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筧利夫がやってきたのは北海道小樽市。明治時代から港町として栄えた小樽は北海道の玄関口。筧利夫は通行人と一緒に写真撮影を行った。さらに小樽運河をクルーズに乗ったが、小樽運河が海を埋め立ててつくり北海道の皆納を支えた歴史ある倉庫の景観は小樽を象徴する場所に。
オープニング映像。
小樽市に来ている筧利夫。やってきたのは小樽三角市場。50年以上前から北海道中の海の幸が集まる樽の台所。筧はうにやいくらを試食した。石狩湾の名物はシャコ。網岸水産でシャコの塩茹でを試食。味の感想に筧が寿司ネタとは違う味と答えた。次にやってきたのは深川硝子工芸。小樽切子を作っている会社だという。小樽は漁業用の浮き玉や石油ランプに切子硝子が使われていたという。明治の頃からガラスの街として有名な小樽は町のあちこちに硝子にまつわる場所が。小樽切子は深川硝子製作所で生まれた工芸品だがここでしか出せないという独特の色味がある。
その製造工程へ。溶解炉で硝子をとかし、息を吹き込んで整形する。ゆっくり冷ましたら切子の職人たちが工程ごとに違うデザインの模様を入れて仕上げる。小樽切子の一番最初の職人は出口さんの妻だという。次に余市の名物があるという場所へ。燻製屋 南保留太郎商店へ。この店は燻製を専門に扱っている店だという。創業70年を超え、南保さんはその三代目。祖母の南保留太郎さんがこの店の名前の由来でもあり、戦時中に樺太の先住民から燻製を学んでここで始めたという。その燻製にはカニや豆腐がある。その中にはにしんの燻製があり、保存性を高めるために煙でいぶしているというがその製造工程を見せてもらうことに。寒い土地ならではの冷燻という技で燻製作りを行っていて20度前後の低い温度で燻しと熟成を繰り返している。にしんの燻製に筧は美味しいと答えた。
次に向かったのは銀鱗荘。温泉宿だが元々はにしん漁で財を成した事業家が明治時代に建てたにしん御殿。漁から帰るのを見守る見張り台など国の有形文化財に登録されている。家計は露天風呂に入ったが石狩湾を臨める絶景が楽しめる。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所にやってきたが1934年に日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝により創業。ウイスキー造りは麦汁を作って酵母を加えて発酵されそこでできたものに熱を加えて蒸留しアルコールを取り出す。樽に詰められて貯蔵庫へ。長い時間をかけて熟成されるがその樽に秘密がありその修繕作業をみせてもらった。熟成につかった樽は再び締め直し樽の内側を焼いていく。ウイスキーに変化をつけるために焼いているというが風味が熟成される。筧はこうして作られたウイスキー試飲することに。余市 ジングルカスクの味に筧は美味しいと答えた。他にもフロートハイボールを試飲。ロックからハイボールと3通りの味が楽しめるという。筧は味の変化を楽しんだ。混ぜないことでスモーキーな香りとコクを感じながらハイボールへと変化するという。さらにニッカフロンティアは麦汁を贅沢に配合したウイスキー。筧は味の感想に上品だと答えた。
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