2023年12月25日放送 0:55 - 1:25 日本テレビ

NNNドキュメント
’23「#私たちの31音 短歌で輝く「言葉」」

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

いま、SNSでは若者など短歌が人気。俵万智は「たった1人に向けた歌が多くの人の心に届く そこが言葉の面白さ」など分析。

(NNNドキュメント)
#私たちの31音 短歌で輝く「言葉」

新潟の短歌教室に通う修一さんは82歳。暮らしの中で起こる出来事などを作品にしてきた。新潟大学4年の白野さん。高校3年の受験期、ふと目に止まった「体育館の窓が切り取る青空は 外で見るより夏だったこと」という短歌に惹かれ、自分でも短歌を作るように。大学生活はコロナ禍に当たり、自分の思いを伝えるため短歌に。東京学館新潟高校では短歌が授業に。全国大会に出場する生徒も。メンバーの1人、引木さんは文学好き。進学クラスに所属し、授業が終わると短歌制作に。2人目、広田さんが詠んだのは「メッセージ (笑)を付ける父さんと wwwのZの世代」との作品。父との会話を通じて思いついたそう。

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加治川岡野大嗣新潟市(新潟)東京学館新潟高等学校

短歌が書道の授業に取り入れられている東京学館新潟高校。その生徒で、全国大会にも出場する3人。うち1人の田村知花さんは、全国各地で4年ぶりに祭りが開かれた今夏をテーマに「夏祭り 神輿と人の笑い声 打ち水もすぐ夏に消えてく」との短歌を制作。同校が短歌を授業に取り入れたのは20年前。田村裕先生が、生徒の作った短歌に惹かれて導入を決めたそう。OBの中には、授業を通じて短歌を知って文学部に進学した者も。コンクールで最高賞を受賞する生徒も。歌人・俵万智は短歌の魅力を「言葉は人をつなぐもの 」「心の内を表現する1つ」など話す。AIの台頭については「心から言葉を紡ぐのは人間にしかできない」と話す。

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サラダ記念日明治神宮東京学館新潟高等学校瀬戸翔太第17回全日本学生ジュニア短歌大会

短歌の全国大会に出場する東京学館新潟高校の高校生。授業の合間を縫って制作。手元には50首以上の短歌。それぞれの作品に意見を出し合う。語順が少し変わるだけでも、作品の印象が大きく変わるそう。完成した「祖父ちゃんは 『帰ってこいよ』と声かけた 三面川の鮭の放流」との作品を引っ提げて出場した大会では、強豪校に敗れて初戦敗退。

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三面川加治川岩手県立盛岡第三高等学校新潟市(新潟)東京学館新潟高等学校第8回高校生万葉短歌バトルin高岡高岡市(富山)

毎年1月、皇居で開かれる「歌会始の儀」。過去7度採用されてきた実績がある東京学館新潟高校。今年も採用に向けて制作する。俵万智は現代の短歌について「こんなに不特定多数の人が読む言葉を発する時代って今までなかったので 言葉を大事に使うことは生きる力に直結しているような気がしますね」など話す。

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東京学館新潟高等学校歌会始の儀皇居
(エンディング)
次回予告

次回の「NNNドキュメント」の番組宣伝。

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