ノルウェーのハットフェルダルへ。ここではサーミの文化を学んだり結びつきを強めるための短期セミナーが行われていた。摩耶さんは11名の子供たちと一緒にサーミ語やアイヌ語でじゃんけんを学んだ。さらに摩耶さんはアイヌ民族に伝わる伝統楽器「ムックリ」を子供たちに手渡した。鳴らし方は子供たちに任せるという。摩耶さんが正解の鳴らし方を披露すると、子供たちは不思議な音に興味津々だった。翌日のキャンプでは、子供たちがサーミの伝統的な住居の設営やトナカイを捕まえる投げ輪の練習などを行っていて、先生いわく子供たちにサーミのアイデンティティーを教えるために重要な授業だという。