宮崎・串間市の木ヤ藤地区では昨年、津波避難場所がもうけられた。作ったのは建設会社の相談役を務める谷口信幸氏(75)で、市の補助金、650万円の私費の他、会社の社員の協力も得て自宅の裏山を整備した。南海トラフ巨大地震が発生した場合、最大5mの浸水が想定されている。足の不自由な高齢者を考え、避難場所までは車であがることができるように道も舗装し、さらには手すりも設置。谷口市は「感謝してくれているので、造ったかいがあった」と話す。
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