有権者が約9億7000万人いるインドで明日から総選挙。モディ首相率いる与党と野党が格差や若者の雇用などを争点に選挙戦を繰り広げている。投票期間は4月19日から6週間。結果は6月上旬になる見通し。モディ首相の3期目続投が有力視されている。モディ首相は賛否両論ある人物だがヒンドゥー教徒が大半を占める支持者は彼の全てを支持している。インフラ整備の実績はモディ政権の強みの一つで、治安も良くなったと有権者は語る。失業率と物価の高騰が大きな問題だという。ソーシャルメディアを使ったキャンペーンをするなど、インド人民党の支部では勝利のための活動を行っている。与党はロシアとウクライナの対立において、戦闘を休止させてインドの学生を避難させたというモディ首相の功績を選挙CMとして流しているが、インド外務省までもがこれを正確ではないと否定しているが、若本たちに聞いてみたところ与党の主張を疑問視する声はわずかだった。有権者になにを真実と信じさせるかが最終的に投票行動に影響を及ぼすのだという。
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