- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
ホンダと日産自動車が経営統合に向けて協議を進めていることが分かった。関係者によると、ホンダと日産は、持ち株会社を設立し、それぞれの会社を傘下に収める形で、経営統合する方向で協議を進めているという。統合が実現すれば、世界3位の巨大グループが誕生することになる。両社は近く、基本合意書を締結する見通しで、日産が筆頭株主になっている三菱自動車工業が加わるかどうかも焦点になる。両社の社長は8月に、EVの部品の共通化を進めることなどを発表した際、ホンダ・三部敏宏社長は「今までのやり方の延長戦上では世界を捉えることはできない。協業関係を武器に戦っていきたい」、日産自動車・内田誠社長は「パートナーになりながら我々の成長にもつなげたい」とコメント。ホンダと日産、三菱自動車工業の3社は、それぞれコメントを発表。「当社が発表したものではない。各社の強みを持ち合い、将来的な協業について報道の内容を含め、さまざまな検討を行っているが、現時点で決定した事実はない」としている。自動車業界では、海外の新興メーカーの存在感が増している。米国のテスラは、完全自動運転で走るEVタクシーの試作車を発表。中国のEV大手、BYDは、日本車の牙城とも呼ばれるタイで現地生産を始めている。EVや自動運転、車のソフトウエア開発などで、競争が激しさを増す中、1社単独では投資の負担が重く、競争力を高めることが難しくなっている。一方、日産自動車を巡っては、台湾の大手電子機器メーカー、ホンハイ精密工業も株式を取得するなどして経営に参画しようと、水面下で検討していた。ホンハイはEV事業に本格参入しているが、この分野を強化していくねらいがあったと見られる。
年収103万円の壁の見直しを巡って、国民民主党は、きのうの税制協議で、与党が所得税の控除額を123万円からさらに引き上げる案を示さなかったことに反発し、物別れに終わった。国民民主党は、控除額を178万円に引き上げることを主張している。こうした中で、自民党、公明党両党の税制調査会が対応を協議。来年度予算案の編成作業が大詰めを迎える中、判断を急ぐ必要があるとして、103万円の壁の見直しについては、国民民主党に示した内容に沿い、所得税の控除額を20万円引き上げて123万円にすることを、あさってにもまとめる、来年度の税制改正大綱に明記する方向で調整することになった。所得税の控除額20万円の引き上げは、基礎控除と給与所得控除、それぞれ10万円ずつ行い、年末調整で対応する形で、来年から実施したい考え。また住民税の控除額については、基礎控除は据え置き、給与所得控除を現在よりも10万円引き上げる方向。さらに、大学生などを扶養する世帯の税負担を軽減する特定扶養控除の年収要件は、国民民主党の要望を踏まえ、今の103万円から150万円に引き上げる方針。このほか、去年縮小する方針を示し、この年末に結論を得るとしていた、高校生などを扶養する人の扶養控除は、公明党の意見も踏まえ、来年以降に結論を先送りすることになった。与党側は国民民主党の対応をぎりぎりまで見極めたうえで、最終的な方針を決めることにしている。
強い寒気の影響で、あすにかけて、東日本と西日本の日本海側の山沿いで局地的に大雪となり、太平洋側でも雪が積もるおそれがある。関東や近畿の平地でも雪が降るおそれがある。交通への影響などに十分注意が必要。東京・八王子から中継。気温は7.5度をさしており、日中は暖かかったが、日が落ちて気温が下がってきていると伝えた。
- キーワード
- 八王子(東京)
冬型の気圧配置の影響で、北海道から北陸にかけての日本海側を中心に雪が降っている。雪の影響が懸念されているのが、能登半島地震や豪雨の被害を受けた地域。輪島市では去年12月、記録的な大雪となり、倒木で孤立や停電が発生した。災害ボランティア団体は、雪による孤立や停電に備え、在宅避難を続ける人などに物資を配る活動を行っている。能登地方を含め、東日本と西日本の日本海側にはあすにかけて、この時期としては強い寒気が流れ込み、山沿いでは局地的に大雪となるおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雪の量は、中国地方と近畿北部で40センチ、長野県と新潟県で30センチ、北陸と山口県で20センチなどと予想されている。また太平洋側では、山沿いを中心に、今夜からあすにかけて雪が積もり、関東や近畿の平地でも雪が降るおそれがある。雪による交通への影響、着雪による停電、雪崩に十分注意。
現在50歳以上の人や、感染リスクの高い人を対象に、任意で行われている帯状ほう疹のワクチン接種。接種にかかるおよそ8000円から4万円余りの費用は、原則自己負担。体内に潜伏する水ぼうそうのウイルスが、加齢や疲労などによる免疫力の低下で活性化して発症する帯状ほう疹。痛みを伴う水ぶくれが帯状に現れる、皮膚の病気。厚生労働省によると、50歳以上の人がかかりやすく、患者は70代が最も多いという。帯状ほう疹は、神経痛や顔面がまひする合併症を引き起こすこともある。ワクチンは生ワクチンと組み換えワクチンの2種類。それぞれ費用や効果の持続期間が異なる。副反応について、厚生労働省によると、臨床試験で接種した部位の痛みやかゆみなどが報告されているが、重い症状はなく、安全性は確認されているという。こうしたワクチンについて、厚生労働省は来年度から、65歳になった高齢者などを対象に、接種費用の一部を公費で補助する定期接種に含める方針を決めた。すでに65歳を超えている人は、来年度からの5年間に接種できる機会を設けることにしていて、来年度以降、準備が整った自治体から、希望者に定期接種を始めることになる。
ことし1月から先月までに日本を訪れた外国人旅行者は、累計で3337万9900人となり、過去最多だったコロナ禍前の2019年、1年間の3188万人をすでに上回った。最も多いのが、韓国で795万人、次いで中国の637万人、台湾の555万人、米国の248万人などとなっている。
- キーワード
- 国際観光振興機構
先月亡くなった、大相撲の元横綱で、解説者としても活躍した北の富士勝昭さんをしのぶ会が、都内で開かれた。大勢の参列者が訪れたしのぶ会。会場には、およそ2000人の大相撲関係者やファンが集まり、北の富士さんとの別れを惜しんだ。元横綱の北の富士さんは、幕内で10回の優勝を果たし、大相撲解説者としても活躍。先月12日、82歳で亡くなった。会場では、弟子で元横綱北勝海の八角理事長が思いを語った。
気象情報を伝えた。
副島キャスターは「この冬初めてまとまった雪になりそうなところがある。明日朝はゆとりを持って起きたいですね」などと話した。