らと調整を続けている。外務大臣は茂木敏充前幹事長で調整に入っている。官房長官は木原稔前防衛大臣、幹事長には鈴木俊一総務会長を起用する方向。総裁選を戦った4人全員を起用すると名言している。
高市新総裁は就任会見で人事について「全員活躍、全世代走力結集。みんなで力を合わせて取り組んでいく自民党にしたい」、総裁選立候補者の処遇について「全員もちろん活躍してもらう」などと述べている。幹事長に鈴木俊一氏、副総裁に麻生氏、総理に指名された場合は茂木氏を外務大臣、官房長官は木原稔氏。派閥の裏金問題に関わった議員の起用について「適材適所で仕事をしていただく」などと話している。旧安倍派幹部の萩生田光一元政調会長らを党幹部で起用する可能性があるという(朝日新聞)。朝日新聞コンテンツ政策担当補佐役の林尚行は「麻生さんがどのくらいまで人事に口を出すかがポイント」、「小泉氏と小林氏は入閣、林氏の扱いは困っている。高市氏とは政策的に遠い」、「国対委員長が実は重要」、「官房長官は総理のパートナー」などとコメントした。
田中は「ずばり適切でタイムリーな経済政策がどれだけ実行できるのか着目したい。このタイミングで自民党の総裁選が行われたことでさらに政治空白が出来てしまった。国民が待ち望んでいるのはずばり物価高対策」、「結果的に麻生さんが後見人という形になる」、林は「財務大臣は極めて重要なポストになると思う」、増田は「ちょっと分からないのが解党的出直しの出発点っていうのがどこなのか」と質問、林は「解党的出直しというのは自民党は何度も言っている。衆参ともに少数与党になって前代未聞の状況。そうとうみなさん疲れ切っている。まとまり直そうというのが今回の解党的出直しの雰囲気だったと思う。今回疑似政権交代した」などと指摘した。
連立拡大に前向きな高市新総裁に対し、与党公明党が連立を離脱する可能性にも言及する異例の事態となっている。高市新総裁が初めての会見で記者から問われたのは野党との連携についてだった。具体的な政党名を挙げなかったが、考え方の合う野党との連立交渉を急ぐ考えを強調した。
衆参両院で少数与党という厳しい状況から抜け出すため連立交渉を急ぐ考えを強調している高市新総裁。連立拡大相手として軸足を置いているのが国民民主党。玉木代表は高市氏が訴える基本政策の一致点はかなりあると話していて、連立入りについては協議の呼びかけが来た時に考えると含みを持たせている。日本維新の会も高市氏との連携に前向きな姿勢を見せている。吉村代表は「我々としても成すべき改革は何も変わっていない。新総裁にぶつけていきたい」などと述べた。立憲民主党・野田代表は「高市さんとは明確に軸は違うと思う」、参政党・神谷代表は「参政党が自民党と今連立を組むことはありません!」などと述べた。自民党と連立を組んで20年以上となる公明党・斉藤代表は「連立政権は政策と理念の一致が不可欠であってそんなに簡単にできるものではない」などと述べ連立を離脱する可能性にも言及した。
おととい、自民党・高市新総裁と党首会談を行った公明党・斉藤代表は会談の席で、政治とカネの問題、歴史認識と靖国参拝、外国人との共生について党の支持者から大きな不安や懸念があると伝え、斉藤代表によると高市新総裁は「それらの心配がないようにしたい」と述べたという。会談後、斉藤代表は連立離脱の可能性について言及した。高市新総裁が連立拡大の相手として念頭におくのは国民民主党。国民民主党が政権に強力する条件として挙げているものがガソリン暫定税率廃止、年収の壁引き上げ。高市氏はいずれも賛成の立場を表明している。玉木代表は「政策協議の要請があればしっかり向き合いたい」と連携に前向きな姿勢を見せている。国民民主党を支援する連合の芳野会長は先月、「政権の枠組みに入っていくことはあり得ない」と反対している。日本維新の会・吉村代表は連立協議について「正式に打診があれば協議するのは当然だ」として副首都構想や社会保障改革について議論していきたいと話している。林は公明党の連立離脱の可能性について「ショックを受けている。関係性が遠い」、国民民主党と高市氏の接点について「個人的な関係でいうとあまりない。政策は似ているということは言える」、「野党との連携は四段階ある」、「日本維新の会に関して言えば戦略の練り直しを迫られた」などとコメントした。
増田は「万が一離脱するってことになったとすると、公明党の力がなければ自民党は選挙で戦っていけないのか」と質問、林は「選挙が極めて重要。四半世紀の自民党と公明党は選挙の互助関係が極めて強くなっている」、田中は「難しいでしょうね。大注目は国民民主の玉木さん」、林は「まずは全体の経済政策の理念も大事。今ここで苦しんでいる国民の生活にどういう手を打つのか。高市政権の船出に関わってくる」などとコメントした。
ブルーノ・マーズの音楽と日本の花火が初のコラボレーション。世界初となるスペシャルなイベントが開催決定。
日経平均株価は自民党総裁選の結果を受けて取引時間中の最高値を大きく更新した。午前の終値は高市新総裁の財政政策への期待から先週末より2065円86銭高い4万7835円36銭だった。東京証券取引所の中継映像を背景に現在の株価を伝えた。市場関係者からは2000円を超える上昇は「理屈では説明しづらい期待感だけで動いている」と警戒の声が出ている。外国為替市場では円安が進んだ。市場関係者は激しい動きはやがて落ち着くとの見方だが政権の新たな枠組みや財政政策を注視している。
このあとは「徹子の部屋」。