不動産情報サイトの運営会社の集計によると、8月の東京23区のマンションの平均家賃は、30m平方以下の単身向けで10万3952円(アットホームラボ調べ)。1年前より10.6%値上がりし、2015年の調査開始以来、最も高くなった。調査した会社は、リモートワークから出社しての勤務に戻る動きが進み、利便性の高い物件への需要が強い中、貸し手側がコストの上昇分を転嫁する動きが広がっていると分析。家賃が大きく上がる中、別の不動産情報サイトの運営会社がことし4~5月にかけて、首都圏1と3県社会人を対象に行なったネット調査(ライフルホームズ調べ)。20代では「実家暮らし」が37.7%と最も多くなり、1人暮らしの27.7%を10ポイント上回った。30代、40代も実家暮らしが1人暮らしをいずれも6ポイントほど上回った。実家暮らしの理由を尋ねたところ、20代では「貯金をしたい」48.6%、「1人暮らしの費用が払えない」40.4%。ライフルホームズ総合研究所・中山登志朗副所長は「(東京で)若年層、単身層がたくさんいる。転入超過の状況が起きている。来年の繁忙期1~3月あたりも、賃料が現状より、さらに上る可能性がある」などと述べた。
