- 出演者
- 南利幸 井上二郎 佐藤あゆみ
3日、日本で囲碁の女流タイトル獲得の最年少記録をもつ仲邑菫三段(15)が韓国へ移籍して初めて対局に臨んだ。韓国は囲碁の強豪国で、子どもが習い事として囲碁を学ぶこともある。競技人口も多く選手層の厚みに繋がっている。仲邑三段は7歳のころから修行で韓国を訪れている。現地にはファンクラブもあるという。
アメリカ軍と韓国軍の定例の合同軍事演習が始まった。去年の約2倍の野外起動訓練が行われる予定。北朝鮮国防省は談話で演習中止を要求し「誤った選択の代価を払うことになる」と強調している。
中国・全人代が北京で始まった。ことしの経済成長率目標が5%。懸念材料は不動産市場の低迷やそれに伴う地方財政の悪化など。中国経済は日本の経済にも影響があるので注視する必要がある。
アメリカ合衆国大統領選挙に向けた野党・共和党のヘイリー元国連大使が選挙戦からの撤退を表明した。今後はヘイリー氏へ投票した人をトランプ氏がどれだけ取り込めるかがポイント。
来週11日の朝、アカデミー賞の授賞式が行われる。日本の映画は3つノミネートされている。話題となっているのは、最多13部門で候補になっているクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」。主人公ロバート・オッペンハイマーは、原子爆弾開発の「マンハッタン計画」に参加するよう打診される。人類初の核実験に成功するが、広島・長崎への原爆投下とその惨状をしり、開発させたことに苦悩していく。映画ではオッペンハイマーの視点や、彼の心の内面はカラーで表現され、それ以外はモノクロ。クリストファー・ノーラン監督は「見せたかったのは、世界に核兵器が解き放たれ多くの“負”をもたらすと彼が見抜いていたことだ」と話す。映画は今月29日から日本で公開。
映画「オッペンハイマー」が世界で公開されたのは去年の夏。映画では広島県と長崎県への直接的な被害が描かれていない。クリストファー・ノーラン監督は「オッペンハイマーの経験から逸脱した物語を描きたくなかった」などと話している。アメリカ・ニューメキシコ州のトリニティ実験場は年2回公開されている。アカデミー賞の発表前に、出演者やオッペンハイマーの孫など37名が核兵器の廃絶を訴える書簡を連盟公開した。横川浩士は「この映画をきっかけとしてどうすれば世界が核軍縮に取り組めば良いのかを改めて感じました」と話した。
天皇皇后両陛下は御所に日本赤十字社関係者を招いて能登半島地震の支援活動や救援物資の配布状況等について説明を受けた。宮内庁は今月下旬の両陛下の被災地訪問に向けて調整を進めている。
今年度の日本アカデミー賞が発表され、最優秀作品賞にはゴジラ-1.0の山崎貴監督が選ばれた。また最優秀監督賞にはPERFECT DAYSのヴィム・ヴェンダース監督が外国人として初めて受賞した。
離婚後の子どもの養育について政府は、共同親権の導入を柱とした民法などの改正案を閣議決定した。父母の協議によって決定し、合意できない場合家裁が親子関係などを考慮し決定する。
真鯛や真珠の養殖等の漁業が盛んな愛媛県愛南町では開発中の海に溶けるプラスチックがどのように分解されるかの実験がサンプルを1000以上沈めて経過が観察された。愛南町の海岸に打ち上げられた多くの漁具はプラスチックの物で、漁業者が注意していてもどうしてもゴミとして流れ出てしまうものがあるという。環境省の調査では漂着したプラスチックごみのうち、重さでは漁網とロープが全体の41%以上を占めており、漁具全体では60%を占めている。環境に優しい漁具を作るため東京大学伊藤教授は専門家や企業などのチームで海中で分解するプラスチックの研究を進めた。研究されているプラスチックは生物由来の素材でつくられ、海の中で水と二酸化炭素に分解されるもので、これまでも同様のものは開発されていたが漁具に使うには耐久性がなくて適していなかった。そこで光や熱・微生物等の条件が揃ったときに分解が始まるプラスチックの開発が行われている。愛南町で半年前に海に沈めた開発中のプラスチックは通常のプラスチックと比べて分解が進んでいたことが確認された。研究ではタイヤにもこの技術を活用できないか実用化にい向けて研究が進められている。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報を伝えた。