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「「世界一標高が高い空港」がある国は?」と出題。正解は「中国」。
「ネパールのテンジン・ヒラリー空港が「世界一危険な空港」と呼ばれている理由は?」と出題。断崖絶壁のそばにあり滑走路は527mという。
久田さんは海外旅行が好きで、ハイジャック機に乗り合わせていた。突然現れた犯人にCAも事態を飲み込めなかったという。犯人たちは拳銃と手榴弾を持っていた。久田さんはパスポート・お金・チケットなどを座席の下に隠した。窓のブラインドを全て下ろし屈強な男性をビジネスクラスに集めた。また、手荷物で通路を塞いたという。
ネッドレストのカバーで人質たちは目隠しを強要された。その後は犯人の指示があった時だけつけることを強いられた。犯人は5人で拳銃や手榴弾を装備し様々な色の目出し帽を被り、コードネームで呼び合っていた。チーフはボス、バルゲールはナンバー2で調整役、ドクターは華奢で秀才っぽく、ボーラは暴力的な大男、シャンカールは最年少で一番下っ端らしいという。要求も狙いもわからぬまま814便はパキスタン方面へ。インドとパキスタンは対立が続き、パキスタン領空に入れば追撃される。しかし犯人はパキスタンに入り給油を要求した。パキスタン政府は最低限の給油を許可し、飛行機はさらに西へと飛んだ。
柴田は「根性据わってる、みんなサイ・ババに会いたがっていた」などと話した。
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- インドサティヤ・サイ・ババ
「スコットランドのバラ空港は「ある驚きの場所」にあることで有名ですがそれは一体どこ?」と出題。正解は「砂浜」。
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- スコットランド(イギリス)バラ空港
「ドバイ国際空港の免税店で大人気の意外なモノとは何?」と出題。正解は「宝くじ」。
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- ドバイ国際空港
ビジネスクラスの方から背の高い女性が犯人に両脇を支えられて運ばれてきた。久田さんは近くにいたネパール出身のサブーという女性から日本語で話しかけられ席を移動した。犯人はビジネスクラスで目隠しを拒否した男性を殺害。機内の噂はヒンディー語で回っていたため、簡単な英語しか話せない久田さんは知らなかった。サブーが情報を教えてくれたという。バルゲールはひどく衰弱した女性を心配したのか話しかけたという。久田さんはバルゲールと会話した。犯人グループはパキスタンのイスラム過激派、ハルカトゥル・ムジャヒディン。久田さんは拳銃を向けられても毅然と答えたという。また、機内で見つけ久田さんとサブーを癒やしてくれたものはビール。一晩で11本のビールを空けた。
飛行機はドバイに着陸。ハイジャック犯はドバイでも給油を要求し、給油と引き換えに一部の乗客を解放した。子ども連れの親子や女性から解放されたが久田さんは解放されなかった。ドバイを出発。ハイジャック発生から16時間、機長たちは疲れ果てた様子でコックピットから出てきた。アフガニスタンのカンダハル国際空港にいることがわかった。当時タリバン政権下のアフガニスタンはほとんどの国と国交がなく交渉における格好の舞台だった。ハイジャック犯らはインドで囚われている仲間36人を釈放することを要求。バッテリーが故障し空調が停止した。国連からの救援物資が配られたが食欲もなく、食べない人がほとんど。しかし久田さんは食べていたという。また、日が沈むとマイナスに近くなる寒さで不衛生だった。アフガニスタンの軍隊が清掃をしてくれたという。
久田さんは日本の歌を歌うように要求された。国や思想が違っても通じるものはあるという。ハイジャックから4日目。要求が受け入れられず犯人たちは苛立ちを隠せない。バルゲールは乗客へ恐ろしい通告をした。久田さんの心を支えた存在はサイ・ババだった。6日目に事態が急転。インド政府が交渉を始めた。交渉の末、組織の指導者の釈放を決断。8日目、バルゲールは素顔を見せ人質たちの前から姿を消した。犯人5人はすぐに逃走し、ハイジャックから25年経った今も行方はわかっていない。
帰国の時には久田さんはメディアから注目されていた。久田さんは帰国した翌日からリフォームの営業の仕事に復帰した。契約もできたという。
マレーシア航空370便は謎に包まれ消えた旅客機。2014年3月8日、クアラルンプールから北京へ向かい消息を絶った。7年ぶりに捜索が再開された。
マレーシア航空370便はクアラルンプールを出発。北京まで6時間のフライトだった。離陸から38分後、交信し管制網から姿を消した。軍のレーダーの記録によるとマラッカ海峡へ、通信衛星と1時間に1回自動交信を行っていた。マラッカ海峡を抜けた後南に旋回し、南インド洋で7時間にわたって飛行し消えた。2015年に機体の破片が発見されている。事故の原因はテロによるハイジャック説があり、乗客の中に偽造パスポートで搭乗していた人物がいたことが判明。また、火災などのトラブルが発生し、自動操縦装置によってゾンビのように飛び続けたゾンビプレーン説などがある。
今年2月南インド洋での捜索が再開された。航空専門家のジャン・リュック・マルシャンさんは370便は最後まで人の手によって操縦されていたと考えている。誰かの操縦により長く滑空した末に海上に不時着水したという。旋回をするには機体の傾きを38度にする必要があるが、自動操縦装置では通常25度以上傾くような旋回はできない。急旋回は各国の管制区域の境界線を巧みにかいくぐるものだった。
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操縦していたのはかなりの熟練した技術をもつ人物に間違いない。機長の自宅にあったフライトシュミレーターで南インド洋へのルートを確認した形跡があった。反社会的言動・精神的ストレスなど異常な兆候は報告されていない。機長は副操縦士を追い出し、客室内の空気を減圧し乗客たちの自由を奪ったと考えられる。客室内にある酸素マスクは20分ほどしか機能しないが、コックピットにある酸素ボンベは通常10時間近く持つ。ペナン島では携帯電話の発した電波をキャッチしていた。携帯電話の持ち主は副操縦士だったという。
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