- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志
オープニング映像と挨拶。
地震で施設や住宅などに被害が出て断水が続く能登町。地域の人達は休業中の民宿に身を寄せて助け合いながら生活をしている。人の高さ以上に隆起した場所や主要道路も被害を受けた。通行止め・規制が続いている。通行の大動脈・のと里山海道では崩れるなどして今も通行できない区間がある。復旧が急がれるも社員も被災し人手不足が深刻な課題になっている。
全域で断水が続く石川県珠洲市は配水池に水を送る配水管の設置作業が進んでいる。能登地方の多くの地域で今月末から来月末までの仮復旧を見込んでいるが珠洲市や七尾市の一部地域では4月以降になるとの見通しである。地震発生直後では約11万戸で確認された断水について馳知事は耐震化の遅れがダメージの大きさに直結しているとした。水道管の耐震化は南海トラフ巨大地震に備え全国で行われている。耐震官に置き換え、地震での水道網への被害を抑える事ができる。
国は主な水道管の耐震化率を2028年度末までに60%以上に引き上げることを目標にしている。2021年末では全国平均は41.2%で60%を上回っているのが神奈川、東京、千葉だけで石川は36.8%である。南海トラフ巨大地震で震度6強が想定される静岡県富士市では2022年度末時点で耐震化率35.5%にとどまっている。市内を走る水道管は延べ約1300キロで耐震化を進められるのは年に10数キロで市は避難所や病院など災害時に重要な施設の近くから対策を急いでいる。能登半島地震では浄水場や配水池などにも大きな被害が出た。富士市ではリスク分散のため離れた場所に新設している。課題は費用で水道料金で賄うが人口減少などで水道使用量は減り料金収入は減少傾向である。耐震化工事費用は年17億~20億円である。市は費用確保のため去年10月、水道料金を平均13%引き上げた。専門家は水道料金が高い傾向で耐震化はさらなる値上げに繋がりかねず、計画的に耐震化を進めていく必要があるとしている。
福岡県の映像が流れ、全国の天気予報を伝えた。
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ドジャースのキャンプで大谷翔平選手がダッシュなどの別メニューで調整した。また山本由伸投手は実戦形式の投球練習を行った。
スピードスケート・世界距離別選手権の女子1000mで高木美帆選手が1分12秒83で金メダルを獲得した。
ブレイキン全日本選手権が開幕した。ブレイキンはDJがかける音楽に合わせて1対1で交互にダンスを披露する。女子は大会3連覇を目指すAYUMIがベスト8に進出。男子はパリ五輪代表に内定しているShigekixが4連覇を目指してベスト8に進出した。
ブレイキン全日本選手権・ジュニア男子の部で3連覇を目指す、WATOこと倉井湧都くん11歳。WATOは5歳の時父親の影響でブレイキンを始めた。その後国内外の多くの大会で活躍。さらにレベルアップするため、技の連続性を課題としている。そして迎えた昨日の決勝。流れるような足技から難度の高い技を次々に畳み掛け、磨いてきた連続性を発揮した。後半は得意のパワームーブを披露したが、一瞬バランスを崩し技が途切れてしまった。結果は相手選手の勝利。惜しくも大会3連覇とはならなかった。WATOは「負けてうまくなろうと思ったので、まだまだこれからもある」とコメントした。
見つかった書見台。江戸時代初期にポルトガル人やスペイン人が日本の職人に作らせ海を渡った南蛮漆器とみられる。これまでに確認された書見台には十字架やイエス・キリストを示すIHSがあるが、今回見つかったものにはデザインがなかった。X線で撮影したところ何かを剥がした箇所が見つかり十字架やIHSと確認できた。幕府がキリスト教の弾圧を強めていた時期で摘発を逃れるため宗教色を消して送ったのではないかとみられる。
源氏物語は紫式部によって書かれた光源氏を取り巻く女性たちの人間模様を描いた物語である。作中の光源氏が愛した女性たちには紫にちなんだ名前がつけられ、当時紫は高貴な色とされ紫式部も紫に憧れがあったとされている。
実践女子大学横井孝名誉教授らは紫式部日記絵巻等の資料から失われた紫の装束の再現を目指している。源倫子が羽織っていた唐衣は当時の貴族にとって最も高貴な色が使われていたとされ、資料では退色しているがおそらく紫のものとされている。当時の儀式や制度等の決まり事が記されている延喜式と呼ばれる法典には紫草で染め上げるとされている。大分県竹田市の志土知地区には紫神社があり、紫草の原産地とされている。染色で使うのは紫草の葉や花ではなく根であり紫根と呼ばれている。紫草は日本に自生する植物であるが近年絶滅が危惧されており、紫草の里営農組合が栽培に取り組んでいる。染色は京都の工房で行われ、古来の染色技法を用いて5年の末に唐衣・表着が再現された。
全国の天気予報を伝えた。