2025年4月26日放送 22:00 - 22:30 テレビ朝日

THE世代感
80年代のゴールデンウィーク映像に“ないもの?を見つけろSP

出演者
後藤輝基(フットボールアワー) ホラン千秋 辺見えみり 池田美優 みなみかわ 那須雄登(ACEes) 
(オープニング)
若者が昔のG.W.映像で感じた違和感は?

きょうから始まった最大11連休のゴールデンウィークにちなみ、1970~1980年代のゴールデンウィークの映像からクイズを出題。

キーワード
ゴールデンウィーク三番瀬後楽園ゆうえんち恩賜上野動物園横浜ドリームランド
昭和世代が忘れているいつの間にか変化している事
令和世代は何に驚いた?

1988年・1983年の成田空港出国ラッシュと1970年代の横浜ドリームランド、1982年の後楽園ゆうえんち、1984年のデパートケン玉大会・上野動物園、1983年の千葉・潮干狩りの映像を流して見ていった。令和世代の意見から4つをピックアップしており、難しさにより獲得点数は高くなり合計得点の高いチームが勝利となる。

キーワード
ゴールデンウィーク後楽園ゆうえんち恩賜上野動物園成田国際空港横浜ドリームランド
昭和のゴールデンウィーク映像 10代・20代が驚いた事は?

まずはみなみかわが空港の行き先が電光掲示板じゃないと答えて正解となり10点となった。

キーワード
ゴールデンウィーク成田国際空港
空港の案内板がパタパタ式

現在、空港の発着案内はデジタル案内板が主流だが当時はパタパタと板が回転するアナログ式となっていた。音の様子からパタパタ式や開発したソラリー社の社名からソラリー式と呼ばれていたが、正式名称は「反転フラップ式案内表示機」である。1950年代、羽田空港では発着便の案内は場内アナウンスのみだったが海外の利用客増加に備え1964年に導入され駅の発車案内にも使用されていった。90年代からは徐々に移行し、現在はほとんどがデジタル式になっている。一部の空港ではまだパタパタ式は使われており、今もなお愛されている。令和世代が映像を見たところ、パタパタする動きをCG映像だと勘違いする人がいた。それは音楽番組の演出でパタパタCGを使用しているからであり、ザ・ベストテンのオマージュ要素が強いと言われている。ちなみにザ・ベストテンの演出家は空港の案内板を見て臨場感を出すためランキングボードを考案したという。

キーワード
ザ・ベストテンソラリー社京急川崎駅東京国際空港
昭和のゴールデンウィーク映像 10代・20代が驚いた事は?

次は那須雄登がスーツケースにハンドルの部分がなかったと答えて正解となり10点となった。

キーワード
ゴールデンウィーク
持ち手が伸びるスーツケースがない

現在の空港では当たり前に見かける持ち手が伸びるスーツケースだが、当時の映像では持ち手が伸びるタイプが見当たらなかった。1987年にアメリカで開発されたのがきっかけと言われており、持ち手が伸びるタイプを世に広めたのがパイロットやキャビンアテンダントである。当時から通常の旅行客はチェックイン時にスーツケースを預けて手ぶらで搭乗口まで移動できたが、パイロット・キャビンアテンダントは自分の荷物を搭乗口まで運ばねばならず持ち手を伸ばして運べるタイプは大いに重宝していた。それを見て当時の旅行客たちからも需要の声があがり、多くのスーツケースにこのタイプが導入され一般的になったという。最近は衝撃で開いてしまう事が少ないファスナータイプが普及し、現在は同じスーツケースを見つけるのが難しいくらい種類が増えている。

キーワード
Travelpro
昭和のゴールデンウィーク映像 10代・20代が驚いた事は?

次は池田美優がレジャーシートがみんな一緒だと答えて正解となり20点となった。

キーワード
ゴールデンウィーク
レジャーシートのデザインが一緒

レジャーシートに注目してみるとストライプ柄ばかりとなっていた。そもそも「レジャーシート」というのは1970年代にアサヒ興洋という会社が考案したとされ商品として販売。それまで敷物といえばござや新聞紙などが一般的だった。それらに比べレジャーシートは軽量でちょうど良いサイズ感のため大ヒット。技術力をアピールするためカラフルなストライプ柄を製作したらしいのだが、他社もストライプ柄をどんどん発売したため世の中はストライプ柄のレジャーシートだらけになってしまった。近年では座っても痛くないクッション性が向上したモデルやシートのふちが自立するモデルやシート上の砂を落とし下からは砂を通さない特殊加工モデルなどレジャーシートは日々進化している。

キーワード
EVAフォームマット(ダブル)アサヒ興洋レジャーシートデラックス
スタジオトーク

超難問「?が見当たらない」についてヒント「現在 行楽地では必ず目にする」「家族連れがいるところで見る」と話した。

今のG.W.では見かけるけどこの映像にないものとは?
昭和のゴールデンウィーク映像 10代・20代が驚いた事は?

映像を見ていって池田美優が「?が見当たらない」と答えた。

(THE世代感)
家族・子どもと言えば…「?が見当たらない」

池田美優は「家でお母さんが砂抜きするの大変」などと話した。

今のG.W.では見かけるけどこの映像にないものとは?
昭和のゴールデンウィーク映像 10代・20代が驚いた事は?

最後に池田美優はベビーカーが見当たらないと答えて正解となり30点となった。

ベビーカーが見当たらない

当時の映像では遊園地でも動物園でもベビーカーは見当たらないが、現在は当たり前のようにベビーカーを見かけるようになっている。当時はベビーカー自体少なかったのかというと、1974年のベビーカー普及率は88.5%で70年代には折りたたみ式ベビーカーも開発されていたとのこと。なぜ行楽地にベビーカーがないのかというと、世間でベビーカーに対しての目が厳しく首都圏では1973年から電車内のベビーカー使用が禁止になったが1999年にはほとんど解除されることとなった。今では電車に優先スペースがあり、動物園や遊園地にはベビーカー置き場が整備されている。またかつてのベビーカーは金属製であったため、今ほど快適なものではなく子どもに抱っこをせがまれベビーカーが荷物になることもあった。現在は振動を吸収するクッション性や暑さ対策でシートはメッシュ生地になっていたりと子育てに優しい時代になった。令和60-10昭和で令和チームの勝利となった。

キーワード
恩賜上野動物園
(エンディング)
次回予告

「THE世代感」の次回予告をした。

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