プロ野球・巨人で長くエースを務め、35歳でオリオールズに移籍した菅野智之投手を上原さんが取材。新しい環境で投げ始めた菅野投手はスプリットとスライダーに対する周囲の反応が日本とは違うことに気付いた。菅野投手が自信を持つスライダーは去年変化球の中で最も多く投げた球種だった。ところが大リーグではそのスライダーではなくスプリットが評価されている。スプリットが評価されている理由について上原さんは「スプリットみたいな打者が打とうとしたときに落ちるボールを投げるピッチャーは外国人選手には少ないというところで評価されてる」などと話した。菅野投手が入団したオリオールズはレッドソックスやヤンキースなど強豪揃いの地区に所属している。それでも近年は若手野手が台頭し、2年連続でポストシーズンに進出している。42年ぶりのワールドシリーズ制覇へ、菅野投手は先発投手陣の一角として大きな期待を集めている。菅野投手は「1年間ローテーションを守って30試合以上先発するのが目標。ワールドチャンピオンを目指し、その中の中心にいられるように頑張ります」などと話した。