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- 南利幸 小宮智可 寺門亜衣子 井上二郎
中国の不動産最大手「碧桂園」は、市場低迷による販売不振などで、今年6月までの最終損益が1兆円の赤字となるなど経営難に。一部の外貨建て借金も支払えないと発表。ほか、全ての外貨建ての借金についても支払えない可能性があるとの指摘も。中国では去年、住宅販売首位の恒大グループも今年6月までの最終損益が6600億円の赤字に。米裁判所には連邦破産法も申請。中国の不動産はGDPの4分の1を占めるだけに、その動向は世界経済にも影響する。
現在の日中関係を「悪い」「どちらかといえば悪い」と答えた人は68.4%と、去年比で12.2ポイント悪化。原因は福島第一原発による処理水放出などとされる。日韓関係については「非常に良い」「どちらかといえば良い」と答えた人が29%と調査開始以来最高に。
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4年に一度の台湾総統選挙は来年1月13日に投票が行われる。4人が立候補中で、中国と対立する与党・民進党の頼清徳候補に対して、中国との対話を求める野党・国民党など3候補が対峙する構図。世論調査支持率は現副総統の頼清徳が最高。武力行使を辞さないとする中国に対抗するとも表明。最大野党・国民党からは候友宜が候補に。有権者が最も多い新北市の現職市長。民衆党からは前の台北市長の柯文哲が立候補。世論調査で支持率2位。ほか、無所属の郭台銘氏も立候補。ホンハイ精密工業の創業者で、有権者の署名集めで立候補を目指す。
台湾産の養殖ハタについて、中国政府は禁止薬物が検出されたと輸入停止とした。最盛期には9割以上を中国に輸出していた台湾の養殖業者。120トンから1トンに激減したとのこと。中国依存はリスクだという。しかし中国は無視できないマーケットだ。台湾を代表する高級フルーツのシャカトウ。生産地の95パーセントが国民党の支持が強い台東県に集中している。おととし禁輸措置を受けた。国民党の持つ中国とのパイプを頼った。そして一部の農家の輸出が解禁された。国民党支持でない農家もあり、温度差がある。国民党を支持する農家だけが恩恵を受けている状態だという。
中国は台湾と経済協定を結んでいるが、台湾が中国に貿易制限をしているとして、来年1月の総統選挙前日までを期限に調査中。その結果次第では協定停止の可能性も。日本に対しても、福島第一原発処理水の放出を巡って日本からの水産物輸入を全面的に禁止に。こうした経済的な威圧は今年のG7広島サミットでも議題に。総統選挙では中国に融和的な政党が複数あり、与党・民進党が有利な状況。野党候補一本化も取りざたされるが、郭台銘候補は立候補の意思が固い。選挙は来月20日から24日にかけて候補者の届け出が行われ、1月13日に総統選挙。
米議会下院では、多数派を占める共和党の内部対立で今月3日に議長が史上始めて解任。党ナンバー2のスカリス院内総務がいったんは党の議長候補に決まるも、最終的には撤退に。党は13日、議長候補を選ぶ投票を再び実施。トランプ前大統領に近い保守派のジョーダン議員が過半数を集めて候補に選出との報道も。下院で票を確保できるかは不透明。
鹿児島大学の研究グループの調査で入浴中・前後の突然死の約9割が65歳以上の高齢者で、約半数が12月~2月の冬場に集中していたことが分かった。「気温が低く1日の気温差が大きいほど起きやすい」ということで、研究グループは警戒を呼びかけることにしている。
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長野県で美容師への講習会が開かれ、30人が参加。講師は京都の美容師・赤松。発達障害の子どもを散髪で支援してきた。赤松は10年前、地域の保護者からの相談で発達障害児の散髪を担当。バリカンの音でパニックを引き起こしてしまったそう。以来、専門知識をもとに試行錯誤。今、客の5人に1人は散髪が苦手な子供。カット前には、次に何をするかを明示して不安を取り払う。これまでの経験を論文にまとめ、美容師向けのマニュアルを発表しようとしている。同時に、各地の美容師へのアドバイスも。
経済情報が伝えられた。
日本全国の気象情報。
東名高速道路下りは、大井松田インター付近での事故のため2km半渋滞。下りは大和トンネル付近で10km渋滞。中央道下りは府中バス停で6km渋滞。関越道下りは所沢インター付近で8km渋滞。明日、都内では「東京レガシーハーフマラソン2023」が開催。これに伴って都心部道路は7時20分から13時頃まで大幅に交通規制。
関東甲信越の気象情報。