- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像と挨拶。
米国政府は「核爆発を伴わない臨界前核実験を、今月14日に西部ネバダ州にある核実験場で行った」と発表した。バイデン政権下で実施が確認された臨界前核実験としては3回目で、今後、実験を行う頻度を上げる計画だとしている。これを受けて長崎県・大石知事はきのう、米国・エマニュエル駐日大使に抗議文書を出した。核軍拡競争をさらに助長するものだとしたうえで、核兵器の維持や開発につながるすべての核実験を中止するよう求めている。また、長崎市・鈴木市長らも同様の抗議文書をバイデン大統領とエマニュエル駐日大使に出し、「被爆者をはじめとする平和を希求する人々の切なる思いを踏みにじる行為で、断じて許すことができない」としている。
全国の気象情報を伝えた。
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- 那覇(沖縄)
5月19日は「世界IBDデー」。IBDとは炎症性腸疾患で、国が指定する難病「潰瘍性大腸炎」「クローン病」を指す。いずれも腸などの粘膜で炎症が起き、激しい腹痛や下痢などの症状が出るが、原因は不明で完治が難しい病気。国内の患者は計29万人と推計されている。患者は、食事の際に脂質や食物繊維、刺激物などの摂取量に気を配る必要がある。子どもの患者や家族には「おやつに何を選んだらいいのか分からない」という悩みがある。こうした声を受け、大手製薬会社がIBDの患者が食べられるお菓子の目安の量をまとめた図鑑を制作した。8つの菓子メーカーの製品について具体的な量で紹介されている。図鑑は武田薬品工業のホームページでダウンロードできる。図鑑を監修した専門家は、主治医や管理栄養士と話し合って活用してほしいとしている。
MLB・カブス1−0パイレーツ。カブス・今永昇太が7回無失点。勝ち負けはつかなかったものの防御率0.84は両リーグでトップ。
ブレイキン女子ではAMI(湯浅亜実)など日本選手3人が順当に勝ち上がった。
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NHK杯、女子はパリ五輪代表内定の5枠組をかけた大一番。エースの宮田笙子は初の代表入りを目指し、持ち味の安定感を発揮して3連覇を果たした。2位は16歳の岸里奈。宮田や岸など代表に内定した5人はいずれも10代で、全員が初の五輪出場となる。
体操男子は今回のNHK杯でパリ大会の代表4人が決まる。2大会連続で五輪出場を目指す萱和磨。悲願の五輪金メダルを目指し、進化を続けている。27歳の萱和磨。去年の世界選手権ではキャプテンを務め、日本代表の中心的な存在。持ち味は6種目を通して安定感のある演技。人呼んで“失敗しない男”。東京大会では0.103ポイント差で金メダルを逃したことから、現在、萱が取り組んでいるのが失敗しない演技に美しさを加えること。「第63回NHK杯体操」の番組告知。
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- NHK杯体操選手権
能登半島地震の被災地について。各地で復興に向けた動きが続いている。地震で液状化の被害が出た富山県高岡市では、約200年前から伝わる「伏木曳山祭」が行われた。道路などの被害のため、山車が繰り出すエリアは例年の4分の1ほどで、地区外からの来場に自粛を求める形で開催された。
地震の被害を受けて休業が続いていた石川県七尾市の道の駅「能登食祭市場」は、きのうから営業を一部再開した。
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- 令和6年能登半島地震能登食祭市場
石川・輪島市にある国の名勝「白米の千枚田」。日本海を望む斜面に1000枚以上の田んぼが連なる棚田で、ボランティアが田植えを行った。地震によって棚田全体の約8割で亀裂が入ったり、水路が壊れたりしたが、住民のグループが中心となって、地元の業者と協力しながら、手作業で修復を進めてきた。
野菜や穀物などを育てる技術について。野菜を育てるには水が必要。土の中で水の量をコントロールする方法として使われるのが、水分を吸収するポリマーという材料。このポリマーを農業に適するよう開発したのが、沖縄科学技術大学院大学(OIST)で研究を進めるインド出身の男性・ナラヤンラルガルジャールさん。“ポリマーで農業を変えたい”。ガルジャールさんの思いを取材。ガルジャールさんが開発したポリマーは、100%天然由来。種を植える前にポリマーを少量畑にまいて、トラクターで土の中に混ぜる。ポリマーは、土の中に水分を一定程度保持するバランサーの働きをする。ガルジャールさんの故郷(インド・ケルディ村)はインド西部の300人ほどの小さな村で、何週間も雨が降らないことが増え、作物が枯れてしまうことに困っていた。科学に関心があったガルジャールさん。ポリマー開発のきっかけは父親のことばだった。ガルジャールさんは支援が充実していた沖縄科学技術大学院大学のプログラムに応募。採用されて日本で研究を続け、100%オーガニックなポリマーとして完成させた。ポリマーはガルジャールさんの故郷、インドの農地に大きな変化をもたらしている。ガルジャールさんのポリマーは、地球温暖化の影響が懸念される中、さらに関心が広がっている。ウクライナでも使用されることになり、地元の企業と連携して小麦を中心に、大規模な実証実験を行う予定。東京農業大学応用生物科学部・犬伏和之教授は、今後のポイントは「ポリマーが、土壌や作物によってどのくらいが適量か、どのくらいの期間で土に返るか、短期的、長期的に確認が必要では」という。
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