矢嶋さんは「近年競争力の低下や輸入の石油とかが上がっているので貿易・サービスの赤字が非常に顕著で、所得収支がプラスになっています。よく比較されるドイツと比べると、日本は企業の海外進出が進んで、海外投資による所得収支が増え、それが経常黒字というのが日本の特徴になっていました。ドイツの経常収支と比べると貿易収支がプラスになっているということは、国内で設備を作り、そこで人を雇って利益を上げ国内の還元が強いという形になっているので、日本もこの経常黒字は確保する中で貿易のところを増やしていくという努力が必要ではないか。この数年で状況が変わったが2点あり、1つはデフレからインフレになったので企業の設備投資意欲がものすごく上がっていること、もう1つは世界的に見た時に分断化が進んだ中、日本の再評価が起こっているという話もあるが実際に投資の中で起こり始めているのは、中国とのサプライチェーンの組み替えでそれが日本に向かい始めている事実。企業は基本的に毎年使える電気を確保することが重要になると思いますし、その先にデジタル改革が必要になってくると思います」などと話した。