- 出演者
- 勝村政信 竹崎由佳 松井大輔
オープニング映像。
各界の名指導者たちを招き哲学に迫る。今夜の名将は帝京長岡高校サッカー部・谷口哲朗総監督。
帝京長岡高校サッカー部は2000年、全国高校サッカー選手権に初出場。以降全国大会の常連となり新潟を代表するサッカー部に成長した。帝京長岡高校を28年指導する帝京長岡高校。就任当時は厳しすぎる練習が仇となり部員がほとんど辞めてしまうという事態に。その後厳しい練習に限界を感じスポ根から脱却。雪国ならではの練習法を模索し改革を起こす。朝練は体育館でフットサルで技術を磨き、全日本ユース U-18 フットサル選手権大会で2度の全国制覇。Fリーグにも選手を輩出。全国大会の常連になり知名度もアップしていた帝京長岡高校だが谷口が目指すのは永久的な強豪校にすること。
谷口哲朗総監督の自分ルール、1つ目は心美しく勝つ。入部の時に渡される12の心得が書かれた基本理念でフェアプレー精神を学ぶ。
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谷口哲朗は指導にも大胆な改革を行った。帝京長岡高校サッカー部の現在の部員数は130人。 練習を見てみると、指導しているのは別のスタッフ。谷口はピッチ脇で見守るだけ。谷口は、キーパーを教えられないのがそもそもの発信で、自分にできないことは人に頼った方が、専門家というかGKもそうですけどと語る。名将の自分ルール2つめはできないことはやらない!サッカー部の指導陣は総監督の谷口を含め10人以上。練習メニューから采配なども若い指導者に任せている。自らはマネジメントなど他の仕事に集中。しかも、スタッフは皆サッカー部のOB。谷口は若い指導者を置くことで10~20年先を見据えたチーム作りを目指している。谷口は、鹿児島実業・帝京・国見があの強さを維持するのは難しいと思う、本当に至難の業だと思う、でも常にトップではなくてもトップグループの中に居続けることによって学べることがある、などと語っていた。
帝京長岡高校サッカー部に3年前にできた選手寮。現在100人以上が寮生活を送っている。寮にある名将の自分ルールは「充実した環境を提供する」。谷口が建設資金を集めて建てた選手寮。さらに、帝京長岡高校の隣には3階建ての食堂を作ってしまった。1日4回栄養管理された食事がとれる。2階には、疲労軽減・怪我の予防のための整骨院。極め付きは3階にある去年導入した酸素BOX。酸素ボックスは疲労回復効果に期待が持てる。谷口はサッカーに集中できる環境を作るため奔走していた。勝村は、町田ゼルビアがJ1にいってないときに、食堂がないから近所にゼルビア×キッチンがあったが、それを超えていると話す。これまで7ヵ所あった下宿先を選手寮を作り一箇所に集約した。私生活に目が届き、就寝前のスマホ使用禁止で質の高い睡眠がとれるようになったという。鹿児島実業高校時代は監督の家に下宿していた松井大輔は、那須大亮と365日ほとんど一緒にいるんで、どこにパスが欲しいとかアイコンタクトなしでも分かる時があると明かした。 谷口は現在返済している最中で、費用を聞かれて4億円くらいかかったと明かしていた。
帝京長岡を永久的な強豪校にするために様々な改革を進めてきた谷口。谷口は、人が帰ってきてくれる場所にしたいといい、中学・高校からきた選手は長岡の子だと思っている、生涯の中にサッカーが含まれていて、長岡にサッカーを通じて血を流してくれるOBたちが増えれば幸せの極みだろうと思っているとコメントした。
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