横浜で行われていたTICADは今日横浜宣言を採択して閉幕した。横浜宣言では経済・社会・平和と安定の3つを柱にした協力案がまとめられ、アメリカによる保護主義的な動きや中国の巨額融資による借金漬けの現状などを念頭に自由貿易の推進や債務問題への対応などを盛り込んだ。石破総理は期間中日本政府・企業とアフリカ間で過去最多となる300超の経済協力文書を締結し、官民の連携を強く打ち出した。一方自民党では石破おろしの動きが活発化しているものの、直近で韓国の李在明大統領やインドのモディ首相が訪日する予定となっているなど外交日程が過密になっていて、石破おろしの防波堤になっているとの指摘もされている。