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女子走高跳 決勝 M.ジョジク 2m02、2回目の挑戦で失敗。
女子走高跳 決勝 N.オリスラガース 2m02、3回目の挑戦で失敗。
女子走高跳 決勝 M.ジョジク 2m02、3回の挑戦で失敗。
オリスラガース選手が世界陸上初の制覇を達成。サポーターメンバー全員が祝福。更に「オリスラガース選手は始める前からひとり良い表情をしていた」と織田さんはコメントした。
バナナマンの2人が登場し、設楽さんは「連日見にこさせていただいて、織田さんが『せっかくグルメ』にきた時に絶対生で見たほうが面白いと言っていたので。めちゃくちゃ面白い。陸上すごい。」などと話した。
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- バナナマンバナナマンのせっかくグルメ!!
9日間にわたり熱き激闘が繰り広げられた世界陸上では様々な感動の名場面が誕生。そんな胸熱シーンを婚約者に父親、恩師などが観戦。番組が独自に捉えていたその熱狂ぶりをマルチアングルで初公開。9日間見た人でももう一度見たい、見逃した方は今から感動できる。
陸上競技の花形、男子100m決勝。5万6000人の大観衆が注目するのは前回100m、200m、リレーで金メダル3冠を達成したノア・ライルズ。話題になったのがスタート前にみせた人間離れした跳躍力。ライルズといえば大のアニメ好き。中でも最近ハマっているのが「グラップラー刃牙」。予選レース後、短距離界最強の男に刃牙の作者・板垣先生直筆の似顔絵をプレゼントすると「めちゃくちゃうれしいよ」と喜びを爆発させていた。そんなライルズの最強のライバルが今シーズン世界最速タイムをマークしたジャマイカのK.トンプソン。先月行われたレースではライルズを破り優勝。今回はこの2人の一騎打ちかと思われていたが、人類最速の男、ウサイン・ボルトはジャマイカの新星・セビルも金メダル候補だと予想。金メダルは脅威の追い上げをみせたセビルだった。ボルトの予想通りジャマイカ勢が1・2フィニッシュを決めた。実はこのレース、ゴール前に陣取った約100人のジャマイカ応援団と駐日ジャマイカ大使のリチャーズさんも応援に駆けつけていたのだが、どんな様子で見守っていたのか。マルチアングルで見てみると1・2フィニッシュにジャマイカ応援団は大興奮。国立5万6000人が大熱狂した男子100m決勝。世界最速の男の称号はジャマイカ・セビルが手にした。
男子3,000メートル障害。大観衆が注目する中、日本史上初のメダルを狙うのは三浦龍司。ハードル28回、水濠7回を飛び越える過酷な3,000メートル障害。三浦は今年7月に日本記録を叩き出したが、それはパリ五輪の金メダルタイムを上回るものだった。そのためいま最も金メダルに近いと言われている。そんな三浦の強さの秘密は「水濠」。三浦の強さの秘密はバランスを崩し減速の原因となる水濠を取り越える脚力と、着地後にするスピードに乗る強靭な体幹。得意の水濠越えを武器に日本人初のメダル獲得を狙う。世界一と呼ばれるハードルを越える技術で先頭集団に食らいつく。レースが動いたのは残り2周、三浦が驚がくのラストスパートを見せる。一気にトップ集団に躍り出た。残り1周で7位だった三浦は一気に抜き去り3位に急浮上。しかし結果は8位。その勇姿に日本中は大興奮した。三浦の地元・島根県ではパブリックビューイングで応援していた。日本中を大興奮させた三浦は見事世界選手権2大会連続入賞を果たした。
スタジオには村竹ラシッド選手・小林香菜選手・三浦龍司選手・勝木隼人選手が登場。男子3,000メートル障害・三浦選手に自身のレースについて聞くと「内容はすごく良いレースだった。メダルも直前まで見えていたので、勝てるんじゃないかなとは思っていた。もう極限の状態でしたが、まだ行けると思っていました」などと話した。
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今年8月、村竹ラシッドは「アスリートナイトゲームス福井」の男子110mハードルで、日本新記録の12.92秒を達成。ライバルはパリ五輪の金メダリストのグラント・ホロウェイ。東京世界陸上で、村竹ラシッドは5位入賞となった。
スタジオに、村竹ラシッド選手が憧れる武豊騎手が登場。武騎手は、村竹選手に花束を贈った。武騎手は「僕は一度乗って走って感触を確かめたいタイプ。ラシッド選手に乗りたい」、村竹選手は「ぜひムチ叩いてください!」などと話した。
女子マラソンに出場した小林香菜は、元々早稲田大学のマラソンサークルに所属しており、3年生のときに秋田100kmマラソンで優勝したことがある。東京2025世界陸上での女子マラソンでは、7位に終え、倒れ込んだ小林にサリバンが手を貸した。
男子35km競歩の注目は川野将虎。しかし、途中でペースダウンし、最年長の34歳の勝木隼人が躍り出た。勝木は、大学卒業後、怪我により実業団の内定が取り消され、1年間アルバイト生活をし、自衛隊に入隊後に日本代表の座をつかんだ苦労人だという。勝木は、銅メダルを獲得した。
男子棒高跳のA.デュプランティスが、世界記録更新を目指す。金メダルが確定したデュプランティスは、6m30cmに挑戦した。多くの人に見守られる中、見事世界新記録を達成した。
小林香菜は「当日まで不安でいっぱいでしたが、終わるとスッキリです」、勝木隼人は「今まで感じたことがない声援を感じて後押しされた」などと話した。
前代未聞の挑戦が行われたのは女子400メートル・決勝。マクローフリンといえば400メートルハードルで世界陸上・オリンピックと2連覇、400メートルハードルの絶対女王。そんな彼女が今回、種目を変えてハードルなしの400メートルに挑戦。この2種目で金メダルを取った選手は過去にだれもいない。ハードル選手が異種目に転向する難易度を世界陸上400メートルハードル・銅メダリストの為末大さんに聞くと「なんでそんなことしたくなるの?という感じ。リズムを染みつけるというのがハードラーの練習。普通に走っていてもハードルがある場所に足を置いちゃう癖が取れない。400メートルやると大変だろうなっていう感じ」と話す。そんな彼女の無謀とも言える挑戦に立ちはだかるのは、前回大会・パリ五輪でも金メダルを獲得している400メートルの絶対女王・パウリノ。二刀流で史上初の偉業を目指すマクローフリンか、この種目の王者・パウリノか。見事世界歴代2位のタイムでマクローフリンが史上初の二刀流金メダルに輝いた。
織田さんはマクローフリンの400メートル金メダルについて「本当に不可能と思うことをやり遂げちゃうっていうのは…何なんでしょうね?これを見ちゃうと次は世界新を来年出していただいて、今度は200と100どう?同じハードルをやっている者として」と言うと村竹さんは「足遅いんですよ。シンプルなスプリント遅くて。100メートルは10秒5とかです。遅いんですよ。そもそも他の種目に手を出す余裕がない」などとコメントした。
ここからは中島佑気ジョセフ選手も登場。
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男子400メートル・予選に登場した中島佑気ジョセフ選手。実は中島は純文学を愛する読書家。そんな中島は先月、日本歴代3位のタイムを叩き出した。そして今回、とんでもない快進撃を見せる。まずは予選。終盤に差し掛かり6位の中島だったが、ラスト100メートルで一気に2位へ。後半の強さを見せた中島。さらに2日後の準決勝でも。レース終盤では予選とほぼ同じ6位あたりに付けている中島。しかしここから再び恐るべき脚力を見せる。予選でも見せた驚異の追い上げで34年ぶりの決勝進出という記録を打ち立てた。そしてついに迎えた決勝。中島の前に立ちはだかるのは全米選手権優勝、先月行われた大会では世界2位の好タイムを叩き出した優勝候補、ジャコリー・パターソン。5万6,000人の観客が勝負の行方を見守った。勝負はラスト100メートル。結果、ジャコリー・パターソンを抜き6位入賞。これは日本男子史上最高順位。実はこのレースは中島の母校、東洋大・陸上部の監督でいまも指導を受ける梶原監督も見守っていた。世界の強豪たちと肩を並べて激走する中島に恩師・梶原さんは男泣きしていた。中島は日本新記録、34年ぶりの決勝進出、日本男子最高6位と記録づくしの快挙を成し遂げた。次は日本人初の金メダルを狙う。
中島佑気ジョセフは「こんな大歓声を背中に走ることができて、本当に幸せでした」などと話した。
