- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング。
24日、G7首脳会議がオンラインで開かれた。ゼレンスキー大統領はトルドー首相と参加。和平交渉にはウクライナとヨーロッパの参加が必要と改めて主張するなどした。カナダの外相は「まだ調整中」とした。ロイター通信などはアメリカが共同声明に「ロシアによる侵略」などの文言を盛り込むことを拒否していると伝えている。石破首相は「大事なことはG7が結束していくということだ」と強調した。
24日、ホワイトハウスでマクロン大統領と会談したトランプ大統領は、共同会見で「ウクライナの長期的な安全保障には、ヨーロッパが中心的な役割を果たす」との認識を示すとともに「平和を維持するための費用は、アメリカだけではなくヨーロッパも負うことで同意した」と明かした。停戦後にヨーロッパ各国がウクライナに平和維持部隊を派遣する構想について、トランプ氏は“プーチン大統領が受け入れる可能性がある”との見方を示した。また、早ければ今週中にもゼレンスキー大統領と直接会談すると明らかにした。アメリカによる支援の見返りにウクライナが鉱物資源などを提供する協定を締結するとの見通し。
来年度予算案の修正を巡り、与党と調整をしてきた日本維新の会と国民民主党は、きょうそれぞれ党内での協議を進めている。「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、国民民主党はけさ税制調査会の会合を開き、公明党が新たに示した年収850万円以下の人を対象に4段階で非課税枠を引き上げる案について対応を協議した。会合では出席者から、所得制限は設けるべきではないとの意見が相次ぎ、こうした考えを午後にも行われる見通しの自民、公明両党との協議で伝える方針。一方、高校授業料の無償化などで自公両党の政調会長と合意文書案を取りまとめた維新は、先ほどから臨時の役員会を開き、文書案の是非に加え予算案の賛否についても協議している。党内がまとまれば、吉村知事が今夜にも石破総理、斉藤代表との党首会談に臨み、正式合意する見通し。与野党の調整はまさに大詰めを迎えている。
衆議院の予算委員会で、有識者らの意見を聞き取る中央公聴会が開かれていて、ノーベル平和賞を受賞した被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の田中熙巳代表委員が出席している。田中氏は「原爆の市民の死亡者は数十万人いるが、国家補償は今までされていない」としたうえで「防衛費の議論と比べ、市民の被害をどうするかは国会でほとんど議論されていない」と指摘した。一方、委員会に先立つ理事会では今後の審議日程について協議し、延期となっていた旧安倍派の事務局長の参考人聴取をあさって行う方向で合意し、細部の調整を進めることになった。
来月行われる大相撲春場所を前に番付発表が行われ、新横綱・豊昇龍が意気込みを語った。先場所、2度目の優勝を果たし、綱取りを成就させた新横綱・豊昇龍。モンゴル出身力士としては、叔父の元横綱・朝青龍さんなどに続き6人目となる。新横綱として臨む春場所へ向け、決意を語った。
気象情報。
毎年恒例となっている埼玉県鴻巣市のピラミッドひな壇は、31段もの高さに、1600体のひな人形が飾られている。全て全国の家庭から寄付されたもの。来月8日まで。