- 出演者
- 伊藤雅之 上原光紀
国会では安定的な皇位継承をめぐり議論が本格化している。国会としてのとりまとめ案の作成にむけた検討を進めている。その中には2つの案が盛り込まれる方向。これからの皇室を考える。
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- 森英介
皇室の現状について。皇室は14人の皇族で構成されている。うち皇位を継承できるのは男性皇族の3人。皇位継承順位は1位が秋篠宮さま、2位は悠仁さま、3位は常陸宮さま。皇位の継承や皇族数の減少などが議論になっている。皇室典範では皇族女子は天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは皇族の身分を離れると定められれていて、戦後8人が婚姻で皇室を離れた。京都産業大学の所功氏は皇室は危機的な状況、日本大学の百地章氏は対策としては傍系の宮家を準備しておくことではないかとした。事業構想大学院大学の田中里沙氏は国民が注目しているのは皇室の持続可能性だと指摘。所功氏は過去には皇族が増える状態があったという。百地章氏は少子化の波の影響が皇室にも流れてきているというのはあると思うとした。田中里沙氏は議論されている内容が具体的に皇族が持続可能性が担保できる状態なのかは不明だと指摘。
平成17年には皇室典範に関する有識者会議では女性・女系にも皇位継承を認める、女性宮家を創設するなどとした報告書をまとめた。令和3年の有識者会議では、女性皇族が結婚後も皇室に残る案、旧皇族の男系男子を養子に迎える案などが盛り込まれた。国会ではとりまとめ案の作成が進められている。衆参両院の議長・副議長は今週、改めて協議し、合意が得られれば各党・各会派に示したい考え。令和3年の報告書では悠仁さままでの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないとしている。所功氏は現状を踏まえながらも将来どうしていくかの準備をしていかなければならないと指摘。「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」について、田中里沙氏は配偶者と子どもを皇族とするどうかという問題がある。論点は伝統、国民の理解、担い手。男系・女系について説明。所功氏は元来、日本の皇室には苗字がないので男系・女系という意識はなかったと指摘。第25代武烈天皇から第26代継体天皇への継承、共通の祖先は継体天皇から約200年さかもぼった第15代応神天皇、10等身の隔たりがある。
歴代の女性天皇は8人・10代、2人が再び皇位についた。百地章氏は男系男子が原則で女性天皇は一時的であった、男子がいないということが前提だったといえると指摘。所功氏は女帝が認められていた、単なる中継ぎではなくそれぞれの要請があったものだということを重視しなければならないとした。女性皇族の結婚後、配偶者・子どもを皇族とするかどうかの問題について、田中里沙氏は国民の理解がどこまで得られるか、今の情報では判断できないと思うと指摘した。所功氏は同じ家の中に身分の違う人が同居することになる、生活費をどうするのか、一般人に皇族費が充てられるのか、などの問題、夫婦が区別されて見られることも問題だと指摘した。
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- 推古天皇
「旧皇族の男系男子を養子に迎える案」、対象・意向の確認手続き、皇位継承の資格の2つが論点。田中里沙氏は一般人が突然、皇室に入ることに国民が納得できる仕組みを作るのは難しことなどとした。昭和22年に皇室を離脱したのは11の旧宮家の人たち。百地章氏は国民は旧宮家の方々への理解が不十分だと指摘。田中里沙氏は旧宮家ということは元皇族であるということ、国民は皇族に対して何を期待してどんな形で継続してほしいのか意思を表明することが大事になると話した。
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- 日本国憲法
今後の皇室のあり方について。所功氏は時代によって皇室のあり方は変わっている、令和は夫婦、親子一緒で公務をされることが増えている、家族のモデルとして歩んでいくことがお手本として示されることが国民に理解されるのではないか、などと話した。田中里沙氏は特別な存在であるからこそ尊敬をする、権威と親しみのバランスを整えることが皇室ブランドの維持と高まりになると思う、そこに私たちも参加しなければならないと思うとした。
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- 天皇徳仁
皇室との関係について、百地章氏は戦後の教育では皇室のことはほとんど教えられていない、歴代天皇や逸話などを学んで身近なものと感じることも大事だとした。所功氏は天皇と国民の関係は信頼と敬愛に基づいている、そういう気持ちが大事だとした。
皇位継承をめぐる議論について、百地章は大筋がまとまれば、法律はそれほど難しくないだろうとした。所功氏は原点に帰る、皇位継承の問題ではなく女子皇族を残すことを考えてほしいとした。田中里沙は皇室のアイデンティティと国民の価値は一致するもの、双方向の関係を成熟させるチャンスになると思うとした。
エンディングの挨拶。
