米粉のダマになりにくい特徴をいかせるホワイトソースはクリームコロッケやパスタなどに使用できる。小麦粉で作る場合に小麦粉をバターで炒める。小麦粉をバターでコーティングしグルテンをできにくくするが、グルテンができると食感が悪くなってしまうという。さらに小麦粉は糊化温度が低くダマになりやすく、粗熱をとってから牛乳を少しずつ加える丁寧な作業が必要になる。米粉で作る場合にはグルテンがないのでバターで炒める必要がない。火にかける前にフライパンに米粉と牛乳を入れてよくかき混ぜ火をつけ加熱しながら混ぜると材料を混ぜるだけでホワイトソースが完成する。塩コショウで味を整えバターなどを加えれば様々な料理に使用できる。3品目は米粉のから揚げ。米粉を使用するとカリッと感の強いから揚げに。下味をつけた鶏肉に米粉をまぶし、油で揚げたら完成。所は米粉で作ったから揚げの味の感想にカリッとしていると答えた。こんなにも違いが出るのは小麦粉に含まれるグルテンなどのタンパク質は油と馴染みやすく、小麦粉と米粉の油の吸収率では米粉のほうが低い。そのために米粉の唐揚げのほうがカリッと感が強くなるという。また時間が経過すると揚げ物がベチャッとするなどの問題も、米粉を使用することでカリッと感が長続きすると伝えた。