- 出演者
- 濱家隆一(かまいたち) 指原莉乃 山内健司(かまいたち) 近藤春菜(ハリセンボン) 堀田茜 松村北斗(SixTONES)
オープニング映像が流れた。
日本全国にある高校の数は約5000校。その中には、長距離を毎日チャリで疾走する生徒もいる。セブンティーン専属モデルの河村ここあ(高2)が静岡市に調査に向かった。チャリで疾走しているのは高校1年生の岩崎勇人くん。河村は岩崎くんの後を追って、おしゃべりしながら一緒にチャリ通に挑戦した。河村は岩崎に、自分のあだ名である“こっちゃん”と呼んでほしいと話し、岩崎くんは照れながらもそれを受け入れた。河村は緩やかな坂を登りきれずに自転車を倒してしまった。すぐに岩崎くんが駆けつけてチャリ通再開。河村は朝の空や海の景色に感動した。富士山も見える。岩崎くんは駿河湾は日本一深い海と日本一高い山が同時に見える場所だと教えてくれた。2013年、富士山と共に三保松原が世界文化遺産に登録された。岩崎くんは「神の道」と呼ばれる場所を紹介した。道の先には神社があるという。古来より神様が歩くと伝わるパワースポット。河村が「神社めっちゃ好き」だと話すと、岩崎くんは御穂神社に寄っていくことを提案した。神社にある叶え馬は、なんでも願いが叶う子どもの守り神。2人でお参り。河村は「今日の坂が全部上れますように」、岩崎くんは「河村と仲良くなれますように」とお願いした。
スタジオトーク。風見和香(私立恵比寿中学)は「富士山と海がどちらも見れる世界遺産は、将来彼女ができた時に連れて行ったらめっちゃ嬉しいだろうな」などと話した。風見和香は濱家隆一に促されて「五十音どれでも少女漫画風のセリフが言える」という特技を披露した。「み」というお題に対しては「みんなじゃなくて2人がいいな」と返したが、「ぽ」に対しては「ぽ!ん?何の音?」と返し、「どこが少女漫画やねん!」とツッコまれた。
2人は神社を出てチャリ通を再開した。岩崎くんのクラスには女子は3人しかいない。岩崎くんは「こんなに女子に話しかけられたの初めて」だと話した。岩崎くんは長距離のチャリ通で「もっと速くなりたい」と目標を持って前向きになれることを話した。2人は長い坂に差し掛かった。岩崎くんはここが日本平であることを教えてくれた。ヤマトタケルの伝説が残る日本平は標高約300mの難所だらけの坂。岩崎くんは「てっぺんまで行ったらいい景色が待っているから」と河村を励ました。それでも途中で止まってしまった河村を岩崎くんは自転車を降りて押して上げた。坂を上りきり、河村は富士山と街の見える景色に感動した。坂を下ったと思いきや再び上り坂があったがなんとか上りきり、日本平の上り坂をすべて制覇した。ここで岩崎くんは「休憩しよう」と話し、静岡のローカルパンである「のっぽパン」を河村に渡した。休憩を終え、チャリ通再開。出発から2時間、再び坂があったが、河村は今度は止まらずに上り切れた。そしてついに学校に到着。片道19kmの道のり。静岡県立科学技術高等学校は、建築や電気工学など最先端技術が学べる高校。
学生時代にチャリ通をしていたかという問いに、松村北斗は「スゴく微妙なラインです」と答えた。堀田茜は岩崎くんの精神面が大人過ぎてカッコよかったなどと話した。山内健司は自身の「立ち漕ぎできたやん」など褒めるコメントに対して会釈をしてくれる河村ここあを「お上品な性格」だと評した上で、濱家の発言に向けたツッコミに対しても会釈をしてくれたのは違うと思ったなどと話して笑いを誘った。
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- 静岡市(静岡)
昼休み、河村は岩崎くんたちの昼食に同席した。岩崎くんの友達は河村に緊張してしまっている模様。昼食後、岩崎くんは学校を案内してくれた。ロボット工学科では、機械や電気などを組み合わせ、社会ですぐ役立つ最先端の技術を学んでいる。3年生になると実践的なロボット研究の授業がある。医療機関で導入される最新技術を高校生のうちから学んでいる。放課後、河村は岩崎くんの部活に同行した。岩崎くんは将棋部に所属している。小さい頃からおじいちゃんに戦法を叩き込まれた将棋っ子。河村は将棋ができるので、岩崎くんと対局することになった。河村が勝ったら恋バナをすること、負けたらスタジオの山内健司が一発ギャグをすることを賭けた。河村は早々に飛車取りを見落とし、さらにその後、王手がかかっているのも見落として玉を取られてしまった。王手の時は絶対に発声をしなければならないものだと思っていたとのこと。スタジオの山内は一発ギャグを披露した。午後5時半、河村は岩崎くんの下校にも同行した。岩崎くんは「鐘庵」という町そばに寄り道した。このお店にはそば屋では珍しい静岡の大人気グルメがあるという。
「鐘庵」では静岡おでんが食べられる。静岡おでんは、牛すじで出汁をとり、濃口醤油で味付けしている。味噌とイワシの削り節をかけて食べるのが静岡流。2人は静岡おでんの他、「桜エビのかき揚げそば」を注文。駿河湾でとれた桜エビは揚げることで旨味と甘味が凝縮されサクッとした食感となる。濃いめのそばのだしと相性抜群。岩崎くんは「おいしい」しか言わない河村に「もうちょっと食リポを…」とダメ出しした。「鐘庵」を出て下校再開。河村にポジティブな方かネガティブな方かと聞かれた岩崎くんは、自分はネガティブな方だと答えた。落ち込みやすいが、自転車通学で自信がついたという。岩崎くんは長距離チャリ通をする理由について、親の負担を減らしたいということが一番、自転車で行くと決めた、決めたことはちゃんとやり遂げる、などと話した。チャリ通を始めてもうすぐ1年。チャリ通をしてよかったことについて問われた岩崎くんは、足が強くなった、伸びていく自分が見られる、などと話した。河村は今日1日だけでも心が折れかけたくらい辛かった、それを1年続けていることにビックリした、尊敬できるところがいっぱいあって刺激をもらった、などと話した。2人で記念写真を撮った。午後7時半、2人は岩崎くんの自宅に到着した。帰りは18km、往復37kmの道のりを完走した。
スタジオトーク。静岡出身の松村北斗は、静岡は富士山とかいろいろありすぎて「自分って…」とネガティブになってしまうことがあるなどと話し、岩崎くんに共感を示した。堀田茜はチャリ通はカウンター席と同じで顔を合わせなくていいから喋りやすい、気になる人にはチャリ通いいなと思った、などと話した。藤咲碧羽(ONE LOVE ONE HEART)はチャリ通は大変なところを乗り越えるハードさも見られるし、2人の性格もじっくり見られて素敵、などと話した。
お別れの時間となり、岩崎くんと河村は、お互いに「ありがとう」とお礼を伝えあった。岩崎くんは富士山のキーホルダーを記念にプレゼントした。岩崎はタオルをプレゼントした。
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日本でたった2校しかない、鉄道の技術や知識を学ぶ昭和鉄道高等学校の最強トリオの企画。これまで長野県のしなの鉄道、静岡県の大井川鐵道などを旅してきた。今回は、松高くんの高校卒業前のラスト鉄道旅(秋田県)をお送りする。
人気動画クリエイターのひまひまが秋田県・角館を訪れた。豪雪の中、しっかり防寒対策をしている3人と合流した。秋田内陸縦貫鉄道という路線に乗る。銀世界を走る激レア列車セブンカラーの撮影を狙う。旅の最後には、満点の夜空を走る「謎の星降る列車」を目指したい。乗り放題の1日フリーパス(2,500円)を購入し、角館駅の改札を通った。さっそく1色目のカラー列車(むらさき)があった。経営難の脱却を図り、復活を願って7色にカラーリングしている。車内には秋田犬をテーマにしたラッピングが施されていた。ひまひまは額賀くんが作成した旅のしおりを手渡された。列車が出発した。2つ目の駅(西明寺駅)で降り、記念写真を撮った。額賀くんは前よりも笑顔が上手くなっている模様。駅から歩いて激レア車両の撮影に向かった。「笑EMI」という観光列車。時間がない中、この日は警報級の暴風雪で、4人は歩くのに苦労した。駅から徒歩4分、田んぼ一面に雪が降り積もる銀世界から「笑EMI」を撮影することにした。
警笛が鳴り、田んぼの向こうに観光列車「笑EMI」が通過したが、大雪で列車が見えにくいというトラブルが発生した。急遽、松高くんは「笑EMI」が近くで見える距離まで猛ダッシュし、なんとか撮影することができた。雪化粧した木と列車を1枚に収めた。「笑EMI」の車内では、日本海でとれた魚介や比内地鶏など、秋田の食材を使った豪華な食事を楽しめる。ここで、額賀くんは、卒業目前の松高くんへのサプライズを用意していることを明かした。ひまひまは「かわいい女の子から告白されたら?」などと恋バナを額賀くんに振った。スタジオでは「額賀くんは恋をしているのか」ということが話題になり、山内は「全然あるんじゃない?こっちのけんとさんはどう思われますか?」と近藤春菜に振り、笑いを誘った(「こっちのけんとじゃね~よ!」)。列車が到着。松高くんへのサプライズを用意しているという額賀くんは、これから到着する列車の前の方に注目するようにと他のメンバーたちに話した。が、雪のせいかよく見えなかった。どうやら今日は雪が酷かったのでサプライズを前に出すことができず、車内に飾っていた模様。
車内には「ワンデーオーナー号 祝 御卒業 鉄道トリオ 松高センパイ号」などと書かれた札が掲げてあった。額賀くんのサプライズとは、松高くんが列車の一日オーナーになるワンデーオーナー号だった。もう一つのサプライズとして、アテンダントの草なぎさんが、額賀くんから松高くんへのお礼のメッセージを読み上げた。スタジオの松村北斗は、松高くんへの尊敬が感じられていい旅だと思うと話し、さらに毎回SixTONESのグッズTを着てくれている松高くんにお礼を伝えた。続いて一行は松葉駅で降りて田沢湖に向かうという。松葉駅に到着した。額賀くんは、「たつこ姫を見に行こう」と話した。パワースポットとして有名な「たつこ姫」(田沢湖にある像)までは20分かけてタクシーで向かった。しかし、運転手に上手く伝えられていなかったのか、湖の縁ではあるが別の場所(御座石神社)に来てしまい、「たつこ姫」は見えなかった。トリオは鳥居をバックに記念写真を撮影した。松葉駅に戻り、続いては比立内橋梁に向かう。列車がより映えるような橋だという。途中、ひまひまは額賀くんに雪玉を投げた。額賀くんも投げ返そうとしたが「やっぱいいや」と途中で断念した。額賀くんの優しさに感動したひまひまは自らの行いを反省した。
車内で額賀くんがクイズを出題した。「秋田内陸縦貫鉄道が行った日本初のこととは何?」というもの。スタジオの正解者には秋田のソウルお菓子、川口屋の「金のバターもち」が贈られる。正解は、「初の女性運転士」(平成2年、三浦さん)だった。正解者不在のため、「金のバターもち」はMCの濱家と指原が食した。濱家は、ゲスト3人(松村北斗、堀田茜、近藤春菜)でじゃんけんをして勝った2人は食べていいと提案した。結果、堀田茜以外の2人が食べられることになった。松村北斗は「ここまで色々な甘みがくるのは初めて」などと感想を話した。
比立内駅に到着した4人。駅にはピアノが置かれていた。ひまひまは「エリーゼのために」(ベートーヴェン)を演奏した。額賀くんは「戦場のメリークリスマス」(坂本龍一)を演奏し始めたが、途中で断念した。次のカラー列車まであと45分あるので、4人は珍しい秋田グルメが食べられる道の駅「マタギの里」へと向かった。名物グルメとは「うさぎ肉ラーメン」のこと。
道の駅「マタギの里」を訪れた4人。テーブルに秋田名物の「うさぎ肉ラーメン」が運ばれてきた。マタギが狩猟でとった野ウサギの肉を醤油と煮干しのスープでいただく、体の芯まで温まるラーメン。食後、4人はカラー列車が通過する絶景の撮影ポイントへと向かった。
この続きは次回の「完結編」で。
松村北斗が自身が出演するドラマ「アンサンブル」を宣伝した。