- 出演者
- 所ジョージ 湯上響花
オープニング映像。
私たちの身近にある窓や食器、そして工芸品など見渡せば必ずと言っていいほど目に入ってくるガラス。人類とガラスの出会いはどのようなものだったのか。そこで、目がテンが発明の原点に立ち返る。
今回は石田さんだけではなく酒井さん、金丸さんの3人で力を合わせてメソポタミアで発明されたガラスを作っている。今回3人は舞台の公演準備のためスタジオは欠席となった。
古代メソポタミアで作られたガラス。まず始めたのはガラスの材料集め。鉱山まで行き手に入れたのはガラスの原料の二酸化ケイ素の結晶である珪砂。さらに、ガラスを見ずに強くする炭酸カルシウムを含むシジミの貝殻を用意。珪砂と炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムを混ぜて溶かすとガラスができる。そして、ガラスを溶かす窯に使う粘土も厳選し、今回は窯作りに入る。
スタジオトーク。所ジョージは「どうなるのか楽しみなんですけど、窯がちゃんと言うこと聞くのかなとか、フイゴが壊れないのかなとかいろんなことがある」などと話した。
酒井さんはフイゴ作りに専念。その間、金丸さんと石田さんで窯作りに取り掛かる。考古学者の小泉先生の指導のもと、出土した古代の土器窯を参考にしていく。まずは、窯の場所と大きさを決め地面を掘る。使うのは1200℃の高温に耐えられる粘土で非常に硬いという特徴がある。まず粘土を砕いて細かくし、ふるいにかけて細かいものを選別。細かい粘土ができたところで、この後に積み上げるレンガが傾かないよう地面を水平にならす。地面が平らになったら、細かくなった粘土に水を入れる。粘土を練ったら掘った穴に塗る。日が暮れ、窯の基礎部分で1日目が終了。2日目は窯の本体作り。粘土、耐火セメント、水を練り合わせ、耐火レンガに塗り、基礎部分を積み上げる。積み上げたら窯の中心を定めて柱を立て、柱と壁に長いレンガをのせて丈夫な床が完成。3日目は金丸さんとスタッフで窯作りの続きを行った。
ガラス作りをイメージしながら作業再開。窯の上部が組み上がり全体像が見えてきた。窯の外部を粘土で覆い、熱気の流出を防ぎ保温性を高めていく。そしてついに古代メソポタミア窯が完成。そこに酒井式のフイゴが合流。さっそく薪を燃やして熱で粘土を固める。
全ての準備が整った最終日。小泉先生から1200℃という高温を目指すための改善点が指摘された。ポイントは焚き口を改造して熱効率を高める、作業窓の数を減らす、煙突の位置を変更の3つ。また、薪にマツを使うことで燃焼温度が高くなるという。さっそく改善ポイントの修正を行ったが突然の降雨で作業を断念し予備日に運命を託す。ところが予備日も雨のため3人が参加できるラストチャンスが無くなった。そこで、湯上響花が助っ人として加わった。湯上はガラスの原料を混ぜてるつぼに入れる作業を行った。材料の準備ができ、材料の入ったるつぼを窯に設置。すぐにフイゴで空気を送り1200℃を目指す。ところが雨などの影響で窯や薪が湿った影響もあり650℃で温度上昇が止まってしまった。そこで、燃料を薪から石炭に変更。るつぼを石炭に沈め直接加熱する。電動送風機で給気し1200℃を1時間キープし窯からるつぼを取り出した。
釜に入れる前のサラサラのガラスと完成品のガラスがスタジオに登場。見た目でガラスかどうかの判断が難しかったが、素材の成分分析を行っている東京電機大学・阿部先生によると、一体化している部分はガラス化しているとのことだった。
次回は伊豆半島ジオパークを科学する。
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