- 出演者
- 檜山靖洋 山田大樹 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 赤木野々花 近藤奈央 是永千恵
オープニング映像と挨拶。
G7サミット2日目は経済安全保障やAIなどを巡って議論が交わされる予定。焦点の1つは中国メーカーによる過剰生産問題。EUが中国製の電気自動車に関税を上乗せする方針を発表するなど、懸念を強めるEUや米国は厳しい姿勢で臨もうとしている。一方、中国との経済的な関係が深い日本やドイツは難しい立場で、G7としてどう議論をまとめていくかが注目される。また、半導体など重要物資のサプライチェーン強化をどう進めるかも焦点。日本は特定の国に過度に依存しないことの重要性を強調するとともに価格面で強みを持つ中国も念頭に、環境対策や人権上の配慮など価格以外の要素も考慮した調達の基準の策定を訴える方針。偽情報の拡散や著作権の侵害といった生成AIのリスクへの対応が課題となる中、日本としては去年の広島サミットで合意した共通のルール作りのさらなる推進を呼びかけることにしている。ただイノベーションの促進を重視し規制の強化には慎重な米国に対し、EUは制裁金も盛り込んだ厳しい法規制をかけようとするなど立場の隔たりもある。G7として実効性のある取り組みを打ち出せるかが焦点。
政治資金規正法の改正に向けて、参議院の特別委員会では、自民党が公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正した法案などの審議が続いていて、きょうは4人の参考人を招いて質疑が行われる。今月23日の会期末まで10日を切ったことから、自民党は“来週18日には岸田総理大臣に出席を求めて質疑を行いたい”と野党側に提案し、来週半ばにも法案を成立させたい考え。これに対し、立憲民主党などは“政策活動費の使い道の公開に向けた制度設計など、抜け穴だらけの法案だ”と主張し、引き続き与野党間で審議日程の調整が行われる見通し。一方、国会議員に支給される「調査研究広報滞在費」の使い道の公開の在り方を巡っては、衆議院で法案に賛成した日本維新の会が“自民党の対応は不誠実だ”と反発を強めている。きのう、衆議院議院運営委員会の山口委員長は、“来週早々にも大島元議長らから意見を聞いた上で、理事会で法改正を含めた検討を進める”方針を与野党に伝えた。日本維新の会・馬場代表は、“何もやらないのであれば、国民の岸田政権への見方がどんどん厳しくなる”と自民党をけん制し、あくまで今の国会で立法措置を講じるよう求めていく構え。
きょうは6月14日、世界献血者デー。ことし3月にオープンした横浜・西区の献血ルームから中継。ベッド1台1台にタブレット端末が設置されていて、占いやカイロプラクティックなどを受けることもできる。30代以下の若い世代の献血者数はこの11年で33%減少していて、こうした取り組みで輸血用の血液の安定確保につなげたい狙いがある。
今回は人口減少に危機感を覚える企業が模索する人的資本経営を紹介していく。人的資本経営は企業の投資対象をこれまでの設備費だけでなく従業員加え、賃上げや研修など人員の質を向上させて成長につなげるという考え方。
創業88年の金融機関が行う人的資本経営の柱の一つが、「手上げ」による登用。藤原深香さん(51)は地元の支店に一般職で就職し、30年以上バックオフィスの仕事を続けてきた。この春から新たに「営業」の仕事を始めた。会社が呼びかけた「チャレンジ制度」に手を上げた。本人の意欲や業績に応じ、処遇が上がるこの仕組み。「外回り」にも積極的に取り組み始めている。会社では「抜てき人事」も本格化。店舗で働く一般職の人たちを幹部候補として育成する研修を開始。一方埼玉・上尾の自動車部品の加工などを手掛けるある中小企業では、「スキルの見える化」に取り組むことで従業員の能力を最大限引き出そうとしている。人手不足に直面し、売り上げの確保が課題。新たな評価制度では、スキルの評価シートを作成。新たな技術を身に付ければ手当も加算。スキルやマネジメントのレベルに応じ、誰でも指導者や工場長を目指せるというもの。
日銀はきょうの金融政策決定会合で国債買い入れの減額について具体的な議論を行う。もし国債購入量を減らすことを決めた場合は需要が減少し国債価格が下がるとみられる。価格が下がると金利が上昇し経済に悪影響を及ぼすことが懸念される。一方金利が上がれば日米の金利差が縮まり円安に歯止めをかける期待もある。また日銀が国債購入を減らした分、金融機関などが買い求めることで需要を減らさず、国債価格もそれほど下がらず金利も上がらないとの見方もある。
ホンダがことし10月からEVの軽商用車を日本国内市場に投入することを発表した。1回の充電で最大245キロ走行でき、市街地で短距離を走る用途で需要が期待できるとしている。
ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の線路を営業車両と同じ速度や条件で走行しながら線路にゆがみがないかや設備に異常がないかなどを検査する車両。2つの編成があるが、いずれも老朽化などを理由に引退する。
「シャインマスカット」「ルビーロマン」など、国内で開発された農産物のブランド品種の種や苗がネット上の取り引きを通じて海外に流出するリスクが高まっているとして、農林水産省の有識者会議では新たな対応の検討を求める提言をまとめていることがわかった。提言ではネット上の取り引きでは販売者情報の表示を義務づけるなどの検討を求めている。
気象情報を伝えた。
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高木美帆は去年自らチーム「team GOLD」を立ち上げ仲間と共にトレーニングを重ねている。ナショナルチームを離れる中で課題となったのはトレーナーの確保。日本スケート連盟のトレーナーを長年務めた京都下鴨病院・佐伯武士と相談し、若手トレーナーをチームに派遣することになった。佐伯は「新人に体を触ってもらうのは相当抵抗感があると思うが、高木が新しい人も育てなくてはいけないと感じてくれた」と話す。若手トレーナーの女性は行ったケアの内容や選手からのアドバイスを全て記録し、他の若手トレーナーと意見を出し合い技術を高めている。高木は「トレーナーの常に学ぼうとする意識がすごく高いと感じる。サポートしてくれることが私にとってもプラスになるし、トレーナーにとってもプラスになる関係性を持てるのは価値の高いものではないかと思う」と話す。
為替と株の値動きを伝えた。