- 出演者
- 檜山靖洋 八田知大 副島萌生 近藤奈央 森田茉里恵
オープニング映像が流れ、出演者があいさつ。
2011年3月11日、東日本大震災が発生し、東北沿岸を高さ10mを超える津波が襲った。福島第一原発では3基の原子炉で、「メルトダウン」が発生した。地震や津波の被害などで亡くなった人は1万5900人、行方不明者は2520人。避難生活を余儀なくされている人は減少が続いているものの、復興庁のまとめで、2万9328人となっている。岩手・宮城・福島の3県では、この13年で道路や防潮堤といったハード面の整備がおおむね完了した一方で、人口減少が進んでいる。3県の沿岸と原発事故で避難指示が出ていたあわせて43自治体のうち、震災前と比べて人口が10%以上減った自治体は35自治体にのぼっている。NHKのアンケートによると、被災者同士の交流や地域のコミュニティー作りといった活動は高齢化、人口流出でできなくなったなどの声が多く、「町に暮らす魅力が減った」、「精神的な孤立を感じている」といった意見がある。
福島第一原発では23年8月に処理水の放出が始まったが、反発した中国による日本産水産物の輸入停止措置は、半年余りたったいまも続いている。汚染水を処理する過程では、去年10月に放射性物質を含む廃液を浴びた作業員が一時入院したほか、先月には化装置から放射性物質を含む水が漏れるトラブルも発生。「核燃料デブリ」の取り出しをめぐっては装置の投入が遅滞している。当初の計画から3年近く遅れることになる。国の専門機関は原子炉などに充填剤を流し込んでデブリごと固めて取り出す新たな工法を一部で活用するよう提言した。東京電力は今後1年から2年ほどをかけ、実現性などを検証するとしている。
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- 更田豊志東京電力福島第一原子力発電所
震災の津波や地震で家を失ったり、原発事故で避難を余儀なくされたりした人が入居する災害公営住宅は、岩手・宮城・福島の3県で最大3万戸近くが整備された。NHKの取材によると、住宅内で誰にもみとられずに亡くなった、「孤立死」は、去年12月末までに少なくとも合わせて355人に上った。入居者の高齢化も進み、去年12月末の時点で、災害公営住宅の65歳以上の高齢者の割合は44.6%。岩手大学の船戸義和客員准教授は「継続的な交流の機会を短い時間で、簡単につくれるかがポイント」などと話す。
被災した企業の再建のための補助金制度が足かせになっているとの指摘がある。岩手・宮古市の佐々木さんは、去年会社の破産を申請した。津波で全壊した旅館の再建のためグループ補助金を活用し、1億6000万円の交付を受けた。しかし台風被害や新型コロナの影響で経営難に。介護施設への事業転換なども検討したが、補助金制度のルールが壁になった。宮城。南三陸町の水産加工会社は補助金を活用して製氷工場を建設した。需要がなくなり今はほぼ稼働していないが、廃棄の場合も一部返還の必要がある。グループ補助金は9953事業者に交付されたが、少なくとものべ575事業者が返還を命じられている。
原彩夏さん(24)は北茨城市で消防隊員として働いている。小学5年の時、東日本大震災を経験し、届けてくれた水や食料に救われたという。震災当時、人をささえられるような大人になりたいと学校の文集に綴っていた。
来月行われる韓国の総選挙まで1ヶ月、ユン・ソンニョル政権の中間評価と位置づけられる中、最近の世論調査では与党の支持率が議席の過半数を締める野党を上回っている。
ロッテ佐々木朗希がソフトバンクとのオープン戦に出場。前回課題だったコントロールを意識しての登板。最速157キロなど要所を締めるピッチングで3回無失点。
広島とのオープン戦に登板した中日の大野雄大は4回を投げて被安打1、無失点におさえた。大野からヒットを打ったのがジェイク・シャイナーで、オープン戦19打席目で初ヒット。
宮崎・串間市の木ヤ藤地区では昨年、津波避難場所がもうけられた。作ったのは建設会社の相談役を務める谷口信幸氏(75)で、市の補助金、650万円の私費の他、会社の社員の協力も得て自宅の裏山を整備した。南海トラフ巨大地震が発生した場合、最大5mの浸水が想定されている。足の不自由な高齢者を考え、避難場所までは車であがることができるように道も舗装し、さらには手すりも設置。谷口市は「感謝してくれているので、造ったかいがあった」と話す。
東京大空襲から79年となった昨日、追悼式典が都庁で行われた。東京大空襲では墨田区など下町一帯が壊滅的被害を受け約10万人が犠牲となった。東京都は3月10日は東京都平和の日と定めている。追悼式典には空襲を経験した人や遺族など約350人が参加した。
能登半島地震で被害が大きかった新潟・京ケ峰地区。住宅の土台になっている「擁壁」が崩れる被害が多数。この地区ではかつて擁壁工法に規定がなかったため、ブロックをただ積み重ねただけの「空積み」の工法が多く使われていた。周辺の地盤がもともと軟弱だったとの指摘も。国交省は専門家への相談など呼びかけている。
恐竜の化石が見つかっている和歌山県広川町。地元の小学生が化石の発掘を体験する催しが開かれた。
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