- 出演者
- 船木正人 井上裕貴 牛田茉友 黒田菜月
1980年に刊行された絵本「あさいち」がきょう復刊した。後押ししたのは読者から寄せられた声でした。1970年代の輪島朝市を舞台にした絵本で絵を描いた大石可久也さんと担当編集者はおよそ3年間にわたり朝市に集う地元の人の姿を丹念に取材した。復刊のきっかけは1月の能登半島地震で朝市が開かれてきた輪島市の通りが火災で大きな被害を受けたことでした。絵本を刊行した東京の出版社は金沢で創業したこともあり何かできないかと思っていたところに「輪島の朝市のことを忘れぬためにも復興を信じて復刊していただきたい」などの読者の声に後押ししてもらい復刊を決めたという。書店で絵本を手に取った人は「こういう日常があったと教えられるしそれが今なくなったことも教えられる」と話した。福音館書店の岡崎健浩さんは「その地に暮らしていた方や生活を思い起こすきっかけになってくれたらいい」などと話した。絵本の売り上げは能登半島地震の義援金として日本赤十字社に寄付される。
埼玉県久喜市に住む布川勇さんの自宅近くの墓には13年前に亡くなった妻が眠っています。ここに去年出身地の山形県にあったお墓から両親と祖父母の遺骨を移しました。きっかけは2年前、山形に帰省したとき荒れ果てた墓の様子を目の当たりにしたことでした。4人の姉は既に高齢のため管理を頼む訳にもいかず「墓じまい」を決断した。費用は100万円ほどかかった。墓碑には故郷の地名を刻みました。布川さんは「気持ちの整理というか安堵や落ち着きが得られるところに移すのが一番いい」などと話した。
シニア生活文化研究所の小谷みどりさんのスタジオ解説。墓じまい増加の背景には都市部には地方から出てきている方も多く先祖のお墓が遠い場所にあってお墓参りに行けないという問題を抱えている。核家族化も進み子や孫の代からすれば自分が住んだことのない土地に先祖の墓がある方もいる。これから代々生まれ育った場所で死んでいくというライフスタイルの方が少なくなり墓じまいをしたいというニーズは今後も増えていくと思う。埼玉県の50代女性から「父親からお墓を守っていくようにと長年言われてきたが両親の死後墓じまいをして葛藤を感じたが今はすっきりした気持ち」という投降を紹介。小谷さんは今までのお墓のあり方が社会や家族の変化に対応していないのが問題であって個人の問題ではなく社会全体の問題だと指摘した。家族で意見が分かれた場合には墓じまいだけが選択肢ではなくシルバー人材センターやふるさと納税で墓管理代行サービスを利用する手もある。墓じまいで大切にしたいことについて小谷さんはお墓は残された方が亡くなった方と向き合う場でもある、死者を思う場があることが残された方にとって生きる原動力になると思うと話した。放置して無縁墓になるよりは墓じまいをしやすい方法を行政も考えていかないといけない。
神奈川県平塚市のみちるさんからいただいた落花生専門店で見つけたお菓子の写真を紹介。「我が家では“ラッカ星人焼き”と呼んでいます」とのこと。東京都江戸川区のハナミズキみ~やさんからいただいた切り干し大根を干している写真を紹介した。
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気象情報を伝えた。