2025年8月10日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ

真相報道バンキシャ!
横浜花火事故…業者を直撃▽制裁下ロシアに“日本製品”ナゼ

出演者
伊藤宏幸 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 小林涼子 今村翔吾 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ゲスト紹介

ゲストの俳優・経営者・小林涼子、歴史・時代小説家・今村翔吾を紹介。

(ニュース)
発覚 大会途中に異例 広陵が甲子園辞退

夏の甲子園に出場中の広島・広陵高校・堀正和校長が兵庫・西宮市で会見を行い、出場を辞退することを発表。広陵高校をめぐっては今年1月下旬、寮内で違反行為の野球部員(当時1年)に2年生4人がほおをたたくなどの暴行を加えた 。学校は翌日に事案を把握し、広島県高野連を通じて日本高野連へ報告。3月上旬には日本高野連から厳重注意処分を受け、対象の部員を1か月の公式戦出場停止処分。チームとして夏の甲子園の出場については主催者から認められていた。広陵高校は春のセンバツで3回優勝するなどの強豪校。今年の夏の全国高校野球には3回連続、26回目の出場を決め、今月7日、北北海道・旭川志峯高校と対戦。広陵3-1旭川志峯。史上6校目の春夏通算80勝を達成。夏の全国高校野球で不祥事による大会中の辞退は初。部内の暴行問題を受けて爆破予告や誹謗中傷など生徒に被害が及んでいると説明。SNSで行われている生徒への誹謗中傷に対し、阿部俊子文部科学大臣は警鐘を鳴らした。広陵高校の辞退を受け、今後の試合について来週木曜に行われる予定だった三重県津田学園は不戦勝で2回戦突破。学校へ到着後、学校側から直接部員へは話をするという。

苦渋 甲子園を途中辞退 野球部員らは

夏の甲子園に出場中の広島・広陵高校が出場を辞退すると発表。俳優・経営者・小林涼子は「SNSは難しい。多感な高校生の心を守ることにも力を尽くしてもらえたらいい」、歴史・時代小説家・今村翔吾は「なぜここのタイミングだったのか。事実自体は変わらないのでタイミングはもう少し考えられたと思う。関与していない高校生がいるのであれば可哀想。1回戦で負けた旭川志峯の選手たちが今、どういう思いでいるのか」とスタジオコメント。広陵高校は弁護士などで作る第三者委員会を設置し、暴行問題について調査を進めている。

直撃 危険な雨「線状降水帯」何か所も

記録的大雨となっている福岡県新宮町の一部には緊急安全確保が出された。福岡・北九州市の今の様子を紹介。大雨のため、山陽新幹線が一部で運転を見合わせるなど3連休の中日に影響が広がっている。山口・下関市を含む山口県西部では午後1時30分に線状降水帯が発生。24時間雨量が観測史上最大の351.0ミリを記録したことで市内各地の道路が冠水。福岡・北九州市では道路脇の側溝2か所から勢い良く水が吹き出た(日テレ投稿ボックス・視聴者提供)。北九州地方でも正午過ぎに線状降水帯が発生。JR西日本は大雨の影響で山陽新幹線の広島~博多間で終日運転を取りやめると発表。福岡・宗像市付近では午前11時50分までの1時間で約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、市内を流れる川の水位が急上昇。濁流が住宅街へと流れ込んでいた。宗像市の24時間雨量は観測史上最大の402.0ミリ。福岡県内ではきのう夜遅くから未明にかけても線状降水帯が発生。九州北部や山口県では引き続き厳重な警戒が必要。

(気象情報)
気象情報

大雨の最新の状況、今後について気象予報士・伊藤宏幸のスタジオ解説。10日午後5時までの24時間降水量は山口・下関351.0ミリ、福岡・宗像402.0ミリ、長崎・壱岐空港351.5ミリと観測史上1位。九州北部、山口ではあす朝にかけて、九州南部ではあす昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれがある。線状降水帯が発生した場合、局地的に数時間で雨量が上回るおそれがある。キキクル、自治体からの情報に注意し、早めに安全を確保するように。

(ニュース)
実態 制裁に抜け穴?最新ゲーム機なぜ

アメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領がウクライナの停戦をめぐり15日に会談することが明らかになった。トランプ氏が交渉でカードとしてきたのが貿易などを制限する経済制裁。モスクワの街で発見したのは制裁のもとであるはずのない日本メーカーの製品。取材を進めるとある国が抜け穴として使われていることが見えてきた。家電量販店では6月に発売されたばかりの最新の人気のゲーム機が値段は日本よりも数万円高く売られていた。メーカーによるとロシアへの出荷はしていないという。制裁対象になっている物品は日本からロシアに直接輸出することが禁止されているが、日本から中国などの制裁対象ではない国への輸出やその国からロシアへの輸出は禁止されていない。海外で生産された対象の物品を日本企業以外がロシアに輸出することも規制されていない。実態を調査すると制裁の抜け穴を通り、こうした物品が戦場で利用されている可能性が見えてきた。

懸念 “中国の秋葉原”日本製人気の裏で

中国・深センの電子機器などを扱う店が多く立ち並ぶエリアを取材。中国の秋葉原と呼ばれる場所にここ数年で変化が起きているという。ロシアからのゲーム機やコントローラーの注文が増えている。ゲーム機など中国の対ロシア輸出額(中国税関当局のデータより)はウクライナ侵攻が始まった2022年は約19億円だったが、去年は約140億円と7倍以上に増えている。ロシア兵がゲームコントローラーを使い、ドローンを操縦。ゲームコントローラーはドローン操縦など軍事転用のおそれがあるため、日本などはロシアへの輸出を禁止している。地経学研究所・鈴木一人所長は日本企業の製品が戦場で使用されている可能性を指摘。取材を進めると武器製造に使える日本企業製の機械がロシアで使われている可能性があることが分かった。日本企業A社が製造する工作機械CNC旋盤はコンピューター制御により高速で金属などを加工できる機械。ロシアの独立系メディアと協力して入手したロシアの通関データによるとA社の製品は去年1年間で192件中国などの貿易会社からロシアへ輸出されていた。ミサイルなど武器の部品製造に使用されているとみられている。更にウクライナ政府も「CNC旋盤がなければロシアはあらゆる兵器の製造が事実上不可能だ」と声明を発表。ロシア国防省のSNSを調べると公開された軍需工場の映像にはCNC旋盤のようなものが映っていた。製造元の日本企業A社はロシアへ輸出されている状況は確認できていないとコメントしている。

危惧 海外に流出も 狙われる日本の技術

さまざまな輸出ルートがある中で軍事用に使われると思っていなかった企業もありそう。俳優・経営者・小林涼子は「開発当初の思いとは全く違う形で使われていくというのは企業としては本意ではないと思う。製品を手に取った人がどのように使うかまではコントロールすることができないので難しさを感じている」、歴史・時代小説家・今村翔吾は「徹底していかないと効果がない」とスタジオコメント。

(最新のニュース)
月間打率4割超 大谷翔平 3年連続40HRに到達

ドジャース9-1ブルージェイズ。ジャース・大谷翔平が通算4度目、3年連続となる第40号ホームランを放った。

(番組宣伝)
真相報道バンキシャ!特別編

「真相報道バンキシャ!特別編」の番組宣伝。“戦争の予兆”桝×アメリカ、国民“分断”。櫻井×海上自衛隊、国防の最前線。無人島、巨大施設の謎。俳優・吉高由里子、被爆者の記憶を絵画に。

キーワード
アメリカ吉高由里子桝太一櫻井翔海上自衛隊
NNN戦後80年プロジェクト いまを、戦前にさせない
交流 戦時下の若者 被爆地で思う平和

おととい、長崎の原爆資料館で撮影された集合写真を紹介。パレスチナとイスラエルから来た人が寄り添いながら写っている。原爆投下から80年、イスラエルとパレスチナの若者たちは長崎で何を思うのか取材。今も戦闘が続くイスラエルとパレスチナ。今月8日にもイスラエルはパレスチナ自治区ガザ地区の制圧に向け、軍事作戦の拡大を承認。争いの集結はまだ見えない状況で来日し、2週間共同生活をするイスラエルとパレスチナの2人。

メンバーが滞在している合宿所を訪ねる。箸での食事に挑戦。国や地域に関係なく会話が弾む。原爆資料館で駐日パレスチナ常駐総代表部・ワリード・シアム駐日大使はグループで2週間、平和学習を行っていると知ると「最も重要なことに気づいてほしい。宗教、国籍、国家主義は忘れてください。あなたたちは人間なんです」と話した。その後も資料館の展示を見学。きのう、長崎は80回目の原爆の日を迎えた。鈴木市長は平和宣言の冒頭で世界各地の紛争激化に触れた。

発見 戦時下の若者 対立を越えるチカラ

今、戦闘状況にある地域の若者同士の言葉。歴史・時代小説家・今村翔吾は「今の時代は半歩だけでも進んでいるのかなと思う。希望と光はある。戦争は1%未満の権力者がやっていることだと言えるので声を出していくべき」とスタジオコメント。イスラエルとパレスチナから来た若者たちはこの後も合宿を続け、ボランティア活動などをともに行う。15日の終戦の日は特別編。

真相報道バンキシャ!特別編

「真相報道バンキシャ!特別編」の番組宣伝。“終末時計”を早める世界のトップたち。

(ニュース)
最新 3連休の高速道路 あすも渋滞予想

3連休中日のきょう、東名高速綾瀬スマートICの付近、中央道八王子IC付近の今の様子を紹介。東京方面へと向かう上りで交通量が多くなっている。日本道路交通情報センターによると午後6時現在、東名高速上り綾瀬スマートICを先頭に11キロの渋滞が発生。関越道上り高坂SA付近を先頭に20キロ、中央道上り小仏トンネルを先頭に17キロ、府中バス停を先頭に14キロ。あすも大きな渋滞が予想されている。

(エンディング)
注目の予定ニュース

あすから1週間の注目ニュース。コメ平均価格発表(12日)、日航機墜落事故から40年(12日)、80回目の終戦の日(15日)。俳優・経営者・小林涼子は「コメの価格について誰に撮っての適正価格なのかが難しい」、歴史・時代小説家・今村翔吾は「学力に関係なく日本が先の戦争でどこと戦ったのかを知らない若者が増えている」とスタジオコメント。

エンディング

エンディング映像。

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