- 出演者
- 矢内雄一郎 佐々木明子 平出真有 藤井由依 齋藤陽 柳川範之 松田智生 門田真一郎
韓国・ソウル市内から中継で、取材したソウル支局・利光泰輔記者が伝えた。テーマパークを運営するギャラクシーコーポレーションには複数のアーティストが所属し、コンサートなどを主催している。自社でコンテンツを保有していることになる。その強みを活かす方法の1つとして、フィジカルAIによるK-POPショーをパッケージ化して売り出す考え。今後は、アーティストが訪れることができない地域でフィジカルAIによるコンサートの計画もある。(課題は)現状ではフィジカルAIのほとんどを中国製に頼っている点。使われているのは中国の新興企業ユニツリーロボティクス製のもの。ギャラクシーは、その点が今後の課題だとしていて、自社でもフィジカルAIの開発に取り組んでいく方針。イジェミョン大統領も韓国の今後の経済成長のための3大メガプロジェクトのひとつとしてフィジカルAIの分野に注力するとしている。政府は2030年までにヒューマノイド産業へ2.3兆ウォン投資し、現在45%の主要部品の国内化率を80%に引き上げることを目標に掲げている。また政府が国産ヒューマノイドを2027年に250台、2030年までに1080台購入すると表明。売り先を確保することで、自国企業に安心して開発に取り組める環境を作るとしている」などと解説した。
ゲストは三菱総合研究所主席研究員・松田智生。テーマは「100年人生あなたはどう生きるか?」。今世界で注目されているのが「Longevity(健康長寿)」。2030年頃の世界市場規模予測によると、生成AIは約1.3兆ドル、EVは約1.6兆ドル、Longevity(健康長寿)は約8兆ドル。世界5大長寿地域「ブルーゾーン」は、ギリシャ・イカリア島、イタリア・サルデーニャ島、日本・沖縄、アメリカ・カリフォルニア州ロマリンダ、コスタリカ・ニコヤ半島。100歳以上の高齢者の割合が高く、健康で長生きする人が多いとされる地域。日本にはこれ以外にも世界から注目を集める健康長寿の町がある。
京都府京丹後市は人口約5万人。100歳以上の割合が全国平均の約3倍。ことし101歳になった増田正さんは毎日の散歩が日課で、現在は娘たちと暮らしている。増田さんは健康の秘訣について「自分の好きなことをする」と話す。その裏には辛い戦争の過去があった。増田さんは陸軍特攻隊「誠114飛行隊」として出撃。機体の故障で不時着し終戦を迎えた。大江貞子さん94歳は1人暮らしで、ほぼ毎日6時間ほど農作業をする。大江さんは自分が育てた野菜を食べるのが習慣。毎日3食食べ、料理は食物繊維が多いのが特徴。27年前に夫を亡くした大江さん。3人の娘たちは車で約1時間の場所に暮らしている。京丹後市の健康長寿の秘密はどこにあるのか。市が京都府立医科大学と共同で行っているのが、65歳以上が自主参加する無料の長寿検診。長寿のメカニズムを科学的に解明することを目的にしている。2017年から実施している長寿検診。これまでに約1300人のデータを収集。2050年まで行われる。京丹後市立弥栄病院・診療部長兼循環器内科部長・足立淳郎医師は「腸内細菌の調査をしていて、都市部に比べ京丹後市民は酪酸菌が多い」と説明。酪酸菌は、食物繊維を餌にして酪酸をつくる善玉菌で、酪酸が腸内環境や面積機能を整える。足立医師は「京丹後市は都市部と比べて大腸がんの罹患率が約半分。京丹後市民は海藻・野菜・芋・豆・乳製品をたくさん摂取していることが調査で分かっている」と説明。さらに社会とのつながりが長寿に重要であることも分かった。京丹後市では高齢者が高齢者を互いに見守ることが日常。現在、市内に暮らす満100歳以上は131人。こうした高齢者の存在を前面に打ち出したまちおこしが京丹後市で始まっている。
京都府・京丹後市・丹後町は、2013年に116歳で亡くなり、男性世界最高齢としてギネス世界記録にも認定された木村次郎右衛門が生涯暮らした場所。ここでは、地元の主婦らが木村の食生活を再現した「長寿弁当」で町おこしが行われている。”丹後ばらずし”がついた長寿弁当は1700円(税込み)。長寿弁当は去年、2025大阪・関西万博に展示もされた。しかし、宇川加工所・坂戸せつ子曰く、長寿弁当を作る後継者がいないという。過疎化が進む中、行政も健康長寿で町の活性化を始め、市は「「京丹後」百寿人生のレシピ 」などの書籍5冊を出版。観光公社では、健康測定・長寿食などを取り入れたヘルスツーリズムを展開し、国内外企業の福利厚生・観光客を誘致を行っている。また、京丹後市では去年6月、第1回世界長寿サミットを開催し、12の国や地域から研究所や企業が参加した。こうした取り組みについて京丹後市・中山泰市長は、高齢化社会の課題が指摘される中で、長寿の良い部分にも焦点を当てて”まちづくり”をするべきだと話した。番組が取材した大江貞子(94)は、毎週金曜日に行われる「健やか生きがい教室」へ。参加者は全員が85歳以上で、大江が最年長。ここでの1番の楽しみは七並べで、この遊びを始めてから参加者の笑顔が増えたという。今回は、1位が佐々木キャスター・2位が大江となった。京丹後市健康長寿福祉部・中川映子は、高齢者同士でのコミュニケーションが”生きがい”づくりにも役立っているとコメントした。教室を終えた後、大江は1人で管理している田んぼへ。大江は、農作業も含め、今はやりたいことに向かってがんばっていると語った。
京都府・京丹後市は少子化・高齢化が同時進行している厳しい地域だが、高齢者の長寿を全面に打ち出して市の活性化を図っている。ヘルスツーリズムなどは、国内外の企業でも社員のウェルビーイングのために導入が進められており、市やその取り組みが、課題解決のモデルとして注目を集めている。ここからは、去年6月に京丹後市で行われた第1回世界長寿サミットに参加し、市とも10年に渡って町おこしの手伝いをしてきた松田が解説。市の”健康長寿”の取り組みは、市民・行政・産業・大学の四方よしを推進している好事例。2026年度高齢社会白書によると、去年3月末時点で京丹後市は、高齢化率が38.2%と全国平均・29.4%より高いものの、要介護認定された割合が19.0%と全国平均・19.7%より低くなっている。また、市のモデルは、第1回世界長寿サミット提言の「絆・コミュニケーション」、「食物繊維」、「運動」、「生きがい(IKIGAI)」を着実に推進していると言え、特に「生きがい(IKIGAI)」は重要視されている。そして、長寿を戦略として打ち出し、継続することで、高齢化率が上昇しても介護比率・社会保障費を抑制できる可能性がある。こういった取り組みは他の地域でも。愛媛県・宇和島市で廃校を利用して社会参加や交流の拠点を作り、介護認定率が低下した他、青森県・弘前市で健康推進プロジェクトが行われ、健康寿命が延伸するなどしている。京丹後市では今月25日、初めてのロンジェビティ推進会議が行われる予定。藤井は、ロンジェビティのキーワードとして「自立」が印象的だったとコメント。高齢化社会のポイントとして挙げられたのは、「きょうよう」×「きょういく」、「生きがい」。「貢献欲求」×「承認欲求」の3つ。「きょうよう」×「きょういく」は、「今日行く所がある」×「今日用がある」という意味。社会として具体的に何ができるかについて松田は、元気な高齢者に対するインセンティブや、高齢者に対する第二教育義務を課し、健康について学び・考え・行動する”社会の仕掛け”を作ることなどを例として話した。まとめとして、これからは活力ある高齢社会、シルバー社会改めプラチナ社会を目指すべきだとした。松田は、拡大するロンジェビティの市場は企業にとって大きなビジネスチャンスでもあり、高齢者の行動・活動・ 行動変容といったビッグデータを解析することで、ヘルスケアや交通・ファイナンスなど様々な分野への展開が期待されると語った。一方、世界でもロンジェビティに向け、来月に香港で行われる「アジア・ロンジェビティサミット」や、来年9月にイタリアで行われる「第2回 世界長寿サミット」などが予定されている。
全国の気象情報を伝えた。
早期のIPO・新規株式公開を目指すアメリカの新興AI企業・アンソロピックは、半導体大手・エヌビディアからの出資を受け入れる方向で協議している模様。ロイター通信によると、エヌビディアは最大100億ドル投資する方向で検討しているが、計画変更の可能性もあるとされている。
アメリカ・トランプ大統領が、「中間選挙に勝利した場合、成人1人につき5000ドル(約77万円)を支給する」と打ち出した案について、NEC・国家経済会議のハセット委員長は11日、これは真剣な提案だと訴えた。ブルームバーグ・テレビとのインタビューの中で、ハセットは「財政的に責任ある方法で実行可能」とすると共に、「アメリカには成長や富があり、大統領は多くを還元すべきと考えている」と述べた。
昨日投開票された沖縄県知事選挙で、自民党などが推薦した元那覇市副市長の新人・古謝玄太(42)が、現職の玉城デニーなどを破って初当選した。古謝は、アメリカ軍普天間飛行場の名護市・辺野古移設を容認しており、政府は移設を推進する構え。2006年に日米両政府が現行の移設計画に合意して以降、知事選で計画受け入れを表明した候補の当選は初めてとなる。
柳川はアンソロピックのニュースに注目し、アメリカでのAI開発の減速が業界全体や機械・素材を提供している日本企業にどのような影響をもたらすのか気になっていると話した。そして、日米中銀会合を目前に、年末までの為替の値動きについて、門田は「短期的に円高にいくリスクはあるが、持続的に大きな円高にはまだ至らないだろう」と述べた。
シカゴの株式先物の値動きについて伝えた。
エンディングの挨拶。
