- 出演者
- 福田正博 勝村政信 池谷実悠 平畠啓史 野々村芳和
オープニング映像。
明治安田Jリーグの新シーズンが近づくなか、野々村芳和チェアマンをゲストに招き、たっぷりと議論する。
東京ヴェルディが16年ぶりにJ1に復帰し、FC町田ゼルビアの昇格など開幕前から話題が尽きない。J1は昨シーズンから2チーム増え、各カテゴリーが20チームで統一された。また、昨シーズン、国立競技場では8試合が行われ、約41万2000人を動員。野々村チェアマンによると、国立競技場でサッカーを初観戦した人は地元クラブの試合も観に行くといい、国立競技場での試合数を増やすことでライト層にも足を運んで貰うことを目指す。平畠啓史は「選手もいつも以上にテンション上がっているような気がする」と語った。
今シーズンからルヴァンカップにJ1~J3の全60チームが参加でき、ACLに出場する3チームは準々決勝で合流となる。イングランドで開催されるFAカップでは6部リーグのチームがジャイアントキリングを起こし、話題となった。野々村チェアマンは「J2、J3のクラブに名門クラブがやってきて試合をすると、売上が期待される」などと語った。また、昨年にJリーグではJ1、プレミアリーグ、ブンデスリーガの王者が戦う「Jリーグワールドチャレンジ2023」が開催されたが、17年からは東南アジア諸国で「Jリーグアジアチャレンジ」も行っている。タイのサッカー関心度は高く、Jリーグは英雄クラスの選手たちを積極的に獲得。タイにはJリーグの情報発信基地もある。
Jリーグは現在、2月から12月の間で開催されているが、2年後からは8月に開幕し、翌年の5月に閉幕する。昨年のスケジュールを見てみると、優勝がかかるJリーグ終盤に試合の間隔が空いてしまった。野々村チェアマンは「日本サッカーをより成長させるための方策の1つがシーズン移行で、確実に変わるのは選手のパフォーマンス」と話す。Jリーグでは6月から8月にかけ、選手のパフォーマンスが目に見えて低下している。さらにヨーロッパと日本で開幕時期にズレがあり、冬に移籍すると、海外リーグに途中参加となる。夏に移籍すると、Jリーグではシーズン途中で主力選手を欠くこととなる上、戦力の補強も難しい。シーズン移行により選手の海外移籍が増えれば、移籍金も増えるため、若手の育成にクラブが注力するのは必定。若手の育成に成功することはクラブの強さの維持にも繋がる。
FIFAは選手が国際移籍する際、12歳から23歳まで所属したクラブにも貢献金を支払う制度を設けている。冨安健洋がボローニャからアーセナルへ移籍した際、アビスパ福岡には約8千万円が支払われたという。また、降雪を考え、野々村チェアマンは冬場の練習施設の充実化を図るべく、約100億園の財源を確保する予定だという。
「FUJIFILM SUPER CUP 2024」のお知らせ。ヴィッセル神戸と川崎フロンターレが国立競技場で激突する。
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