モスクワにいる野田さんと中継。野田さんは「野党やNGOは与党が強行する理由に、今年10月に予定されている総選挙があるとみている。選挙前に与党に批判的な団体やメディアの締め付けに利用し、選挙で勝利し、政権を維持しようとしていると反発している。またEUとの対立も辞さない与党の強気な姿勢の背景にはロシアとの関係を簡単には切れないジョージアの状況があるとみられる。ソビエト崩壊から30年以上がたち、若い人の中にはロシア語を話さない人も増え、国内の一部を実効支配されてることから、反ロシア感情は根強いものがある。一方でこのところの経済環境をみると、ロシアとの関係は深まっている。ロシアによるウクライナ侵攻後、ジョージアはロシアに対する経済制裁には参加せず、名産のワインなどの輸出が増加している。ロシアから逃れてきた人達が新たに企業を立ち上げるなど、ジョージアの経済成長に寄与しているなどの分析もある」などと話した。