- 出演者
- 竹内香苗 伊集院光
オープニング映像。
本日のテーマは”可能性は∞!?ドローンビジネス”。入山さんは日本で特に普及している理由として人手不足などを挙げた。ドローンの中でも注目されているのがドローンショーで日経トレンディ2024年ヒット予測ベスト30で1位に選ばれたのがドローンショー&空中QRだった。
- キーワード
- 日経トレンディ 2024年ヒット予測
去年熊本県で行われた花火大会は来場者数は約25万人。そこで注目を集めたのがドローンショー。500機にもわたるドローンを独自のシステムで動かし夜空にアニメーションを繰り広げた。ドローンショーは今花火大会だけでなく全国の自治体などで活用され注目を集めている。日本最大規模でドローンショーを手がける会社がレッドクリフ。フルリモートのため事務所はシェアオフィスだがプロデューサーなど約30名が在籍。そのメンバーを束ねるのが佐々木孔明さん。この日はバレンタインデーに群馬県で行われる。ドローンショーの準備が行われていた。
本番の日。地元の土木会社など約20人ほどで準備を行う。使用するドローンは300機。1機ずつ入念にチェックしていく。4時間の準備を終えて夜7時。ショーが始まり300機のドローンが離陸。まず現れたのはキューピッド。アニメーターの金井さんの言っていた演出は無事成功。最後に出てきたのは協賛企業のロゴ。花火大会などでも協賛企業のロゴを出しているレッドクリフ。直径100メートルにも及ぶ巨大なロゴには高い宣伝効果があるという。さらに二次元コードもドローンで表示。これをスマホで読み込むと特典映像などが見られる。約15分のドローンショーは盛況のうちに終わった。佐々木さんの目論見通りSNSには広く拡散された。
入山さんは「花火とは競合関係というより補完関係」などとコメントした。それに対して伊集院さんは「同居できるのは今のうちだけじゃない?」などとコメントした。その上でドローンショーはコール&レスポンスもできるんじゃないなどとコメントした。
ドローン関連企業のトルビズオンではドローンのオペレーター育成やコンサル事業などを行っており、今最も力を入れているのは空路整備だと紹介。ドローンには人口密集地域や工場の上など飛んではいけない場所がある一方で物流や有事の際に安全に飛べるルートがまだ整備されていない為、トルビズオンでは安全な空路をデータベース化して物流業者などにシェアしている。京都府長岡京市は有事の際に孤立する危険がある地域で、能登半島地震では孤立した地域へドローンで物資輸送を行っていたように長岡京市でも活用が期待されている。ドローンを飛ばすにあたってテスト飛行や住民説明を行う人はスカイディベロッパーと呼ばれ安全な空の道の構築に尽力している。スカイディベロッパーが安全な空の道を策定すれば今後物流や防災事業者が活用できるようになる。スカイディベロッパーは全国10府県に存在しトルビズオンではスカイディベロッパーが開拓した安全な空路データを買い取りデータベース化し、そのデータが物流などの事業者にシェアされると紹介。
入山章栄はデータを取って管理するのが重要で案内や地図アプリを先駆けてやっているが、ドローンビジネスは盛り上がるのはこれからでかなりの先行投資である等と話した。トルビズオン代表の増本衛は既にドローンを導入して自治体との連携が得意な企業は多いが、スカイディベロッパー自体が新しい職種で自治体や地域との調整・空路のリスク調査等のプロセスを行う事を現地で支援して空路の安全の審査まで行なっている等と話した。また増本衛は空は放送波のようなインフラであり、そこの整備は国だけでなく民間事業者が投資していくことも重要で法整備もされていく等と話した。
伊集院光は1年間に渡り更新を続けた番組であるが、ここが区切りで一旦番組自体を離れるが今後ビッグビジネスを成功させて取材される側で登場したい等と話した。