- 出演者
- すっちー(吉本新喜劇) 礼二(中川家) 剛(中川家)
今回は2本立て。おせち料理の工場&日本全国のしめ飾りを作る工場を探検する。
兵庫県西宮市にある「おせち料理」の工場を探検。この工場では200万段を生産。重箱を200万段積むと富士山28個分、3段重だと67万軒分にもなるという。全国の百貨店やスーパーから依頼を受け、毎年200種類以上のおせちを作る。年末に完成品が届くので、盛り付けの手間なく楽しめる。工場に入る前に3段重のおせち料理を見せてもらった。各段に詰める料理には決まりがある。一の重は黒豆・かずのこ・くりきんとんなど見た目が華やかな料理。二の重は海の幸などのメイン料理と箸休めの酢の物。三の重は里芋やこんにゃくなどの煮物。中川家・剛はくりきんとん、礼二はかまぼこ、すち子はかずのこが好きだという。それぞれの料理に込められた願いをクイズを交えながら紹介。かまぼこは「めでたさ」、くりきんとんは「金運上昇」、かずのこは「子孫繁栄」、黒豆は「まめに健康に暮らせるように」、田作りは「五穀豊穣」、紅白なますは「一家の平和」。
こちらの工場では開発・調理・盛り付け・冷凍まで全ての工程を行っている。おせち作りのポイントは見た目の華やかさ&冷凍しても美味しいこと。まずは加熱調理室を見学。スチームコンベクションオーブンは高温の水蒸気と熱風を使い、焼く・煮る・蒸すなどを1台でこなす。調理は外部に委託しているものもあり、食材が高価であったり、作り方にこだわるものをこの工場で調理するという。あわびは「不老長寿」の願いが込められている。おせち料理は味だけでなく見た目も重要なので手作業で殻をむく。味付けした出汁と一緒に袋に詰め、空気を抜いて密閉。95℃以上で40分間加熱する。お重全体のバランスを考え、あわびは多少薄味に仕上げているという。
兵庫県西宮市にある「おせち料理」の工場を探検。いせえびは長寿を願う縁起物。この工場では、ツノが袋を破ってしまわないよう大鍋で塩ゆでする。盛り付け作業は手作業で行われる。1人が1つの料理を担当、約40人で1つの重を盛り付ける。検品係が向きや位置を微調整し、マイナス35度で急速冷凍。梱包され倉庫で出荷を待つ。
兵庫県西宮市にある「おせち料理」の工場を探検。冷凍しても味が落ちないよう工夫していて、こんにゃくにはタピオカの粉を使用。里芋は水飴を入れて炊く。水飴が水分を閉じ込めるため冷凍しても食感が損なわれない。この開発には2年かかったという。
栃木県さくら市にやってきたがお正月に数百種類ある縁起物の工場があるという。日本全国のしめ縄を作る工場があり、しめ飾りはしめ縄に縁起物を飾り付けたものをさすが、栃木県北部は日本有数のしめ縄の産地。塩谷町を中心に農家の副業としてしめ縄づくりが広まった。日本全国のしめ飾りを年間90万個製造しているという。関東にみられるのが玉飾り。えびやタイなどの縁起物を沢山飾り付けてあるのが特徴。関西はゴンボ飾りが主流。静岡や九州北部は鶴飾りがよく見られる。西の日本は橙を付けたものが多いが北陸にはそれが少ない。北海道は宝船で装飾が派手。その飾り付けは地域で千差万別。しかしその土台は主に5種類。大根じめ、牛蒡じめ、前垂れ、玉飾り、輪飾りとなる。稲作が盛んな新潟県の大黒じめは紙垂という白い紙は稲妻を表している。稲妻が落ちると豊作になるという言い伝えからこのような形に。元々は各家庭で作られていてうまく作られたものが流行っていったという。
関東の玉飾りを中心にしめ飾りを作りを探検。藁は米実る前に刈り取った稲の藁で、しめ飾り専用に藁に適した品種を作ってもらっているという。また7割は海外産のものを使用している。稲わらは70~80度で8時間乾燥し倉庫に寝かせてしめ飾りに使用しているという。次にわら編みという土台を作る作業を見学する。玉飾りには大根じめを使うがそれにパイプを差し込んで、それを使って3束のわらを通す。通した3束の藁を編んで根本を縛る。大根じめで輪を作って縛り、最後に藁束の長さを絞って完成。剛がわら編みに挑戦した。次に1.5mの牛蒡じめを作る作業を見学。古い茶色のわらを束ねて作った芯に青いわらを巻き付ける。青いわらを巻いたものを3束作り、それを編んでいく。しめ縄に使う縄は、左巻きで反時計回りに編まれているが、その理由は特別なもので気を引き締めて作るため。
次に向かったのは飾り付けの作業。その土台は各地方で様々に発展した。職人が作っていた土台には変わった形のもあり鶴の形にものも。九州北部でみられる鶴形のしめ飾りには翼の部分を縛ったものや、広げたものなどがあり、蛇型の土台はとぐろを巻いている様子を再現。岐阜などでも蛇型が散見される。しゃくし型のものは福をすくい取るというものもあり、愛媛県でみられる。また馬型は三重県などの一部でよく見られる。また飾り付けも関東はドロエビ、中部は水引エビ、西日本は飾りエビに。タイはめでたい、扇は末広がり稲穂や米だわは豊作、実りの多い年という意味が。そして橙の意味は代々繁栄の祈願。また飾り付けのベテランの技を見学した。北海道の宝章や三重の笑門、愛媛の宝船のしめ飾りを紹介した。工場では今の暮らしにあったモダンな飾りも作っている。人気はリース型。他にも紙でできたしめ飾りもあるという。
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- さくら市(栃木)
おせち料理を作る工場へ。名人が作る新作を見せてもらった。開発担当の山田さんは、お重に詰める料理や配置など1年中おせちのことを考えているという。マイナーチェンジも含め毎年100種類ぐらい考えているという。60品目のオードブルおせちには、定番のかずのこやハンバーグ、エビマヨなどバラエティ豊かな品揃え。世代を超えて楽しめるおせちになっている。食後用にお重にモンブランを詰めている。今年一番の自信作は、杯の器に花咲蟹やタイ、ローストビーフ、あわびなど豪華な料理をふんだんに入れたおせち。
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- 花咲蟹
おせちの5つの代表的な仕切りは、重箱を9つに仕切る「市松」、縦または横で数段に仕切る「段づめ」、対角線上に斜めに仕切る「手綱」、四角に仕切る「七宝」、丸を中央に置く「末広」。七宝は初心者でも盛り付けやすいという。詰めるときのポイントは、同系色は横並びにしない、正面からよく見えるように奥を高く配置。家庭では、四角や丸の皿を使うことで、簡単に豪華に七宝や末広の形に盛り付けることができる。
謎掛けで「探検ファクトリーとかけまして今年の豊富ととく」その心は「向上心(工場)を忘れません」とすっちーが言った。
探検ファクトリーの番組宣伝。
