2024年9月7日放送 5:10 - 5:40 NHK総合

NHK地域局発
みえスペシャル 伊勢のあんこ屋 変わらぬ“家族”の味

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(オープニング)
オープニング

伊勢神宮のお膝元に、全国から注文が集まるあんこ屋がある。この店のあんこは、和菓子だけでなく洋菓子にも使われる。世界で活躍するパティシエも認めるほどの味。あんこを作っているのは、住宅地にひっそりと店を構える街のあんこ屋。創業は大正13年。100年目の節目の直前に、突然大黒柱が亡くなった。さらに伝統の味に押し寄せる値上げの波。変わらないあ味を守るために変わろうとする、あんこ屋家族の物語。

キーワード
伊勢神宮伊勢製餡所
みえスペシャル
伊勢のあんこ屋 変わらぬ“家族”の味

あんこ作りは朝5時にボイラーに火をつけるところから始まる。使うあずきは北海道十勝産の最高品質のものだけ。あずきが入った銅釜に井戸水を注ぐ。熱した釜をこまめに観察しあずきが浮かび上がってきたら水をかけて沈める。炊きあがったあずきに加えるのは砂糖だけ。あんこを売り歩くのは娘の弘子さん。忙しくても伊勢周辺のお得意さん周りをかかさない。父・幸雄さんが実家のあんこ屋を受け継いだのは修行を始めて4年が経った22歳のときだった。その7年後洋裁学校の先生をしていた幸子さんと結婚した。幸雄さんは今年2月自宅で骨折したあとに 体調が急変し突然この世を去った。工場長の北村さんは16歳の時から働いてきた。弘子さんは100周年の新商品開発を再開した。商品となるようかんのレシピは有名料理学校の料理人と銀座の老舗和菓子店に協力を依頼した。幸雄さんの考えで商品には添加物を使わないことを貫いてきた。新たな商品が開発し亡き父に伝えた。

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中央区(東京)京都府伊勢製餡所伊勢(三重)岐阜県愛知県服部学園木挽町よしや渋谷区(東京)生活協同組合銀座(東京)

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