- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 山田大樹 渡部圭司 伊藤海彦 副島萌生 近藤奈央
オープニング映像が流れ、出演者があいさつした。
福島第一原発に溜まる処理水の海洋放出に中国が反発を強める中、岸田首相は来週ASEANやG20の会議に出席し海洋放出の安全性などを説明して国際社会の理解を広げたい考え。ASEANとの会議には李強首相、G20サミットには習近平国家主席の出席が見込まれ、日中の首脳間で個別のやりとりが交わされるかも焦点になっている。
気象庁が最大級の警戒を呼びかける特別警報の運用が始まって10年となる。大雨の特別警報では発表されたほとんどのケースで土砂災害などが発生していることが確認されている。専門家は「この情報がどれくらい大変かということを客観的に示していくことはとても重要」とし、特別情報が発表されていないから大丈夫ととらえず、ハザードマップなどを使いながら個人個人で避難を判断してほしいと呼び掛けた。
離婚後の子どもの親権について法制審議会の部会は制度の見直しに向けた要綱案のたたき台を示した。父と母には子どもを養育する責務があるとして双方が親権者になる共同親権とすることも可能だとしている。ただ暴力や虐待があった場合などは例外で一方が親権者となり場合によっては親権者を変更することもできるとしている。部会は要綱案を今年中に取りまとめたいとしている。
東京・渋谷から気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)
1923年9月1日マグニチュード7.9の巨大地震が東京を襲った関東大震災。震災から100年にあたる今年、NHKは当時のモノクロフィルムを最先端の映像技術で高精細化、カラー化する試みを行なった。すると、ぼやけていた看板の文字や人物の表情まで鮮明となり、撮影時間や場所などの特定につながった。また、時間をおいて次々に発生した火災は飛び火によるものとされてきたが、この飛び火火災が実際に発生していたことが、今回、高精細カラー映像によって裏付けられた。飛び火火災は現代でもしばしば発生していて、2016年新潟県糸魚川市で起きた大規模火災は、1軒の飲食店から出火し、住宅など147棟が消失、延焼範囲は約4万平方メートルに及んだ。専門家は、飛び火火災を防ぐにはより多くの自治体が火事に強い町作りを支援することが重要だと指摘している。
NHKスペシャルの番組宣伝。
夏休み明けのこの時期、学校に行くのに気が重くなる児童がいる。そうした子どもたちの心のSOSをどう受け止めるか、悩む保護者を支援する団体のオンラインサービスが登場。東京台東区の学習塾では、引きこもりや不登校の状態にある児童たちを個別指導で指導。悩む保護者たちのためには「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成し、学校に行ったほうがいいか休んだほうがいいか、その目安を示している。教室長の満尾知哉さんは「心理的な負担がかかった状態で学校に通うと、うつ病になるリスクがある」と話し、チェックリストの活用を呼びかけた。
光熱費や物価の高騰で様々な商品が値上がりする中、大きなしわ寄せを受けているのが生活に困窮する家庭。そうした家庭の食卓を支えようと、東京板橋区は先月から独自の食料支援に乗り出した。区の施設に食品を集め、1人親家庭などの利用者が好きな時に訪れ、品物を持ち帰ることができる取り組み。食品は企業やNPOから寄付されたもので、およそ30種類が棚や冷蔵庫に貯蔵されている。利用できるのは主に1人親家庭で生活保護を受給していない世帯。利用者からは「おかわりを心の余裕を持ってよそってあげられるようになった」などの声があがっている。一方で、「利用が平日日中のみ。仕事をしていると難しい」との声もあがっていて、区は、改善すべき点は見直しを進め、取り組みを充実させていくとしている。
日立製作所と東武鉄道は指の静脈・顔を使った生体認証で支払いなどができるシステムを開発した。事前にクレジットカード情報や生年月日などを登録しておけば端末に手をかざすだけで年齢確認・支払いを同時に行うことができる。今年度中に首都圏の東武鉄道グループのスーパーマーケットでセルフレジに導入する予定だという。
大阪ガスはENEOSと共同で、大阪湾岸でメタネーションを行う大規模な施設建設に向けた検討を進めていくことになった。ENEOSが海外から再生可能エネルギー由来の水素を調達、大阪ガスが化学工場などから回収した二酸化炭素を合成することで、2030年に一般家庭約25万戸が1年間に使用する分のメタン製造を目指すという。
経済情報を伝えた。
東京・渋谷の中継を交えた気象情報。
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パラ競泳知的障害のクラスで活躍する木下あいら選手は日本記録9種目・アジア記録4種目を更新している。ADHDや学習障害と診断される中で、文字も重なって見えてしまうことから大きい文字の教科書を使って勉強している。言葉が難しくなると理解しにくいことから、練習も視覚から情報を学んでいる。200m個人メドレーは水を捉える感覚やキックのタイミングを覚え込ませてきた。今月にかけて行われた世界選手権では得意の平泳ぎで3秒縮めて僅差の2位という結果となった。木下選手は「ほんの少しの差で負けてしまったので悔しい」と話していて、課題のスタミナを強化してパリ大会に向けてさらなる進化を目指す。