2025年8月10日放送 12:54 - 15:05 テレビ東京

開運!なんでも鑑定団
2時間SP【一休さん宝&家康も集めた宝】

出演者
福澤朗 今田耕司 片渕茜 菅井友香 井手らっきょ RAN(ME:I) SHIZUKU(ME:I) 
(開運!なんでも鑑定団)
友人から100万円で買ったルネ・ラリックの花瓶

依頼人は藤井照子さん。依頼品は「ルネ・ラリックの花瓶」。

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ルネ・ラリック大阪市(大阪)
ガラスの魔術師 ルネ・ラリック

ルネ・ラリックはジュエリーとガラスという2つの分野で頂点を極めた工芸家。1860年フランス・シャンパーニュ地方で生まれた。16歳の時、父が他界したため学業を断念し、ジュエリー工房の見習い工になると、すぐさま類稀な才能を発揮し、20歳でカルティエなど一流宝石店のジュエリーデザインを請け負うようになった。1886年に自分の工房を設立すると、ラリックはオリジナリティーを追求し、粋で洒脱なジュエリーを次々と生み出した。しかし、1908年、コルセットの追放により、女性のファッションが大きく変化した。シンプルな服が流行したことで主張の強いラリックのジュエリーは人気を失った。そんな時に出会ったのが香水商のフランソワ・コティ。コティは香水を一般大衆にまで普及させ、一大産業に育て上げようとしていた。香りの魅力を伝えるには優れたデザインの香水瓶が不可欠と考え、ラリックに白羽の矢を立てた。これに応えるべく、50歳を目前にガラス工芸家に転身したラリックは優美な香水瓶を次々と製作した。さらに日用品やアーケードの噴水、列車のインテリアといったものも手掛けた。また、色ガラスにも挑戦した。

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エレガンスカルティエクレールフォンテーヌシクラメンシダシュザンヌトンボの精ピンクの石のついた花房のブローチフランスフランソワ・コティブローチ下絵ルネ・ラリックレフルール二人の女性の半身像天使松に4羽の白孔雀林檎の花流れる髪の女
友人から100万円で買ったルネ・ラリックの花瓶

依頼品は「ルネ・ラリックの花瓶」。本人評価額は100万円、鑑定額は150万円だった。

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バッカスの巫女たちルネ・ラリック北澤美術館
出張なんでも鑑定団
神奈川県 綾瀬市

今回の舞台は神奈川・綾瀬市。西に大山・丹沢連峰、遠く富士山を望む自然豊かな街。昨年、東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジが開通。都心から約1時間でアクセスできるようになった。国指定史跡の神崎遺跡は弥生時代好機の環濠集落で、出土した土器が東海地方の土器とそっくりだったことから、現在の浜松周辺の人々が集団居住してきたと推測される。綾瀬市は観光名所がほとんどないが、これを逆手にとってありふれた風景が撮れる街として映画やテレビロケを多く誘致している。そこで注目されたのが市役所の中庭にあるベンチでイケメン俳優が座ったことで熱烈なファンがロケ地巡りで訪れるようになった。本日の鑑定士は中島・増田・額賀、会場は綾瀬市オーエンス文化会館。

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コウノドリ佐藤健大山・丹沢連峰富士山恋はつづくよどこまでも東名高速道路神崎遺跡公園綾瀬スマートインターチェンジ綾瀬市オーエンス文化会館綾瀬市役所綾瀬市(神奈川)綾野剛
山下清の油彩画

まずは阿部さんのお宝、山下清の油彩画。5年ほど前に骨董市で一目惚れしたという。店主は真贋が不明だからと1万円で売ってくれたというが本人評価額は55万円。鑑定結果は1000円で偽物だった。

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山下清市川の風景星の砂葉山マリーナ
福禄寿の焼物

続いては映画館の営業として全国を転勤していた堀内さん。かつて新潟の劇場で「舞台で歌わせてほしい」という少女の姿にほだされ上映の合間に歌わせてあげた。その少女は小林幸子さんだったという。堀内さんおお宝は福禄寿の焼物。本人評価額は40万円、鑑定結果は2万円だった。近代に京都でつくられた置物だという。

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小林幸子美空ひばり
棟方志功の肉筆画

続いて書道が趣味の今井さん。お宝は棟方志功の肉筆画。戦時中、義理の祖母が富山に疎開した際に棟方とご近所同士になり、戦後東京に戻って書道教室を開いていたところに棟方が訪れ朱墨でササッと描いたものだという。本人評価額は50万円、鑑定結果は350万円だった。

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棟方志功
豊臣秀吉の書状

続いては政治家にファンレターを書くことが趣味だという大学生の赤松さん。政治家に手紙を書いたら返事が返ってきたとネット見て、送ってみたところほとんどの方から返事が返ってきたという。赤松さんのお宝は豊臣秀吉の書状。中学2年の時にフリマアプリで見つけたもので値段は1万2000円だったという。本人評価額は50万円。

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エマニュエル・マクロンジミー・カータージョージ・W・ブッシュトニー・ブレアバラク・オバマロザリン・カーター織田信長豊臣秀吉

大学生の赤松さんのお宝は豊臣秀吉の書状。本人評価額は50万円、鑑定結果は3000円だった。豊臣秀吉の自筆の書状の印刷物だという。

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豊太閤真蹟集豊臣秀吉豊臣秀頼
北大路魯山人の皿

続いては下総さんのお宝、北大路魯山人の皿。15年ほど前に骨董店から送られてきたカタログを見て一目惚れしたもので60万円だったという。本人評価額も60万円、鑑定結果は50万円だった。魯山人が70歳前後の時の作品だという。

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北大路魯山人
小堀遠州の書状

最後は板金加工会社社長の橋本さん。お宝は江戸時代の茶人、小堀遠州の書状。10年ほど前、茶道をしていた母の形見分けをした際に見つけたものだという。本人評価額は30万円、鑑定結果は50万円。小堀遠州の直筆の書状に間違いないという。

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小堀遠州
(開運!なんでも鑑定団)
10年後に10倍?沈香と伽羅

続いての依頼人は若林宏さん。ギターが趣味だという。お宝は25年前に半信半疑で買ったモノ。「30万円で買わないか?10年後には10倍の価値になる!」と言われて買ったが、家族からは「騙されている」など非難轟々だったそう。若林さんのお宝は、「香木(沈香と伽羅)」。

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Lemon(通常盤)LiSAYouTubeドライフラワー優里南こうせつとかぐや姫神田川/妹米津玄師長野市(長野)
悠久の歴史薫る 沈香と伽羅

香道は日本が世界に誇る独自の文化で、これに用いる香木を沈香という。木そのものに香りがあるわけではない。幹が風雨や病気などにより傷ついた際、その防御作用として樹脂を分泌し香りを発するようになるといわれるが詳しいメカニズムは今なおわかっていない。香の歴史は古い。595年、淡路島の浜にうちあげられた流木を燃やしたトコロえも言われぬ香りがたちこめ驚いた島人がこれを朝廷に献上。すると聖徳太子が「これは沈水(じん)なり」とといたと伝えられる。沈水とはすなわち沈香のことである。奈良時代、鑑真が練香の技法をもたらすと香の文化がいっきに花開き、平安時代には貴族の間でかおりそのものを楽しむ薫物が流行した。政治の実権が貴族から武士にうつると香の楽しみ方がかわり、練香から沈香そのものを愛でるようになった。すると産地による微妙な香りの違いが重視されるようになり、それを芸にまで昇華させて香道が誕生した。沈香のなかでも香りの最高峰とされるのが伽羅で、ベトナムの限られた地域でしかとれないため価値は金と同等、あるいはソレ以上とされる。あらためて依頼品をみていく。沈香は全長42cm重さ725g、伽羅は3点ありそれぞれ46g、15g、9g。香木の価値は香りの質により大きく異なるが沈香・伽羅ともに産出量が減少していることから価格はうなぎのぼり!果たして鑑定やいかに!?

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徳川家康聖徳太子鑑真
10年後に10倍?沈香と伽羅

若林宏さんの依頼品「香木(沈香と伽羅)」を鑑定!鑑定の結果360万円の値がついた!鑑定した山本氏は、「こぶりのほう3点、伽羅かといわれると評価は分かれるかもですが、かなり上質のもので甘くて癒やされる香りがします。おっきなほうは香り立ちもよく甘さと辛さがあって非常に良い香りがします」などと説明した。

(エンディング)
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