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おむすびはパリでも人気で、2017年に出店した「おむすび権米衛 パリ・パレロワイヤル店」では売り上げを5倍にまで増やしている。「cusavilla 草片」の中東シェフはおむすびの新たな可能性を切り拓きたいと、今は亡き女性の伝説のおむすびにたどり着いた。
鎌倉の「羽根つき焼きおにぎり 由 yuu」ではチーズインカレー羽根つき焼きおにぎりが女性に人気。外はカリカリ、中はリゾット風になっている。牛カルキムチ羽根つき焼きおにぎりも人気。「学大おむすびマルムス」ではつや姫と雪若丸をブレンド。見た目にも美味しいがこだわり。ひつまぶしのおむすびや梅じゃこのおむすびを提供している。さっぱりお出汁の海老天むすびは若者に人気。筍と桜エビの炊き込みむすびは春の旬を味わえるおむすび。「wanna manna 飯田橋サクラテラス店 」では台湾の朝食の定番「飯糰」を提供している。ポークエッグおにぎりは豚肉と揚げパンがベストマッチ。日本では弥生時代の遺跡からもち米を固めて焼いたおむすび状の炭が見つかっている。そしておむすびは武士の時代になると戦の兵糧として広がり、江戸時代には旅人の携帯食になった。
2016年に94歳で亡くなった佐藤初女さんは、自宅を改装した山荘で悩み苦しむ人を受け入れ温かい食事を提供してきた。おむすびを握ることは初女さんにとって祈りそのものだった。11年前に初女さんのおむすびを食べた溝口さんは井上さんはその美味しさが今でも忘れられないという。
オープニング映像。
悩める人を力づけた佐藤初女さんのおむすび。まずはボウルの縁にあてながら水を注ぎ、米を優しく洗う。30分水に浸したらやや固めに炊き上げる。空気を含ませるよう木桶に移し、小鉢によそう。濡らした手に塩をなじませ梅を入れて握る。焼き海苔で巻いたらタオルでくるんで持ち運ぶ。「cusavilla 草片」の中東シェフは溝口さんと井上さんのもとを訪ね、初女さんのおにぎりの作り方を見せてもらった。中東シェフは店で初女さんの作り方を取り入れた創作おにぎりに挑んだ。米はササニシキを使う。刻んだフキノトウをオリーブオイルとみりんで炒める。ズワイガニのカニ味噌を合わせる。
「cusavilla 草片」の中東シェフは初女さんの作り方を取り入れ、ふきのとうとカニ味噌のおむすびを作った。続いてはイタリア風ツナマヨのアレンジ。サバの水煮を使う。ゆで卵にオリーブオイル、米酢を入れてミキサーに。カラスミを合わせる。サバマヨを入れて混ぜ合わせる。
エンディング映像。
食彩の王国の番組宣伝。