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- 清水敬亮 佐藤公俊 井上二郎 今井翔馬 赤木野々花 野口葵衣
ことし4月から6月までのGDP(国内総生産)が来週発表される。民間の予測では物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月間と比べていずれもプラスになると予測している。年率に換算した伸び率はプラス4%からプラス0.6%の間となっていて、半数の6社が2%台を見込んでいる。このうち個人消費は、12社すべてが5期ぶりにプラスになる見通しを示している。国の認証を巡る不正で生産を停止していた自動車の販売が回復しているという見方を示す一方、物価高の影響による節約志向も強まっていて、力強さには欠けると分析している。ことし1月から3月のGDPはマイナスだったが、今回はどこまで個人消費が回復し、成長率を押し上げるのかが注目される。
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小売り業界でカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラへの対策を強化する動きが広がっている。大手デパートの高島屋はカスハラへの基本方針を初めてまとめ、従業員への合理的な範囲を超える対応の強要や長時間の拘束、人格の否定や土下座の要求などをカスハラとして定め場合によっては対応を打ち切り、その後の来店を拒否する・さらに悪質と判断した場合は警察や弁護士に連絡するなどとしている。またコンビニ大手のローソンは、ことし6月から原則実名としていた店舗の従業員の名札の表記を不特定多数の人に知られないようにするため、イニシャルや任意のアルファベットでも表記できるようにした。サービス業界などの労働組合が組合員に行ったアンケート調査によるとおよそ4割がカスハラへの対策が特にされていないと回答していて、従業員をどう守っていくかが課題となっている。
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EVなどに使われるパワー半導体で最大手のドイツのメーカーであるインフィニオン・テクノロジーズがマレーシア北部に新たな工場を完成させ記念の式典を開いた。工場では、中国のEVメーカーなどに向けてパワー半導体を生産し、需要の増加を見込んで今後、生産ラインの拡張も行う。米国と中国の間で先端技術を巡る対立が続く中、マレーシアではサプライチェーンの多様化に向けた動きが進んでいて、米国のインテルは2021年からの10年で日本円にして1兆円を投資し、AI向けの半導体工場を整備するという。マレーシア政府も半導体メーカーの誘致に力を入れていて、式典に出席したアンワル首相は「魅力的な投資先であり続けるために、高度人材の育成など必要なことは何でもやる」と述べた。
為替と株の値動きを伝えた。
レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚と、女子50キロ級で銅メダルを獲得した須崎優衣にインタビュー。日下は「普段からやってきた練習量が自分自身、ほかの選手よりもあると思っていて、もうそれだけが自分の心の支えでもあったし、そういった気持ちで、絶対に相手にも負けないぞという気持でも負けないような強さが自分自身についたと思う」などと話した。メダルを受け取ったときにじっと銅メダルを見つめていたことについて、須崎は「やっぱり金メダルがほしかったなって心から思った。でも表彰式の最中に、この銅メダルがあってよかったって思えるように、4年後、8年後、必ずオリンピックチャンピオンになって、この銅メダルを認めてあげたいなというふうに決意した瞬間でもあったので、自分にとっていい時間だったかなって思う」などと述べた。日下は、文田健一郎選手から試合前に実物の金メダルを見せてもらい、これを取るという気持ちに切り替えたという。決勝戦で自分のレスリングが表現できたとし、それが勝ちにつながってよかったなどと話した。会場には地元香川から大勢駆けつけ声援を送っていた。入場したときから耳に飛び込み勇気と元気を与えてくれたので、試合に繋げられたという。日下にとってのオリンピックは憧れでもあり、それがモチベーションになってレスリングを支えてくれた存在だという。パリに来て改めてオリンピックについて魅せられたので、 人生かけるべき舞台だと再認識したという。
須崎優衣は大会を振り返り、「五輪の2日間は凄く苦しい2日間になったが、自分自身にとって大きな成長に繋げられる五輪になったなと思う。パリ五輪があってよかったと思える日が来るまで0から這い上がって頑張っていきたい」などと述べた。負けたのにもかかわらず信じてくれる方が多くいて、こうした方々がいる限り絶対に諦めずまた五輪チャンピオンになる日がくるまで頑張り続けようと決意したという。五輪チャンピオンでない須崎優衣に価値はないと思っていたが、そうでないことを沢山の人に声をかけてもらい、須崎優衣という1人の人間を応援してると多くの方に声をかけてもらって心が救われたという。日本に帰っていち早く練習がしたいという。日下選手は、ひと休憩したいと思っているという。日下選手は「オリンピックは本当に素晴らしい舞台。自分も歴代のオリンピアンから憧れて今がある。オリンピックは目指すべきものだと思うので、少しでも元気や勇気を、オリンピックの価値を届けられるよう頑張ります」などと述べた。
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気象庁によると、きょうも東海から九州にかけて晴れて気温が上がり、日中の最高気温は名古屋市で39度、京都市や津市、岐阜市で38度と危険な暑さとなるほか、熊本市や大阪市などで37度、鹿児島市や高知市、横浜市などで36度と猛烈な暑さが予想されている。各地の自治体は「暑さ指数」を活用して熱中症に注意するよう呼びかけている。暑さ指数は気温のほか、湿度なども考慮して算出され、環境省によると、より的確な熱中症予防につながるという。東京・墨田区では暑さの感覚が分かりづらいといった高齢者の声を受け、今年度から相談員が「暑さ指数の計測器」を持って高齢者の家を定期的に訪問し、注意を呼びかけている。96歳の男性の自宅を訪ねた相談員が男性の唇の乾きを見たり、冷房を使っているかなどを確認した後、計測器で暑さ指数を確認したところ、冷房はつけていたものの、指数は30程度の“厳重警戒”だった。暑さ指数は28以上になると熱中症のリスクが高くなるとされている。相談員は「高齢の人は若い人に比べて体内に水分を保持している量が少ない。こまめに水分を取りましょう」と述べた。一方、気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になる見込みで、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがある。気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めること。また、日本の東の海上を北上する台風5号は、週明け月曜日の12日にかけて北へ進んだあと、13日にかけて北日本に接近し、大荒れの天気となるおそれがある。最新の情報に注意。
全国の公立学校に通う外国籍などの子どものうち、日本語で日常会話が十分にできなかったり、授業を理解するのが難しかったりする子どもは6万9000人余りと、この10年余りで2倍以上に増えたことが国の調査で分かった。文部科学省は「親の就労などのため、外国から来た子どもの数が増えたとみられる。母語が堪能な支援員の配置を促進するなど、支援していきたい」としている。
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関東甲信越の気象情報を伝えた。