- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像。
各地で雪が降った。石川県七尾市の能登半島地震のあとに作られた仮設商店街では、店舗の関係者が協力して雪かきをしていた。福島県内の磐越自動車道では、一部の区間が通行止めに。インターチェンジの入り口前で、車が次々と引き返していた。日本付近は冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込んでいるため、北日本や東日本の日本海側を中心に雪が降り、局地的に強まっている。雪雲は、新潟県や北陸、長野県などに断続的に流れ込んでいて、あすの朝にかけて、局地的に積雪が増えるおそれがある。交通への影響に警戒するとともに、雪崩や屋根からの落雪、電線への着雪による停電などに、十分注意が必要。また、日曜日は本州の南岸を低気圧が通過する影響で、関東で雪が降る所がある見込み。
自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題。真相究明のために不可欠だとして、野党側が求めてきた旧安倍派の会計責任者の参考人招致。採決では、野党側の賛成多数で議決された。少数の与党側は、自民党が反対し、公明党は退席した。参考人招致の議決は、全会一致を原則としてきていて、衆議院予算委員会で賛否が分かれた形で決まるのは51年ぶり。立憲民主党・安住予算委員長は会計責任者に対し、来月10日をめどに委員会に出席するよう要請することにしている。ただ、出席は任意で、会計責任者は、裁判で証言した以上のことはないと、招致には応じられないとの意向を関係者に示しているということで、実現するかは不透明。出席しないと回答があった場合は、与野党で改めて対応の協議が行われるものと見られる。衆議院予算委員会ではあす、新年度予算案が実質的に審議入りする。週明けにかけて3日間、石破総理大臣とすべての閣僚が出席して、基本的質疑が行われる予定。石破総理大臣が強くこだわってきた、防災対策を巡る動き。政府は、再来年度中の防災庁設置に向け、きょう有識者会議の初会合を開いた。会議では、事前防災の強化や、避難所の環境改善などについて検討を重ね、ことしの夏をめどに施策の方向性をまとめることにしている。政府はこれを踏まえて、防災庁の具体的な役割や権限を固め、必要な法案の国会提出を目指す方針。
セブン&アイホールディングスを巡っては、カナダのコンビニ大手が7兆円規模の買収提案をしたのに対して、傘下のスーパー・イトーヨーカ堂の創業家側も買収によって非上場化する提案を出し、8兆円を上回る規模の資金調達に向けてメガバンクなどと協議している。関係者によると、この買収の提案を巡って、創業家側がタイの財閥大手でアジア有数の複合企業のチャロン・ポカパングループに大規模な出資を要請したことが分かった。出資は数千億円規模で、具体的な額について交渉を進めているという。チャロン・ポカパングループは、タイでセブンイレブンを運営していて、創業家側から同じく出資の打診を受けている伊藤忠商事とも資本提携を結んでいる。創業家側は当初、年度内にも買収手続きを完了させようとしていたが、資金調達の協議が長引いていて、タイの財閥のほか、投資ファンドなどとの交渉も急いで資金調達にめどをつけ、年度内に非上場化に向けた買収提案をまとめられるよう、調整を進めている。
気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。