- 出演者
- 檜山靖洋 勝呂恭佑 首藤奈知子 近藤奈央 野口葵衣
オープニング映像とあいさつ。
ノーベル平和賞の授賞式が日本時間今夜9時からノルウェーで行われる。ノルウェー・オスロでは現地入りした被爆者たちが子どもたちと共に地元の議員に折り鶴を手渡した。授賞式を前に、日本被団協の代表委員・田中熙巳が記者会見に臨んだ。13歳の時に被爆し、日本被団協の中で最高齢となる92歳となる田中は、会見で海外メディアからの質問にも応じた。会見後田中たちはリハーサルのため授賞式が行われる会場を訪れた。
国会では政治資金規正法再改正に向けてきょうから議論が始まる。政治資金規正法改正に向けて、昨日は自民党が単独で、政策活動費を廃止する一方公開方法工夫支出を設け第三者委員会で監査するなどとした法案を、立憲民主党は企業団体献金の禁止を盛り込んだ法案を参政党、社民党、衆院会派「有志の会」と共同で提出した。さらに公明党と国民民主党派政治資金をチェックするための第三者機関を国会に設置するための法案をきょう提出する。国会では衆議院の特別委員会で議論が始まり、きょうは各党が法改正に向けた考え方を表明し、あす法案の趣旨説明が行われる。主な論点の内等から議員に支給される政策活動費については野党各党や公明党が廃止を主張しているのに対し、自民党は廃止の一方で公開方法工夫支出を新たに設けるとしている。企業団体献金については、立憲民主党や日本維新の会、共産党、れいわ新選組が禁止を主張しているのに対し、自民党は維持すべきとしている。また公明党は有識者に意見を聞き議論を深めていく立場で、国民民主党は国会で有識者を交えて議論することを提案していて、各党の主張に隔たりがある・このため会期末まで2週間を切る中今国会で法改正が実現するかが焦点。一方経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案を巡っては、きょうとあす、石破首相と全閣僚が出席して衆議院予算委員会で審議が行われる。
経団連の十倉会長は、2040年に目指すべき経済や社会のビジョンを取りまとめた。現役世代の社会保険料の負担を抑制し、公正公平で持続可能な全世代型社会保障の実現が必要だとしている。このビジョンでは、少子高齢化が進み人口減少が深刻化している状況を克服すべき課題と捉え、税と社会保険料を合わせた負担の在り方を総合的に検討する新たな組織の設置を求めている。その上で、富裕層への所得税の負担を増やすなど現役世代への負担が大きい社会保険料を抑制しつつ税による財源を確保し、公正公平で持続可能な全世代型社会保障の実現が必要だとしている。また脱炭素と経済成長の両立を推進するため、再生可能エネルギーを最大限に導入したうえで、原子力を含む核エネルギーの活用が不可欠だと指摘している。経団連はこうした改革が成長と分配の好循環を持続させ、実質で2%程度の経済成長につながるとしている。
新しいエネルギー基本計画の策定に向けた議論が大詰めを迎える中、政府は、2040年度の発電量全体に占める、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの割合を、4割から5割程度とするシナリオを示す方向で最終的な調整に入ったことが分かった。火力は3割から4割程度とし、再生可能エネルギーを初めて最大の電源と位置付ける方針。一方、原子力は現計画と同じ水準の2割程度とする方針。政府は来週にもこうした内容を盛り込んだ計画の素案を示すことにしている。
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するために行われる現役ドラフト。3回目のことしは、ドラフト1位入団の3人を含む13人の移籍が成立。現役ドラフトは、非公開でオンラインで行われた。DeNAからソフトバンクに移籍するのが、ドラフト1位で入団した上茶谷大河投手。ロッテ・平沢大河選手は、仙台育英高校からドラフト1位で入団した9年目。通算135安打を打っているが、今シーズンは1軍出場がなく、西武に移籍することになった。広島・矢崎拓也投手は、昨シーズン、リリーフとして24セーブを挙げ、ヤクルトに決まった。巨人・畠世周投手はライバル球団の阪神へ移籍。今回は初めて2巡目が実施され、広島は唯一2人を獲得。
日本一奪還を目指す阪神の入団会見には、若さあふれる9人が出席。阪神ドラフト1位・伊原陵人投手の背番号はエースナンバーの「18」。阪神・藤川球児監督が現役時代につけていたこともある番号。井原投手は「ピッチングスタイルは、強気に攻めるところが持ち味。阪神タイガースを代表する投手になる」、藤川監督は「即戦力で1年目から活躍してもらいたいと強く強く願っている」と語った。
ソフトバンクは育成を含めた18人の選手が入団会見に臨んだ。ドラフト1位の17歳・村上泰斗投手が掲げた目標は「見本」、「すべての部分で見本でありたい」と述べた。ソフトバンク・小久保裕紀監督は「“ここだけは負けない”を持ち続けたプロ野球人生を歩んでほしい」とコメント。
北海道・旭川市で10月サツマイモの収穫体験会が行われた。JAあさひかわサツマイモ部会・鷲尾勲部会長は認知度を深めてもらって旭川の特産品になればいいと話す。なぜサツマイモの収穫が旭川で増え始めているのか。理由の一つは温暖化だという。気象庁のデータでは旭川市でのサツマイモの栽培と重なる時期の日ごとの平均気温が18.7℃。20年前と比べると1.6℃高くなっている。道立総合研究機構上川農業試験場・野田智昭研究主査がもう一つ理由を挙げたのはコメ農家がサツマイモを栽培できるという旭川市ならではの市場だった。ただ、地元では活用方法の模索も始まっている。谷口農場・小関拓哉専務は農産物と加工品を合わせて産地という形でより一層の農業振興につなげていければとコメント。一方、サツマイモの専用施設がないとの課題があることから、JAあさひかわサツマイモ部会・鷲尾勲部会長は地域と連携しながら1カ所に集めて製造と貯蔵や調整できる施設が出来ればいいと話す。
為替と株の値動きを伝えた。
平和学習で広島を訪れて被爆者の男性、森重昭から話を聞いた兵庫県宝塚市・小林聖心女子学院の小学生たちが、今度は男性を小学校に招いて、学んだ成果を報告した。森は原爆で死亡した米国兵の調査を続けている。原爆が敵も味方もなく命を奪ったことなどを伝えた。
警視庁・緒方禎己警視総監は闇バイトによる犯罪について、「末端の実行犯は使い捨てにされ、中には家族に危害を加えるなどと脅されて犯行への加担を継続する者もいる」とコメント。指示役の捜査を徹底し収益を剥奪するなど犯罪ビジネスモデルを成り立たなくさせる対策を戦略的に講じていくよう指示した。
NEWS WEBランキング。1位はプロ野球現役ドラフト。
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東京・中央区の大型雑貨店では手帳売り場を拡大し2600種類の手帳を販売している。手帳の売り上げは前年を割る年が続いたが、去年から回復しているという。日々の暮らしの記録を残す「ライフログ」のための手帳が人気。紙の手帳の良さが見直される一方、スマホでスケジュールを管理するアプリも。「TimeTree」深川泰斗 代表取締役のコメント。紙、アプリのライフログそれぞれの意見を紹介。
能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市の創業100年のしょうゆ店で、地震後、初めてとなる本格的な仕込み作業が始まった。鳥居醤油店・鳥居正子代表は「この日を待ってました」とコメント。