- 出演者
- 船木正人 井上裕貴 牛田茉友 黒田菜月
埼玉・越生町から中継でちょこっと天気が伝えられた。
- キーワード
- 越生町(埼玉)
ひたちなか海浜鉄道は国営ひたち海浜公園方面へ2期に分けて路線を延伸させる計画で、このうち1期目では今の終点の阿字ヶ浦駅から公園の南口までの1.4キロを59億円余かけて工事を行い、2030年先行開業させる方針とのこと。その後さらに公園西口付近まで工事を進める計画で、開業時期は未定だが延伸工事の総事業費は126億円余の見込みとのこと。ひたちなか市の大谷明市長はきょうの市議会で計画が国から認可されたことを明らかにし、海浜鉄道は今月中に国に工事認可を申請する方針とのこと。
東日本大震災で大洗町には4メートル超の津波が押し寄せ、町の約1割が浸水した。県は大洗町の漁港や商業施設が集中するエリアの復旧・復興工事を計画し、その中で有力としたのが漁港と商業施設の間に4.5メートルの防潮堤を整備する案だった。これに待ったをかけたのが漁業関係者で、港と町が分断されて漁港の利便性が低下するうえ、商業施設からの眺望に深刻な影響が出ると懸念したそう。こうした意見を受けて県は計画の見直しに踏み切り、今回計画した防潮堤の代わりに元々海側にあった防潮堤をかさ上げし、漁港の入口に水門を造ることで地元との合意に至った。一方大洗町では復興事業から外れた地区もある。ホテルや旅館などが立ち並ぶ宮下地区にある神磯の鳥居は多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっている。この地区の防潮堤は県の復興基準のうち津波へのたかさは満たしているものの高潮に対する高さは不足していた。このため県は防潮堤を1.5メートルかさ上げする計画を地元に示した。一方町内会ではかさ上げによって海の眺望という地域の魅力を維持できなくなることや、高潮は避難などの備えが可能などと訴えた。こうしたことから県は復興事業から外し、町内会は観光客などへ注意喚起を図ることにしている。専門家によると防災となりわいのバランスが各地で課題となっているそうで、将来どんな地域を目指すかを見据えた防災対策が重要などと指摘した。
来月から精神科病院で虐待を受けたとみられる患者を見つけた場合、都道府県などへ速やかに通報することが法律で義務付けられる。都は通報に迅速に対応出来る体制を整えようときょうから専用窓口を開設した。窓口では精神医療に詳しい専門職が対応することになっていて、きょうは看護師ら2人の職員が待機した。
東京大空襲から79年となるのを前に被害者や遺族などで作る団体が集会を開き、空襲で障害や傷跡が残った人などを救済する法案を一刻も早く成立させるよう訴えた。また集会では東京大空襲を経験した利光はる子さんが当時の経験を語った。
アルツハイマー病などのさまざまな認知症には遺伝子の異常が原因となる遺伝性の患者がいることが知られている。HED-TRCと名付けられた新たな仕組みは認知症の患者に事前に登録してもらい新薬の治験などに迅速に参加できるもので、全国15の大学病院でつくるグループが始めた。遺伝性の認知症は遺伝子の異常を詳しく研究することで認知症発症のメカニズムの解明や治療法の開発などにつながるとして注目されているが、患者の数が少なく研究に参加する患者を集めるのが難しいことが課題となっている。
関東の気象情報が伝えられた。