- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像と挨拶。
ロシアへの圧力につなげたいとするゼレンスキー大統領は会議の意義を強調した上で、今後各国と行動計画を作成しロシア側にも伝えるなどウクライナに優位な形で和平を目指したい考えを示した。そして再び平和サミットを開き戦争終結を確定させたいと強調。前日にはプーチン大統領が和平交渉を始める条件だとする自身の提案を一方的に示したが、アメリカのハリス副大統領は批判した上でウクライナ支援を継続する考えを示した。岸田総理大臣は日本時間午前4時過ぎに現地を出発し帰国の途についた。
岸田総理大臣は、今月23日に会期末を迎える今国会での衆院解散や閉会後の自民党役員人事などについて「会議の会期末まで残り少ない状況の中、政治改革をはじめとする先送りできない課題に全力で取り組んでいる。こういった仕事で結果を出す以外、今は考えていない。」と述べた。政治資金規正法改正については「これまでも特別委員会も含め多くの質疑に答え丁寧に対応してきた。成立に向けて引き続き全力を尽くしたい。」と強調した。来週19日に予定の党首討論については、「国内外の先送りできない課題について大所高所から議論を行う場だと思う。ぜひ趣旨にかなう議論を行いたい。」と 述べた。日本維新の会馬場代表は国会議員について支給されている調査研究広報滞在費の使途公開などめぐり自民党の対応に反発を強めることについて岸田代表は、「馬場代表との合意は公党の党首問の重たいもの合意内容にしたがい、自民党として誠心誠意対応していきたい。」と述べた。
全国の気象情報を伝えた。
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アンプティサッカーは腕や足を切断した人たちがプレイする7人制のサッカー。フィールドプレイヤーは2本の杖で身体を支えながらボールを追いかける。今月、アンプティサッカーのヨーロッパ選手権がフランスで開かれ、ウクライナ代表も出場した。代表チームには、ロシアによる軍事侵攻後、戦闘で腕や足を失った元兵士たちも参加。祖国のために勝利を目指す元兵士の1人の男性を取材した。アンプティサッカーのウクライナ代表チームは大会を目前に控えミニゲームなどで汗を流していた。選手のうち4人は戦闘で手や足を失った元兵士。その1人マルチェブスキーさんは2年前の戦闘で右足を失った。去年、ウクライナ代表に選ばれてからレギュラーに定着。足を失う前はサッカー選手だった。首都キーウで妻と息子の3人暮らし。技術者として働いている。ロシアの侵攻後、祖国を守りたいと兵士に志願し東部ハルキウの最前線で戦った。しかし激しい迫撃砲の攻撃を受け右足を失った。治療後リハビリに取り組んでいた時にアンプティサッカーを知った。自分にも出来るのではないかと考え代表選手の選考に応募した。3度目の挑戦で代表に選ばれた。大会を間近に控えても戦時下で移動は難しく強化試合を組めない。連日のように防空警報が発令されていいる中で戦闘を経験した元兵士のメンバーはチームのメンタルの支えになるという。ウクライナはヨーロッパ選手権16チーム中11位で、マルチェブスキーさんは6試合中4試合に出場し、攻守にわたって活躍した。
シカゴで15日に行われたカブス対カーディナルス戦。ここまで6勝1敗の今永投手、この日は得意のスプリットが冴え、3回までに4つの三振を奪う。4回は1アウト3塁のピンチ。センターとライトが交錯、犠牲フライとなり、1点を先制される。その裏、4番の鈴木、ランナー1人を置いた場面でチャンスを広げ、カブスは2点を奪い逆転し、今シーズン7勝目。
楽天は4点を追う劣勢の中、7回に打線が力を発揮。連続ヒットでノンアウト1塁3塁と攻める。7回裏、8番の太田は最高の結果と2点タイムリースリーベース。このあと自身もかえり、1点差に迫る。さらに、1アウト2塁で前の打席でヒットを打った2番の村林だったが、三振で2アウト。続く辰己涼介はここ5試合でヒット10本。あと1本が出ず。粘りを見せながらも追いつけなかった楽天は交流戦初の連敗。4対3で広島に敗れる。優勝の行方は今日の最終戦に。
交流戦2位のソフトバンクは勝って、楽天と同率で首位に並んだ。交流戦の優勝の行方は今日の両チームの最終戦にもつれ込む。
パリパラリンピック柔道女子57キロ級視覚障害の軽いクラス・廣瀬順子。コーチを務める夫・悠さんと二人三脚で日本の女子柔道界初の金メダル獲得を目指している。8年前のリオデジャネイロ大会で、日本の柔道女子で初めてのメダルとなる銅メダルを獲得した。パリ大会に向けて海外選手を意識しながら練習に励んでいる。
俳優でタレント・黒柳徹子さんの自伝的な小説を映画化した「窓ぎわのトットちゃん」が、フランスで開かれていた世界最大級のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」で、ポールグリモー賞(特別賞)を受賞した。監督と脚本はドラえもんで知られるシンエイ動画の八鍬新之介さんが手がけたほか、黒柳さん自身も製作に関わったという。日本の作品が特別賞を受賞するのは、田口智久監督の「夏へのトンネル、さよならの出口」に続いて2年連続。
災害時の避難所について。専門家が災害関連死をなくすうえで参考になるとして注目している国がイタリア。イタリアも災害が多い国で、過去の災害を教訓に、被災者の命と健康を守る避難所の仕組み作りに取り組んできた。どんな避難所なのか、実際の設備を使った訓練を取材。イタリアでは多くの場合、ボランティアが避難所の設置や運営を担う。多くの地震に見舞われてきたイタリア。過去には救援の遅れが問題になったこともあった。その反省から、国を挙げて避難所の環境や運営の方法を改善。テントやトイレなど、必要な資材を国が中心となって全国の拠点に整備。すぐに持ち出せる状態で保管している。さらにボランティアの要請と組織化も進めた。イタリアにはボランティアが全国に約30万人いて、移送費などの実費は国が負担。社員が出動した企業には、国から金銭的な補助もある。今回の訓練でキッチンで料理をしていたのは、本業がシェフなど訓練を受けた人たち。調理用のコンテナには、オーブン、スライサー、冷蔵庫が備え付けられ、キッチンで働く人専用のトイレとシャワーもある。ボランティアは災害発生から12時間以内に出動する仕組みになっている。避難所避難生活学会・医師・榛沢和彦さんは、「市町村の予算やマンパワーも限られているため、避難所の設備や環境に差が生まれている。職員も被災しているなかで避難所を運営しているのが現状。仕組みを見直すべき」と指摘。「避難所は“耐えしのぐ場所”ではなく、“元気になる場所”であるべき。避難所の環境をよくすることは“復興への早道”にもつながる」としている。
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